篝 橙八 (かがりとうや)

概要

主人公。白鳳北学園2年B組。姫鶴家に居候しており、由貴とひなたとの3人暮らし。
生活費を納めるためにカレー屋「まは☆ら〜じゃ」でバイトをしている。
誰かが傷つくことを病的に恐れており、それを防ぐためなら自分の命すら差し出すほどの性格。
300mも離れた先のディスカバーコールを聞くことができる。

D発症者

13年前にドライブを発症したイレギュラータイプ。能力は血液操作。
リッパーと同様に精神汚染がなく、ゼクス同様にフェーズ1のまま進行していなかったが
幼い体はその力に耐え切れず、己の血に浸食され衰弱していた。

幼少時代

13年前にドライブを発症したためワダツミ研究所に連れてこられていた。

治療と研究が行われていたある日、母から「蒼い眼の少女」を紹介され仲良くなっている。
その後、少女が苦しんでいることを知り、彼女を救うため研究所からの逃走を決意。
追っ手から逃れるためドライブを使用してしまい急激に浸食が進んだ結果、6歳という若さで死亡した。

しかし、その後のワダツミにてエンブリオが、黒い嵐となった原初の魔導書を事象干渉によって「篝橙八」に作り替える。
そして彼は「ワダツミの生き残り」として新たな人生を歩むことに。
ワダツミで母を喪った彼は、施設に預けられることになった。

CODE:EMBRYO

ある日、鈴の音に誘われ閉鎖特区に侵入。D発症者、そしてEsと出会い、物語の渦中へ飛び込むことになる。

また「魔導書」を持っていると言われ、十聖などから狙われることになるが本人に自覚は無かった。
しかしリッパーの手により魔導書を暴走させられたことで、自らの力を自覚していくことになる。

物語の佳境、エンブリオ精錬の場でゼクスとの戦いにてEsからの干渉により魔導書の扱い方を知る。
コード:ソウルイーター起動。覚醒解放(エクスブレイズ)。
ゼクスを境界へと落とし、「原初の魔導書」と「エンブリオ」に纏わる物語に決着をつけた。

なお魔導書が暴走した際にリッパーのクリスタルから大量の魔素を吸収しているが
この暴走を抑制できなかった場合はバッドエンドとなる。
黒きクリストタルと化し、約束を守ったEsによって破壊されるか
「闇の獣」となり街中の人々を黒い嵐のように消失させたのちゼクスに始末されるか。

LOST:MEMORIES

冥の下でユニオンの拘束任務を手伝っている。
原初の魔導書を操りムラクモを扱えるようになっており強いことは強いが、戦闘にはまだ慣れていないとか。
またディスカバーコールを聞くだけで、相手の晶石の位置やフェーズまで分かるようになっていた。

※橙八が魔導書を操れたのは、C;Eでのリッパーとの戦いで魔導書が暴走した際に吸収した大量の魔素があったから。
 ただしフリークスとの戦いでその力を吸われたため、その後は魔導書をうまく操れなくなっている。

本来の歴史にいて、フリークスによって殺害されている模様。
それは何度繰り返そうとも、変わることは無かった未来だった。

Esが再び現世に現れ、そしてフリークスと対峙した際。
自らの、「篝橙八」の力で血液を操り「赤い剣」を生成、Esらと共にフリークスを打倒した。


サブメモリーでは、自らの過去を知りたいと願っていた。
ワダツミの真実、そして自分と母親に会ったことを知りたいと願い、名に調査を依頼する。
しかし想像以上の真実(自身がワダツミ以前に死亡しており、その後作り直された存在であることなど)を知り
一時的に自身の存在に疑問を持っていた。

それでもワダツミ事件の真相、そして幼い自分の行動や母の想いを知り、迷いは晴れた。
母が、幼い自分がそうしたように、今の「篝橙八」がそれを受け継ぐと決め、正式に対能力者兵士として戦うことを決めた。
そしてその先、ワダツミのような事件を起こさないために、世界中にあるという窯を壊す決意をしている。

Es (えす)

概要

御剣機関所属、対能力者部隊(スレイプニール)の優秀な兵士。
発掘兵装であるムラクモを操り、普段はD発症者の拘束を主な任務としている。

御剣機関の感知システムを搭載しており、存在共鳴を聞くことができるほか
魔素の吸収量を見ることで、クリスタルを目視することなく対象ユニオンのフェーズを判定することができる。
更に対象の虹彩を確認し、御剣機関のDBと照合して対象ユニオンの情報を得ることができる。

