キャラクター 
プロフィール 
名前:レイチェル=アルカード
身長体重:145cm/31kg
誕生日:10月31日
血液型:不明
出身地:トランシルヴァニア
趣味:お茶(好きなお菓子はミルクレープとフィナンシェ)
好きな物:時間、マイセンのティーカップ / ミルクレープとフィナンシェ
嫌いな物:退屈、ピーマン
ドライブ:シルフィード
※トランシルヴァニアは西欧の地方国で、ドラキュラのモデルとなったヴラド3世の出生地。
概要 
世界の傍観者。外周因子であり、元・境界の観測者(アマツムギ)にして、ツクヨミユニットの継承者。
クラヴィスが生んだ吸血鬼でアルカード家の現当主。
魔法を使うこともでき、特に転移魔法は十聖すら驚くほどの実力を持つ。
世界の「ループ」や「初期化と再構築」を知る数少ない人物の一人。
傍観者であるため、世界に直接かかわることは無く、ただ周囲にいるだけの「観客」だった彼女も
浅からぬ因縁のある帝の出現に伴い自身も「役者として舞台に立つ」決意をする。
ストーリー:暗黒大戦前後 
元々幼い外見ではあるが、この時代では更に幼い姿で登場する。
初対面であるはずのラグナにウサギ呼ばわりされ不快感を示すも、窯の近くでは未来の知識を得て
いつもの彼女のようにラグナに接した。これは境界を通じて未来の知識を得たためだと思われる?
大戦中においては傍観者として、たとえ請われても人類の助けになるような行動は起こさなかった。
ただし、その時代に本来いない存在であるラグナに対しては、
助言を与えたり元の次元に返す手伝いをするなど干渉している。
大戦末期には父親であるクラヴィスが死亡したらしく、アルカード家の当主となっている。
彼女が当主となったことでアルカード城も薔薇庭園としての姿となり、昔の城を知る獣兵衛などは戸惑っていた。
またテルミを殺すため、獣兵衛にヒヒイロカネを渡すと共に、トモノリの眼球を義眼化して移植している。
大戦後、「未来の戦いに備えて」長き眠りにつく。
ハクメンとの関係 
ループを超えられず、ラグナを負ってカグツチの窯に落ち、この時代に飛んできたジン。
境界を通ったことで体が破壊されていた彼に対し、スサノオユニットを渡してハクメン化させた。
(その理由は「そうでもしないとラグナが"再び"生まれないから」だとか。詳細不明)
この時のCGを見る限り、暗黒大戦時代のような「より幼い」姿ではなく、2199年時点での
レイチェルと同じくらいの姿に見えるが…?
ストーリー:イカルガ内戦前後 
長年の眠りを超えて目覚める。
傍らには眠る前と同じく、しかし老齢となったヴァルケンハインがいてくれた。
あの日 
テルミに腕を切断され死に瀕したラグナに「蒼の魔道書」を与え命を救った。
CT設定資料集では、ループの初回の頃に一度だけ彼の血を吸ったことと
その時と思われる話(吸血の提案後、蒼の魔道書入手前にラグナの右目が赤く染まった姿)が描かれた。
ラグナを獣兵衛に託すとともに、ときおりやってきて彼をからかうなど、その様子を気にかけていた。
ストーリー:カラミティトリガー 
ラグナにカグツチを目指すよう示唆
以降は傍観者として世界を俯瞰し、たまにラグナにちょっかいを掛ける程度の関わりを見せていた。
またラグナがニューと共に窯に落ち、黒き獣となって世界がループするところを何度も何度も見届けている。
CTトゥルーエンドにて、ノエルによってラグナが救われた後、タケミカヅチからの砲撃を
ツクヨミユニットで防いだ。これにより世界はループを脱出、確率事象の世界へと進むことになる。
ツクヨミ 
「ツクヨミユニットを使う」ということは、かなり重大な事象である模様。
ハクメンは「無茶をする。それがどういうことか解っているのか」と発言。
「やっと覚悟を決めたようだな」とも。
タカマガハラも「理由を求める」「ラグナにそれだけの価値があるとは思えない」という発言をしている。
