ブラウザ三国志　武将カード寸評

カミソリなんとかさんが「みんなで幸せになろうよ」と言ったので、
みんなが市場で富を得られるべく、トレードにおける基本的な知識、市場原理、あとちょっとした入札方法を書いてみるっすよー。

ちなみに自分は、経済学未専攻・株取引未経験、行動心理学=評価D等、輝かしい経歴を誇っているので、
知識のある人がここを読んで、「何を言い出すのこの人……」とウププになっても、名指しで笑わないでほしいの。



多くのプレイヤーが売買で賢く立ち回って、より市場が混沌となることで、
プレイヤー間の格差が広がり、勝ち組と負け組にわかれますように。

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●TPと市場の原理（基礎）


施設を建設していく以上、プレイヤー毎に保有するＴＰは微量ではあるが増加していく。
資産が増えれば、入札でより落札できるように、つぎこむＴＰも増えていく。
カードが高値で売れれば、他のプレイヤーもそれを見て高値で出品する。入札額も高くなる。市場はゲーム後半確実にインフレする。
手数料によってそれを抑制し、兵士の損耗によるTP獲得を撤廃したところで、もともと合成で消耗されるものであるＴＰは「ある程度あればよい」ものにはならない。
貯めればそれだけ高価なカードを多く揃えられる。多額のＴＰを払えばそれだけ元手を回収する必要がでる。
Ｃを売って、その分Ｒを買いそろえた、というように普通のトレーディングカードのように終わるわけではない。
武将の育成のために、ほとんど無限にカードを買い揃えていかねばならない。
貯蓄の概念が少なく、相続することが不可能な資産と考えれば、どうしてもＴＰ自体の価値は下がっていく。
mixi鯖では、次ゲームへのＴＰ持越しができないのでなおさらインフレは加速する。

優秀なカードは値上がりし、屑カードは供給過多を起こす。インフレはしょうがない。
これに対し、最も簡単なＴＰの稼ぎ方は、課金してカードを集め（資産を増やす）売り払う（資産を運用する）こと。

結果、武将育成においてもより課金したものが優位となり、無課金プレイヤーとの差が増える。
進行中のワールドにおける新規参入者は、カモの様相を呈してくる。
ちなみに、頻繁におこなわれるワールドの増加は、新規のプレイヤーに、平等に競える場を提供するためのもので、
決して「スタート時に課金する事で後々国力に差がついて有利となる」と考えるプレイヤーを、呼び込むためのものではない　と信じたい。


「資本主義の根絶、それこそが資本論。
　プロレタリアがそれを成す！　　俺が……俺たちが！！　マルクスだ！！」

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●売買の基本

商売でもうけるためのモットーは「安く仕入れて高く売る」
あたりまえすぎて、へそが茶を沸かす前にカップにミルクを注いでおくと、丁度いい温度でミルクが攪拌されておいしく飲める。
できるだけ安く入札するために、

・開始価格が安い出品をねらう
・入札数＝競争者が少ない出品をねらう
・落札時間までに、より多くの出品（掘り出し物）を確認する


できるだけ高額で落札されるために、

・開始価格を高く設定する
・開始価格を安く設定し、より入札を増やして高騰させる
・落札日時までの期間を長くすることで、多くの購買者の目にふれるようにする


多少矛盾しているものの、考えうる方法としてはこれが元になる。
落札日時は一律、出品された翌日の午前１０時。午前０時直後に出品すれば、最大３４時間展示されるため、そのカードをほしがる人の目に止まりやすい。
また土日・休日はログインするプレイヤーが増える＝出品・入札が増えるため、カードが市場に出回りやすく、かつ売れやすい。
出品時の価格は、他の出品者の価格と比較して、高く、安く設定されることになるので、出品カードの多い時に市場を回り、相場を判断しておこう。

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●価格設定

任意のカードを引く方法がない以上、カードを必要とするプレイヤーは必ず存在する。
ＢＰの稼ぎ方として、最も容易な方法は、屑カードを安値で大量に購入して破棄（１枚ごとにＢＰ３０獲得）すること。
１０枚のカードを各１０ＴＰで購入できれば、３枚ブショーダスライトを引く事ができる。この場合ＴＰ１＝ＢＰ３に相当する。
これを利用して、ライトで良カードを引き当てて資産を増やそうとするギャンブラーも少なくない。最低価格で出品すれば必ず９ＴＰ以上獲得できる。

※この方法でＲカードを引き当てようとする場合、仮にＲの排出率が0.4％とすると必要ＢＰは２５０００≒ＴＰ８３３３。
　売却して８３３３ＴＰ以上を手に入れるためには、１１６９１ＴＰ以上の落札が必要になる。
　しかしそれほど高価なＲが0.4％以上の確率で排出されるかは疑問。購入に必要な価格も１０ＴＰを上回る事が多い。
　よほどの強運持ちか、カード引きたい病に罹患された方以外は、普通に売って普通に引いたほうが無難。