プリンだいすき。

出自

人間ではなく、鵜丸によって創造された人工生命体(ホムンクルス)。
そのため2日に1度はメンテナンスを受けないと運動能力が格段に低下してしまい、限界を超えると死亡する。
なおその場合は体が溶けて消滅するよう、鵜丸に調整されているという。

エンブリオの器の予備として造られた「エンブリオストレージ」。略してEs(えす)
鵜丸によれば「眼が赤い、コイツは失敗だ」とのことで、即廃棄しようとしていたが、
対能力者兵士として調整し、使いまわすことにした。

ドライ曰く、ユニオンのクリスタルを器として製錬された仮初めの魂。
条件の合う素材(ニク)を合成し培養された仮初めの身体、とのこと。
肉体が有機物であることは、Es−Nとの対比でも語られている。

CODE:EMBRYO

閉鎖特区でD発症者に襲われていた橙八と接触、姫鶴家に居候し彼を監視することになる。
学校にも「御剣えす」の名で転校し、橙八たちと同じクラスになっている。

人間らしい感情を持たず、常に鵜丸の命令を最優先に遵守するが、橙八たちと過ごすうちに
意思を、心を有し、創造主の命令よりも自分の意志や仲間たちへの想いを優先するようになる。
鵜丸はそれを「バグ」と呼んだ。

ワダツミ研究所にてゼクスの手により境界に落とされる。
その中でひなたの意志と出会い、エンブリオを継承し、境界の底にいるマスターユニットに触れた。
そして事象干渉によりひなたを家に帰し、橙八を「起点事象」に送りゼクスを打倒させる。

以降、境界と現世の狭間の世界に「ツクヨミのセカイ」を創りだし
橙八たちのいる世界と境界とを断絶、エンブリオとして境界の奥底で眠りについた。

LOST:MEMORIES

エンブリオ事件後、新横崎市に現れた吸血鬼に橙八たちが全滅させられたことを知る。
彼女にはもう世界を創り変える力は残されておらず、悲劇が起こる前と「完全に同じ条件」の世界を
作り直すことしかできなかったが、何百回以上いくら何度繰り返しても結末は変えられなかった。

絶望した彼女はツクヨミのセカイをファントムフィールドに作り替え自らの記憶を封印したが
「いもうと」と「わたし」が迷い込んできたことでノーバディとして交流。
「わたし」の力によって、橙八たちの世界に器を作り、そこに記憶を送り込むことで転生した。

転生後は記憶を失っており自分の名前「エス」だけを覚えていた。また左目が開かない。
橙八たちもエスのことを忘れており、それでも彼女に対して変わらず親身になってくれていた。
記憶がなくともプリンへの情熱は残されていたらしく、つい手に取ってしまう。
結果、プリンを食べたことで記憶を思い出した(プリン→好き→橙八→いろいろ)

更にフリークスとの戦いにおいて、自分がここに来た理由も思い出す。
「わたし」は語る。Esが持つ、想いを形にする力。一度きりの、正真正銘、奇跡の力。
強く願えば願うほど、この力は強くなる。
示幻干渉虚数方陣展開。幻影の魔導書(ファントムメモリー)、覚醒解放(エクスブレイズ)。

フリークスが打倒されキリとしての魂を取り戻した彼の最期を看取った。
(エンディングのスタッフロール中に、キリを見舞うEsらしき画があるため死んでない模様?)

その後は橙八たちもEsの記憶を取り戻した。
多少の力は失われたが、冥の元、対能力者兵士としてアルバイトをすることに。
また冥の手引きにより、またひなたたちと同じ学校に通えることになった。
なぜかエルスと毎日通信しているらしい。


姫鶴ひなた (ひめづる)

概要

姫鶴家の次女。誰にでも優しく温和な性格。家事が好きで姫鶴家の家事を殆どやっている。

幼少時代

蒼い眼のエンブリオとしての素質を持つ少女。
12年前にその正体が知られ誘拐されてしまい、ワダツミ研究所に連れてこられれる。
「扉の向こうの誰か」と会話しろと言われるが何度話しかけても成功せず、研究者から暴力を振るわれていた。

