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hiyokonb27 2012年01月28日(土) 23:08:08履歴
シュルク :メリア――
メリア :――今は何も聞かないで欲しい
監獄島へは 私が導く
シュルク :うん
メリア :――皇主陛下に拝謁するには
手続きが必要だ
待てるか?
シュルク :待ってるよ
君がそう言うのなら
メリア :――ありがとう
ダンバン :メリア様 ねぇ――
シュルク
あの子はひょっとすると――
シュルク :たとえどんな素性であろうと
メリアは―― メリアですよ
ダンバン :そうか―― そうだな
カルナ :えっ!?
ライン :何だっ! こいつらは!
メリア :(陛下にテレシア討伐の顛末をご報告し
勅許を頂かねばならん)
(シュルクが待っている――
謁見の間に急ごう)
ユミア :影妃の子が
命冥加に生きながらえるとは――
タルコ :申しわけありませぬ――
このタルコ 必ずや
光妃殿下のご下命を果たしてみせます
ユミア :この皇都でか? 陛下も あの者の身辺には
格別の配慮をくだされておる
近衛衆の隙をつけると言うのか
そなた一人で
タルコ :身命を賭しまして
必ずや
ユミア :戯れを聞く気分ではない
タルコ :申しわけござい――
ユミア :繰り言を申すな
??? :機会は必ず訪れましょう
あの者が 皇位を欲するのなら
勅許を頂かねばならん)
(シュルクが待っている――
謁見の間に急ごう)
ユミア :影妃の子が
命冥加に生きながらえるとは――
タルコ :申しわけありませぬ――
このタルコ 必ずや
光妃殿下のご下命を果たしてみせます
ユミア :この皇都でか? 陛下も あの者の身辺には
格別の配慮をくだされておる
近衛衆の隙をつけると言うのか
そなた一人で
タルコ :身命を賭しまして
必ずや
ユミア :戯れを聞く気分ではない
タルコ :申しわけござい――
ユミア :繰り言を申すな
??? :機会は必ず訪れましょう
あの者が 皇位を欲するのなら
メリア :第一皇女メリア・エンシェント
ただいま帰参つかまつりました
ソレアン :面を上げよ――
メリア :はい
ソレアン :歴戦の騎士団ですら討ち果たすことが出来なかった
テレシアを そなたが倒してくるとは――
我が血のなせる業と
自惚れたいところだな
メリア :ですが 陛下からお預かりした忠臣達を
ことごとく失いました
私の未熟故であります
ソレアン :かまわぬ―― とは申さぬが
仕方なき儀ではある
そなたに助力することが
彼の者達の任務であった
そなたの未熟・非力は皆が承知の上である
メリア :はい――
ソレアン :悔しいか?
ならば その気持ちを忘れずにいるがよい
悔やむ機会を与えてくれた者達への
感謝を忘れずにな
メリア :陛下―― そのことですが
私が助力を受けた者は他にもいるのです――
カリアン :そなたが伴ってきた
ホムスとノポンか
その者達は先ほど
皇都警備隊に拘束させた
メリア :シュルク達を――!?
カリアン :そう そのシュルクとやらの
振るう武具故にな
メリア :シュルクの振るう武具?
モナドのことでしょうか?
カリアン :やはりな――
もしあの者が使う武具が真にモナドなのであれば
看過するわけにはゆかぬのだ
メリア :なぜです!?
カリアン :皇家に伝わる
古からの伝承
神与の剣モナド
その剣 巨神が選びし者に授けられる
神与の剣なれど
邪なる心の者が振るえば
我らがハイエンターに災厄をもたらすと
伝えられている
ソレアン :ハイエンターとて 善良な者も邪悪な者もおる
それは ホムスやノポンとて 同じこと
ましてや
モナドを扱う者となれば――
カリアン :彼らが闇に属する者であるか否か
ほどなく神聖予言官の審問により明かされるだろう
メリア :では シュルク達に
皇都での行動の自由は――
ソレアン :――ならぬ
メリア :父上―― いえ 陛下!
シュルク達は決して
邪悪な者ではございません!
ソレアン :そなたは 立太子を控えた大切な身
心身を清めて 時を待つがよい
メリア :陛下――
カリアン :――妹よ
そなたには陛下の言葉の意味が
わからなかったのか?
メリア :兄上――
カリアン :陛下は 皇太子と仰った
つまりお前を認めたのだ
次代のハイエンター皇主は
お前なんだよ メリア
メリア :私が? 兄上ではなく?
カリアン :ああ
以前から陛下に相談を受けていた
そして 私も賛成したのだよ
ハイエンターを導く者として お前がふさわしいと
事実 お前は命を賭して
テレシアを討ち果たした
メリア :私は―― 私は――!
