ゼノブレかるた

ライン ：うーさぶさぶ
　　　　　こ こんな寒いの 俺初めてだ
　　　　　うーぶるるッ

アルヴィース ：無理もない
　　　　　　　　　 ホムスの住む下層じゃ
　　　　　　　　　 こんな気候の所は無いからね

リキ ：リキ 寒いとこキライも〜

カルナ ：そうよね
　　　　　 マクナも暖かかったもの

シュルク ：ここを下りれば
　　　　　　 大剣の渓谷なんだね？

アルヴィース ：ああ でもその前に
　　　　　　　　　 君に見せたいものがあるんだ

シュルク ：僕に？

アルヴィース ：そう 君に

　　　　　　　　　 ほら 見えるかい？
　　　　　　　　　 あそこにそびえ立つ塔のようなものが
　　　　　　　　　 ――正確には遺跡なんだけどね

リキ ：見えるも！
　　　 サイハテの樹より高そうだも！

アルヴィース ：まずはあそこを目指そう
　　　　　　　　　 話はそれからだよ

カルナ ：遺跡――？
　　　　　 こんな場所に誰が――

ライン ：アルヴィース お前が言ってたの ここだろ？

アルヴィース ：ふぅん――
　　　　　　　　　 しばらく見ない間に
　　　　　　　　　 氷が張っていたとはね――

ライン ：へ？

アルヴィース ：いや こっちの話

　　　　　　　　　 それよりも あの氷を何とかしないと
　　　　　　　　　 遺跡の中に入れないな――

リキ ：あっついお湯をかけるもー！

ライン ：おっさん 適当なこと言うな

アルヴィース ：――そうだ

　　　　　　　　　 確か この辺りに
　　　　　　　　　 間欠泉の吹き上がる場所があったはず

　　　　　　　　　 その側にある洞穴に
　　　　　　　　　 《火曜石》と呼ばれる石があるらしいよ

ダンバン ：それがあれば 氷を溶かせるのか？

アルヴィース ：恐らくね

　　　　　　　　　 どうする 行ってみるかい？

シュルク ：そうだね
　　　　　　 まずは間欠泉を探してみよう