ある日、篝涼子が息子の橙八を遊び相手として連れてきたことで、彼女にも笑顔が戻る。
しかし橙八が彼女を逃がそうとした際に死亡してしまい、再び絶望へ。
そしてエンブリオ精錬実験。真っ黒な世界に包まれた彼女の耳に声が聞こえる。「何を望むのか?」
その声に彼女は、橙八のことだけを思い続けた。(その事象干渉により原初の魔導書が橙八になる)

ワダツミ後、事象干渉で自らを作り替え、今の姿となる。
天ノ矛坂彗と篝涼子の尽力によりアベンジへ、アベンジから由貴へと引き渡される。
それ以前の記憶を失っているが、施設にて姉由貴と橙八と共に過ごしていた。
そして姉が成人した際、姫鶴家へと引き取られることになる。

本編

普通の少女として過ごしていたが、実際には橙八たちが幸せになれない世界になった時
エンブリオを暴走させて何度も何度も事象干渉を引き起こし、平和な日常を作り直していた。

また鵜丸にエンブリオであることが露見し誘拐された際には、ゼクスによって境界に落とされる。
身体を失ったことで事象干渉もできなくなるが、続けて境界に落とされたEsにエンブリオを継承した。
その後、Esの事象干渉によって姫鶴家へと戻される。今度は本当にただの少女として。

エンブリオ事件後は、姉同様に医療関係に従事したいと、看護師になる勉強を始めた。


久音=グラムレッド=シュトルハイム (くおん)

概要

魔導都市イシャナの魔術学校に通う学生。名家シュトルハイムのお嬢様。
正義感溢れる正確で、間違ったことを見逃せないが、トラブルを起こすことも多く
「爆炎の魔女シュトルハイム」の異名を持ち恐れられている。
火の魔法を得意とし、十聖になれる器とも呼ばれる逸材である。

母の日本人としての血か、親友エルスの影響か。日本のいわゆるオタク文化が好き。。
アニメにも詳しいほか、表立っては言えないような薄い本にも興味が強いらしい。

CODE:EMBYO

罪を犯し逃亡した十聖を追う任務を与えられ新横崎へとやってきた。
逃亡した十聖の長であるゼクスが彼女の兄であることから、説得できる可能性を求められての抜擢であるが
彼女にとっても兄ゼクスに真意を確認できるチャンスであった。

成功報酬として十聖への任命を提案されたが、いずれ実力でなるとして断っている。
ちなみに今回の任務の詳細は、母親には知らせていないとか。

十聖が橙八を狙っていると知り、真意を知るたEsの護衛任務に協力する。
その為に姫鶴家の居候となり、また同じ学校にも転入してきている。
(ちなみに橙八と同じクラスに転入してきているが、実際には橙八より1歳年上である)

十聖と相対するため、魔導協会からイザヨイの使用を許可されている。
ルートによってはこれで兄ゼクスを封印するが、代償として視力を失うことになる。

LOST:MEMORIES

エンブリオに関する事件後はイシャナに戻った。
しかし魔導協会の上層部を殺害した犯人が日本に逃げたことで、現地に詳しい彼女に追跡任務が与えられる。
さり気に日本にきた後、橙八たちには任務と偽ってエルスとアキハバラに行ってたりもする。

日本で再会したツヴァイの弟子になっている。
またその後、イシャナにて新・十聖に選ばれたとか。


天ノ矛坂冥 (あまのほこさかめい)

概要

当代の「天ノ矛坂の巫女」。そんな気がするというレベルだが蒼を感じ取ることができる。
魔導協会の陰謀によって天ノ矛坂家が没落したことで、協会関係者を強く憎んでいる。
鵜丸によれば「スリーサイズはうえからナナ…」らしい。

白鳳北学園の1年生で無遅刻無欠席の皆勤賞。幼いころから大人と接触する機会が多く、
逆に同年代とのコミュニケーションを苦手としているためか、友達いない。
橙八たちとプールに行ったのが初めての同年代との「お出かけ」だったくらいである
(なお泳げないため、浮き輪完備でお子様向けプールにいた)