カリアン :メリア――
メリア :私は マクナで忠臣達を――
そのような者に皇位など
今は 彼ら遺族の前に立ち
詫びたい――
カリアン :メリア―― 立場上
それが無理なのはわかっているはず
メリア :ええ わかっています――
わかっていますとも
カリアン :陛下の仰った通り 今はただ 冥福を祈り
その勲功を我らの心に刻もうではないか
メリア :はい――
カリアン :そなたが躊躇する理由は
よくわかる
だが 旨をはるがよい
そなたには皇太子としての資格があるのだから
メリア :私が―― 皇太子
ロウラン :その通りです
――記録院 探究院 共に全院一致で
陛下の選択を支持しております
私 宰相・ロウラン個人といたしましても
一片の異存もありませぬ
メリア :そうなのか――
ロウラン :皇主陛下のご聖断と言えど
私には疑問があります
モナドの持ち主―― 巨神に選ばれし戦士を
粗略に扱ってよいものかと
メリア :そなたもそう思うか!
ロウラン :はい
ただ―― おそれ多くも 陛下に過ちがおありだとして
臣下が正すなどということはかないません
ですが―― 神聖予言官となれば 別格
メリア :予言官殿がシュルク達に?
ロウラン :今頃面語なされていることでしょう
ただいま帰参つかまつりました
ソレアン :面を上げよ――
メリア :はい
ソレアン :歴戦の騎士団ですら討ち果たすことが出来なかった
テレシアを そなたが倒してくるとは――
我が血のなせる業と
自惚れたいところだな
メリア :ですが 陛下からお預かりした忠臣達を
ことごとく失いました
私の未熟故であります
ソレアン :かまわぬ―― とは申さぬが
仕方なき儀ではある
そなたに助力することが
彼の者達の任務であった
そなたの未熟・非力は皆が承知の上である
メリア :はい――
ソレアン :悔しいか?
ならば その気持ちを忘れずにいるがよい
悔やむ機会を与えてくれた者達への
感謝を忘れずにな
メリア :陛下―― そのことですが
私が助力を受けた者は他にもいるのです――
カリアン :そなたが伴ってきた
ホムスとノポンか
その者達は先ほど
皇都警備隊に拘束させた
メリア :シュルク達を――!?
カリアン :そう そのシュルクとやらの
振るう武具故にな
メリア :シュルクの振るう武具?
モナドのことでしょうか?
カリアン :やはりな――
もしあの者が使う武具が真にモナドなのであれば
看過するわけにはゆかぬのだ
メリア :なぜです!?
カリアン :皇家に伝わる
古からの伝承
神与の剣モナド
その剣 巨神が選びし者に授けられる
神与の剣なれど
邪なる心の者が振るえば
我らがハイエンターに災厄をもたらすと
伝えられている
ソレアン :ハイエンターとて 善良な者も邪悪な者もおる
それは ホムスやノポンとて 同じこと
ましてや
モナドを扱う者となれば――
カリアン :彼らが闇に属する者であるか否か
ほどなく神聖予言官の審問により明かされるだろう
メリア :では シュルク達に
皇都での行動の自由は――
ソレアン :――ならぬ
メリア :父上―― いえ 陛下!
シュルク達は決して
邪悪な者ではございません!
ソレアン :そなたは 立太子を控えた大切な身
心身を清めて 時を待つがよい
メリア :陛下――
カリアン :――妹よ
そなたには陛下の言葉の意味が
わからなかったのか?
メリア :兄上――
カリアン :陛下は 皇太子と仰った
つまりお前を認めたのだ
次代のハイエンター皇主は
お前なんだよ メリア
メリア :私が? 兄上ではなく?
カリアン :ああ
以前から陛下に相談を受けていた
そして 私も賛成したのだよ
ハイエンターを導く者として お前がふさわしいと
事実 お前は命を賭して
テレシアを討ち果たした
メリア :私は―― 私は――!
カリアン :メリア――
メリア :私は マクナで忠臣達を――
そのような者に皇位など
今は 彼ら遺族の前に立ち
詫びたい――
カリアン :メリア―― 立場上
それが無理なのはわかっているはず
メリア :ええ わかっています――
わかっていますとも
カリアン :陛下の仰った通り 今はただ 冥福を祈り
その勲功を我らの心に刻もうではないか
メリア :はい――
カリアン :そなたが躊躇する理由は
よくわかる
だが 旨をはるがよい
そなたには皇太子としての資格があるのだから
メリア :私が―― 皇太子
ロウラン :その通りです
――記録院 探究院 共に全院一致で
陛下の選択を支持しております
私 宰相・ロウラン個人といたしましても
一片の異存もありませぬ
メリア :そうなのか――
ロウラン :皇主陛下のご聖断と言えど
私には疑問があります
モナドの持ち主―― 巨神に選ばれし戦士を
粗略に扱ってよいものかと
メリア :そなたもそう思うか!
ロウラン :はい
ただ―― おそれ多くも 陛下に過ちがおありだとして
臣下が正すなどということはかないません
ですが―― 神聖予言官となれば 別格
メリア :予言官殿がシュルク達に?
ロウラン :今頃面語なされていることでしょう
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