ストーリー:コンティニュアムシフト 
テルミに唆されたライチを諭したり、ノエルに説教するなど少しずつ表に出始めている。
またココノエが観測・捕縛していたハクメンの上位観測者となることで、彼の力をより引き出してもいた。
クサナギ製錬後、ファントムによって囚われるもラグナに救出される。
その時の帝との会話にて、二人は何かしらの因縁があることが示唆されている。
タカマガハラのループとは異なる「終わり」 
バッドエンドにて。黒き獣となりハクメンらに打倒されたラグナの最期に対して
「私はまた、何もできなかった」「こうして終わりを見届けることしかできない」
「貴方が忘れていても私は覚えている」「次の世界で会いましょう」と話しかけた。
カグツチでのループとは異なる「世界の終り」があること。
その「終わり」を何度も見届けたかのような発言。
ストーリー:クロノファンタズマ 
帝の出現を知り、傍観者の立場から役者として舞台に立つ決意をする。
ノエルの蒼の継承者としての力を覚醒させ、ラグナを過去に送ることで干渉合戦となっていた時間軸を
固定するなど派手に動き出す。またコロシアムでの戦い前夜の食事会に顔を出すなど、
堂々と「表」で様々な「役者」と触れ合っていた。
しかし、アマネの言うとおり「関わりすぎた」ことへの「しっぺ返し」を喰らった模様。
物語後半には得意の転移魔法すら扱えなくなるほどに弱っていた。
帝たちによる滅日、世界の初期化に対して、レイチェルは「ツクヨミでアマテラスを護る」ことを選択した。
その理由は、神還りとなり資格者が全て消えて世界が無に戻っても、
アマテラスの記憶から世界を再構築できるため、とのこと。
ストーリー:セントラルフィクション 
記憶に異常はないが、舞台に立ったことで衰弱している。レリウスによれば「衰退期の吸血鬼」。
いずれ消滅してしまうことも覚悟の上で、残された時間でやるべきことをやると決意。
ナオトとラグナを見間違う。そのドライブ「ブラッドエッジ」を見て驚愕。
ラケルのことは知らないが「1分間だけ」体を貸して、ナオトと話をさせた。
新たな世界ではラグナの記憶は無いものの、その「誰か」を探している模様。
不明点・未解決事項 
ラグナとの関係 
ラグナをイブキドの窯から「ゼロ」に送った際、帝は「自らの観測対象を過去に送ったか」と語った。
またレイチェルはツバキに、ラグナが「殺されず」に「死んだ」場合は、自分を殺せば「悪」を止められる
と語った。このことから、ほぼ間違いなくレイチェルはラグナ(が内包する悪?)の観測者だと思われる。
またCT設定資料集にて、レイチェルがジンにスサノオユニットを渡したのは
「そうでもしなければラグナが再び生まれないため」と記載されていた。
たとえそれが「黒き獣が再来する」ことになろうとも、ラグナを望んでいたという。
なぜこの行動とラグナが結びつくのは不明だが、やはり彼女とラグナには何か深い関係がある模様。
生誕とその後 
アルカード家の前当主であるクラヴィスによって「生み出された」存在であると小説によって語られているが
何のために生み出されたのかは不明。
また「外周因子」や「アマツムギ」となった経緯等については一切説明されていない。
また「傍観者」であった理由、ツクヨミユニットを「継承」した理由、イザナミとの関係。
そして彼女の目的……多くの不明点を持った、謎の深いキャラクターとなっている。
永き眠り 
暗黒大戦後、彼女は「未来の戦いに備えて」長き眠りについた。
なぜ、そのような眠りが必要なのかについては語られていない。
ラケルとの関係 
レイチェル自身はラケルを知らないことがCFで語られた。
しかし、そのドライブ「シルフィード」は、ラケルのドライブ「テンペスト」と同じだとナオトは語る。
ラケルに体を貸してナオトと語らせているが、これが誰でもできることなのか
それとも相手がラケルだから(&レイチェルだから)できることなのかは不明。