なお作中では天ノ矛坂家の「当主」だったり「次期当主」だったりと一定していない。

本編

ワダツミにて母を亡くし、父は意識不明となったため、若くして天ノ矛坂家の使命を受け継ぐ。
年齢が1ケタの頃からD発症者に関わっており、それ故に戦闘能力も高い。

御剣機関のD発症者対策に協力することで、意識不明の父の治療費を捻出している。
鵜丸にも都度念押し(脅迫)されており、そのため御剣機関の指令に逆らうことができなかったが
橙八たちを救うため、たとえ父を喪うことになろうとも、御剣機関/鵜丸に反目することを決意する。

シナリオによっては、ゼクスによってドライブを発症してしまう。
能力等は不明で、またその後の結末についても語られてはいない。

エンブリオ事件後も引き続き御剣機関の下でD発症者対策に携わっているが
そのうち大きな社を建てて、巫女アイドルグループをプロデュースし大儲けする計画を立ており
「御剣機関なんぞに世話にならん」とのこと。

事件後の橙八に関する調査にて、自分の母や当夜の母のことを知り
自分も想いを受け継ぐことを決意する。天ノ矛坂の巫女として、そして娘として。


鵜丸総一郎 (うのまるそういちろう)

概要

御剣機関新横崎支部、第七研究所の所長。
現在はD発症者の保護管理を統括しており、Esや冥にも指示を出している。
常に飄々として本心を見せないが相当の切れ者で天才。可愛いもの大好きでEsの服も彼のチョイス。
橙八の監視のため白鳳北学園を買収し、その理事長に収まっていたりもする。

過去

両親の仲が悪く14歳の時に母が父を殺し自決。彼はその様子を見ていた。
それを見て彼は笑った。意味のない争いで意味なく二人が死んだことに。"
その原体験によるものか争いを嫌っており、人類が争い無く平和に過ごす世界を望んでいる。

青年期にワダツミ研究所でT−システムを開発。
エンブリオ精錬により黒い嵐を引き起こすも、篝涼子によって妨害されたことに激しい怒りを感じており、
研究所の責任者を彼女の名前に書き換えるという腹いせを行っている。

重要事項を暗号化して日記に残していたため、ワダツミによって記憶を失った後
その日記を確認することで当時の記憶を取り戻した。
以降、再びエンブリオを精錬しT−システムを完成させるため暗躍することになる。

本編

御剣機関の第七研究所所長としてD発症者の保護と治療を担当する。
が、その真の目的はエンブリオ精錬の為に、より濃度の高いクリスタルを集めるためだった。
また若者の間で流行している「TOi」も密かに開発し、プレT−システムとして情報操作のテストをしていた。

エンブリオ精錬の際に、ゼクスによって境界に落とされた。作中では「行方不明」と記述されている
(普通に考えれば、一般人である鵜丸が境界に落ちれば存在し続けられないと思われる)

ゼクスは彼を「愚かな蛇」と呼んだが…?


瓶割晃 (かめわりあきら)

概要

橙八の親友。学年は同じだが違うクラスで、中学時代からの腐れ縁。
両親は海外におり中学の時から一人暮らし。
金持ちで顔も良いが、お調子者のため残念イケメン扱いされている。

元々両親が転勤族だったため自身も転校を繰り返しており友人もいなかった。
中学時代、喧嘩のたびに仲裁にやってくる橙八に対し次第に心を開き親友となる。
その後更に転校したが親を説得して戻ってきた。以降一人暮らしをしている。

ドライブ

ドライブ名「阡本糸(ヘカトン・ケイル)」無数の糸を発生させ、それを操ることができる。
糸は消失すると復元までに時間がかかる。またフェーズが進むほど糸の数も増える。

本編

ひなたに恋愛感情をもっており、それをアハトに利用されドライブを発症させられる。
フェーズの進行が異常に速く、橙八たちとの戦いでフェーズ5まで進んでいる。
しかし橙八の想いによって一時的に理性を取り戻し、自らのクリスタルを抉り取った。

本来はD発症者がクリスタルをはぎ取ると死亡するが、由貴の治療により生還した。
由貴の仮説では、その理由として症状の進行が異常に速かったため、神経とクリスタルの結びつきが
不完全だったためではないかとのこと。ドライブを発症して生還した世界初の人間となる。

生還直後は寝たきりだったが、少しずつ体を動かせるようになっている。
その経験と、自らを助けてくれた由貴の姿を見て、彼女のように凄い医者になりたいと思うようになった。
今では熱心に勉強をしており、たまに由貴に勉強を見てもらいに病院にも通っている。