「貴重なカードを１０ＴＰで売り出して、安値で落札されると恥ずかしいし……」と下校時に申されるピンク色の人、ドンマイ。
よほど遅く出品したり、カードが不人気だったりというわけでも無いかぎり、まず入札が入る。
この場合入札者は、他の入札者に負けないよう、相場を判断して高額TPをつぎこむ。
結果、妥当な価格で落札されるので、序盤のＴＰの出回りが不足、またはゲーム終了間際で手持ちのＴＰが不足といった時期をのぞけば、適正価格で落札される。
「おい……Ｒ袁紹が不当に安いぞふざけるな」となっても、それが自分以外のプレイヤーの判断。
排出率と価値は必ずしも一致しない。じゃあ君はＲ袁術にＣカードの２５０倍の値段をつけますか。
いいえ、それを捨てるのは第二木曜日です。

どうしても高く売りたいなら、落札日時を過ぎても入札されていないカードと、入札数が１、２程度のカードの開始価格を比較する。
開始価格が３０ＴＰ前後なのに、２００や３００で売れ残っているものは除くとして、
入札されてるカードに＋１０〜１００TP上乗せして出品するといい。上乗せする量は、「他のカードに入札するならどれだけ上乗せするか」に等しい。
うまくいけば、駆け込み（後述）入札狙いや、即落札狙いのプレイヤーが購入してくれる。
しかし、その値段を見て、より売れるように他のプレイヤーが出品価格を抑えてくるのは必然なので注意。
結果、相場が少し下がり自分の出品だけ売れ残っては元も子もない。または、それを狙ってより安く出品すると、大抵入札数が増える＝値段がつりあがる。

もちろん、先んじて出品すれば、入札者は市場の出品数が少ない中で入札するしかないのだから需要があれば入札が入る。
要は需要と供給。また当たり前のことに帰結するー。


ちなみに、
排出率と価値、をもう少し掘り下げてみると、市場の相場がかなり適当な事がわかる。
ライトにおけるＣの排出率は77.5％、ＵＣの排出率は22.5％。（４〜５００枚引いた結果での統計資料なのでおおよそ）
単純にＵＣはＣの３.４４倍の価値があると考えられる。
ただ、ＣとＵＣでは排出率以上に能力値やスキルの種類で、希少価値以上に価値が変わってくる。
単純にＵＣ曹操はＵＣ楽進のN倍の価値という風には判断できない。
多くのプレイヤーが、「これくらいの期間に獲得したＴＰとこれくらいのカードを売って得たＴＰ分の価値がある」
「このカードは中々引けなかったので、今まで引いたこれくらいのカード分のＴＰを合わせてこれくらいの価値」と判断する。

「誰だってそーする。俺もそーする」

ゲーム終了までに１枚も引けないカードだってある。ＵＣ劉備を引きまくる人にとって、槍兵の強撃持ちカードは価値が低くなるし、
何度合成しても石切知識がつかない……「しのう」　という人にとっては、槍兵防御持ちのカードへの需要は高い。

相場以上にＴＰをつぎこんで落札したら、翌日同じカード引いたぜ！ なんて日常茶飯事。
カード資産の収入は、ランダムで決まるので、カードの相場は人によって変わる。市場で得した損したよりも、実は運の要素の方が強い。




※数字が好きな人、またはゲーム終了間際に手持ちのＴＰを計算したい人に

落札価格（＝ｎ）から受取額を求める計算式。端数は切り上げ。

・落札額が０〜５００ＴＰの場合
　
　受取額＝ｎ＊（９/１０）

・落札額が５０１〜１０００ＴＰの場合

　受取額＝ｎ＊（４/５）＋５０

・落札額が１００１ＴＰ以上の場合

　受取額＝ｎ＊（７/１０）＋１５０

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「うわーん、ジャイ庵ばかり良いカード引いてくやしいよー、何とかしてよデレーメーン」
とくやしがる人が出るのは当然。ランダムなのだから。

そんなとき、デレーメンがポケットから課金ダスを取り出したら気をつけて。

課金ダスでカードを引けば資産は増える。その中から不要カードを売り払えばさらにＴＰ資産も増えるのは確か。
でも、課金すれば誰でも等しく資産が増えるわけでは決してない。
３０００円つぎこんでＲ３枚、ＵＣ２枚なんて人もいれば、
万単位つぎこんでようやくＲ公孫瓚引きました。友人はライトでＲ趙雲引いてました。　ﾌﾟﾌｰ　ｸｽｸｽ

あるある。
ちょっとしたＣＲブショーダスですね。
※ぱちんこは噂によると換金できるところもあるとか。ブラ三はＲＭＴやアカウント譲渡を禁止してるよ！


「じゃあどうするよ……」
しょうがないなあ。のびのびと育つ少年は。
ちょっとだけ、市場でもうける小技を考察してみたので、次頁に記載するなりよ。
でも実際にやって失敗したり、さらなるインフレを招いたりするかもしれない。
「オラなんだかワクワクしてきたぞ」と動悸が激しい悟空さは、トランクスが未来から来なかった場合、心臓病で死んでる。



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