基本設定
私の妄想は基本的にはすべて“レーヌ”と呼ばれる惑星で行われている。これは地球よりちょっと小さい岩石惑星で、ある時は地球のように恒星の周りを公転し、またある時は何らかの理由でそこから逸脱し、絶対零度の宇宙空間を彷徨ったりしている。
そんな気ままな星の上でも、生物達は逞しく生き長らえ、文明を興しては滅びを繰り返してきた。
私はそんな彼らの儚い営みを“紀”という単位を用いて分割(紀分法)し、把握している。
この紀とは、とある支配的な文明が発生してから完全に滅亡するまでを1として数えるものであり、例えば第三紀といえばエーテル結晶の常温下解放技術の発見による魔法文明の成立から、成層圏におけるエーテル膜の堆積による魔法文明の崩壊までを指す。
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