姫鶴由貴 (ひめづるゆき)

概要

姫鶴家の長女。明るく前向きで、ここぞというとき背中を押してくれる頼れる姉貴。
アベンジによれば、由貴の見た目は母親似。さっぱりとした性格は父親似らしい。
新横崎市立大学附属病院に所属する医者。多忙らしく殆ど家には帰ってこないため、家事はひなたに任せっきり。
その所属から、御剣機関やD発症者などについても知っている。

過去

13年前、ドライブを発症したリッパーに目の前で両親を殺されている。
事件後に虎鉄から施設に預けられたが、学校にも行かず部屋にふさぎ込んでいた。
施設のほかの子ともなじまず、施設職員から匙を投げられるくらい暗かったという。

その3年後、同じ境遇の少女を「妹」にしてやってほしい、と虎鉄に託される。
雨が晴れ、外に飛び出した由貴に笑いかけてくれた少女。おもわず「ひなた」と呼んだ。
明るく笑うひなたに、ふさぎ込んでいた由貴も元気を取り戻せたのだという。

現在

各事件に直接かかわることは無い。
エンブリオ事件後、橙八やひなたについて知りたいと願う。真実を知り、その上で前に進みたいと。
現在はユニオンの治療についての研究を行っているという。


アベンジ

概要

魔導協会専任かつD発症者専門の咎追い。リッパーを追って新横崎市へやってきた。
術は一切使わないが、その武器には術による回復を封じる印が刻まれている。"

過去

本名は虎鉄和人。元々親なしの天涯孤独だった。
由貴の両親とは親友であり、幼いころの由貴とも面識あり。
いつもおんぶをせがまれて参ってたとか。

13年前、連続殺人犯として検挙されたリッパーを護送していた警官の一人。
その護送中にリッパーがドライブを発症したことで重傷を負わされる。
逃走したリッパーを脅威の精神力で追跡したが、リッパーが姫鶴家に押し入り親友二人を殺害してしまう。
娘も殺されそうになったところに駆けつけてリッパーを射った。

しかしリッパーは死亡していなかったことを後に知り、表の世界から姿を消す。
以降、自らをアベンジ(復讐者)と名乗り、咎追いとしてリッパーを追い続けていた。

ワダツミの日、ある組織の要人警護の任務でワダツミ研究所に来ていた。
異変が起こり研究所の奥へ急いだが、黒い嵐に護衛対象は飲み込まれる。
彼も瓦礫に挟まれ逃げきれなかったとき、冥の母親が現れた。「助けてやるから協力しろ」
「指定の場所であるものを渡す、それを自分たちの手の届かないところに隠せ」。
後日、指定の場所に現れた瀕死の篝涼子から、ひなたを託されている。
その子の名前も聞けず、結局、由貴に預けることにした。

本編

咎追いとしてリッパーを追い新横崎市へ。
橙八たちと共闘することは無く、単独でリッパーや十聖と戦っていた。

橙八の魔導書の暴走によって疲弊したリッパーを始末。ついに復讐を果たす。
その後は魔導協会を抜けたが、後に人材不足だったスレイプニールとして天ノ矛坂家と契約している。


エルス=フォン=クラーゲン

概要

イシャナの魔術師。結界構築のエキスパート。
久音とは寮のルームメイトであり、彼女の性格を一番理解している人物。
久音の任務を視察する目的で新横崎市へ。彼女の任務遂行が困難なら連れ戻すようにとのこと。

真面目で礼儀正しいしっかり者だが、久音に対し並々ならぬ感情を持っており、
久音と一緒にいる為なら平気で嘘もつくし、久音のためならハッキングも辞さない。
寮長に久音の蟻もしない素行を耳打ちして自分がルームメイトになるよう仕組んだりもしている。

日本の秋葉系コンテンツに強い興味を持っており、二度目に日本に来たときには久音と店をまわっていた。
「もうここで一生を終えたい。今日ほどイシャナに生まれたことを後悔した日はなかった」らしい。
どうやら左利きの模様。


赤城林檎 (あかぎりんご)

