Solaris,ZFSでいろいろ試してます

IPネットワーク上でSCSI接続を行うiSCSIの提供側であるTargetを設定します。

まず、SUNWiscsitgtというpkgを入れておく必要があります。
SUNWiscsitgtSun iSCSI Target

iscsitgt service をenableにします。
# svcadm enable svc:/system/iscsitgt:default
# svcs iscsitgt
STATE          STIME    FMRI
online         21:48:01 svc:/system/iscsitgt:default

iSCSIで使用するエリア(ZFS Volume)を作成します。~
容量固定になります。後から変更は可能です。
# zfs create -V 4G rpool/iscsivol
# zfs list rpool/iscsivol
NAME          USED  AVAIL  REFER  MOUNTPOINT
rpool/iscsivol     4G  98.0G    16K  -

zfs properties の設定で iSCSI共有を有効にします。~
確認はiscsitadmコマンドで。
# zfs set shareiscsi=on rpool/iscsivol
# iscsitadm list target
Target: rpool/iscsivol
    iSCSI Name: iqn.1986-03.com.sun:02:7e5dd20c-451a-69c8-a4df-d1ea0aaea55a
    Connections: 0

Windowsから使うには、Microsoft iSCSI Software Initiatorをインストールして、~
Discovery→Logonでコンピュータの管理のディスクの管理画面にディスクが見えます。
あとはフォーマットすればローカルディスク(SCSI-HDD)として使用可能です。

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