概要

橙八のバイト先の先輩。
カレーの食べ方に謎の拘りがあるのか「式法」と呼び、客の食べた後の皿やコップを視ては、
橙八に何かわけのわからない話をしだす。あまり真面目に働いてくれない。"

正体

イシャナにおける伝説の十聖ツヴァイ。蒼炎の大魔術師との異名を持つ。ドライや久音の母の師匠。
魔導協会創設以来、最も真理に近づいたと言われる天才だったが6年前に協会を出奔し行方不明となっていた。
今も十聖の「2」席は保留となっており、彼女の復帰を待ち望む者も多いとか。

出奔した理由はなんとカレー。
魔術の真理を探究するより、カレーの真理を探究する方が面白いとか。

十聖になりながら上層部の護衛などつまらない仕事ばかり。
彼女が求めていたエンターテインメントな魔術は研究すらさせてもらえず窮屈な状態だった。
そんな7年前のある日、あまりに嫌な任務で疲れ果てた彼女に、久音の母はカレーを作ってあげた。
その味に感動した彼女は号泣。それまで全く料理に興味が無かった彼女が、
カレーの為にあらゆる料理を研究し始めたほどの衝撃を与えた。

世界中の知識が集まるイシャナだが、料理に関する情報はあまり入ってこないらしい。
一度自らの中で最高のカレーを完成させる(そのレシピは久音の母に渡した)も満足がいかず
真に最高のカレーの味を探究するため、イシャナを出ることにした。
出奔の際、何人か周りの魔術師も誘ったが、誰もついてこなかった。
久音の母も「冗談だと思ってた」とのこと。

本名はマーセリン=F=マーキュリー。その苗字はブレイブルーの彼女たちと同じだが…?

本編

出奔後しばらくは世界中をめぐっていたが、本編以前に落ち着いて研究するためと資本稼ぎのため
まはら〜じゃでバイトをしている。新横崎市にいたのはたまたまであり、エンブリオ事件にも直接の関わりはないが
弟子ドライの最期を看取ったり、アベンジを治療するなどしていた。

LOST:MEMORIESでは店は閉店していたが、彼女は姫鶴家に入り浸っていた。
ひなたとはウマが合うらしいが、結果として姫鶴家の食卓は約10日間毎食カレーになってしまった。
その後はイシャナに戻り、久音の師匠になっている。


リッパー

概要

御剣機関からSS級の最重要捕縛対象として追われるD発症者。
ニオイのみでD発症者を特定できるがその理由は不明
その能力で戦闘意思のないユニオンを探し当て、エンハンスを行っていた。
そのため彼のクリスタル(右目)は深紅(ストレンジレッド)に染まっている。

過去

ワダツミ以前にD発症者となったイレギュラータイプ。
ドライブ名「殺戮指(シザー・ハンズ)」。指先が全で超高周波ブレードになり、その傷は術で回復できない。

ドライブを発症する前からの快楽殺人者。13年前に逮捕され複数の殺人死体遺棄の罪が確定していた。
その移送中の車内でドライブを発症。同乗の19才少年、警察官2人、交通機動隊4人を殺害し
逃走中に民家に侵入、そこでも夫婦を殺害している。
その際に警官(虎鉄)に撃たれるも密かに生き延びており、逃走した。

以降、逃走を続けながらD発症者を殺害し続け、エンハンスを繰り返していた。
また討伐の為に出された御剣機関の精鋭や魔術師も何人か返り討ちにしている。"

本編

十聖から依頼を受け、ひなたを誘拐し橙八を挑発、その魔導書を暴走させる。
しかし暴走した魔導書に魔素の大半を吸収され、弱ったところをアベンジによって始末された。

その遺体はイシャナに送られ魔術師たちの実験台となる。彼が再度目覚めた時、その体はキリに奪われていた。
そのためキリを騙して魔導協会の上層部を殺害させイシャナから逃走、新横崎市へと向かわせた。

キリはヒーローであり、ワルモノを倒す必要がある。その親玉こそ篝橙八だと唆す。
結果、キリの吸血行為によって以前に吸収された魔素を回収、フリークスとして復活を果たし橙八たちを全滅させた。

橙八たちを全滅させる事象を何百回以上も繰り返した後、覚醒したEsと橙八の手によって始末されることになる。


アハト

概要

十聖の一人「8」。非常に優秀であり若くして十聖に選ばれた女性。
プライドが高くかなりの自信家、女王様気質。人の心理や裏の感情を読むのが得意。
氷の魔術を得意とする。空気中の水分を集め、その場の熱を操作する。

ゼクスに師事していた時期があり、今では敬愛以上の感情を抱いている。
彼には興味があるが、彼が何をしたいかには興味が無いというか理解はできそうもない。
それでも彼を信頼し彼の為に生きる決意をしており、能力の被験者となりドライブを発症した。

D発症者

ドライブ名「硬化膜(ペイル・スキン)」。
皮膚を高質化させることで術を無効化する能力。そのため彼女には物理攻撃しか効かない。

ゼクスの魔術で浸食を抑えておりフェーズ2だったが
久音たちとの戦闘の結果フェーズ6に至り、クリスタルを残して消失した。

なんだかんだ言って久音のことは気に入っていた。自分に似ているとか。


ドライ

概要

十聖の一人「3」。
身体能力を飛躍的に向上させる魔術を得意とするが、性格的に戦闘は好んではいない。
師匠はツヴァイ。久音の母親の弟弟子でもある。

常に高みを目指す魔術師として十聖に憧れ、成ったあとも「真の十聖とは」「正しい十聖とは」を
考える求道者だった。しかし真面目すぎる性格からか、十聖としての守護対象である魔導協会上層部が
権力争いに明け暮れる現状に、非常に強い嫌悪感を抱いていた。

そんな中で十聖になったゼクスと対話を重ねるうちに、理想とする真の十聖の姿を重ね心酔。
ゼクスに対し狂信的な感情を抱くまでになっており、彼がイシャナを出奔する際に同行した。
ただしゼクス自身には興味はなく、心酔する彼が目指す「先」を共に見たいと考えてのこと。
そのためアハトと違い、彼自身はD発症者にはなっていない。

アベンジとの戦闘において死亡、亡骸は師ツヴァイに葬られた。


ゼクス

概要

十聖の一人「6」。久音とは異母兄妹である。
重力の原理を理解し魔術に応用した功績から、18歳の時に十聖に選ばれた天才
誉れ高き名家の出でありながら家を捨てており、何の後ろ盾もなく己の純粋な才能と実力のみで十聖となった。
しかし後に父を殺し、発掘兵装を奪ってイシャナから出奔、新横崎へと辿り着く。

D発症者

ドライブ名:聖傷痕(デッドリー・サイン)。
他者をユニオンにする能力だが、対象がその器でない場合はゲインアートによって死亡することになる。

橙八やリッパーと同じ、ワダツミ前にドライブを発症したイレギュラータイプである。
何度もドライブを使用しているが、フェーズ1。胸元にあるクリスタルは透明のままである。
また重力の魔術を応用し、クリスタルの浸食を抑えることもできるらしい。

過去

本来の彼は、生誕直後に母子共に死亡しており、妻子の死を認められたかった父によって
息子の代わりとして「造られた」存在であうr。
それを知るまでは妹にも優しい兄であり、橙八のように争いが嫌いな人物であった。

橙八と同様に、「もう一人の自分・幻影の声」と対話出来た者。
その対話によって様々な知識を得ているが、同時に自分が造られた存在であることも知った。
そして、その事実を父に確認した時にヒントを得た。

小さいころから考えていた、すべての不幸をなくしたいという思いを実現する方法について。
永遠の命ではなく、生死という概念を亡くした世界を構築する。そして彼は家を捨てた。

ある日、父が担当していた「クサナギ」の管理任務を受け継ぐことになる。
その引き継ぎの場で父が力を欲していたと聞き、自らのドライブを使用。父はゲインアートによって死亡した。
そして彼はクサナギを持ち出し、日本へと向かうことになる。

本編

世界を繰り返すエンブリオを「罪の根源」と断じ、それを破壊しようとしていた。
そのために橙八が持つ魔導書を必要としており、リッパーにそれを暴走させようとした。

クサナギの代償によって、エンブリオにより繰り返されているすべての事象を把握している。
またその全ての力を蓄えており、魔導書を解放した橙八すら圧倒するほどだったが
Esの事象干渉により「起点事象」における自身のクリスタルを橙八に破壊された。

クサナギと共に境界に落ちたため、その魂は霧散することなくクサナギに縛られ、境界に漂っていると思われる。

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