ゼノブレかるた

ライン ：てめぇは恋人を手にかけるのかよぉ！
　　　　　結婚の約束もしたんじゃなかったのか！

ガド ：知らんな
　　　　知ったところで俺は変わらん

カルナ ：嘘よ！
　　　　　 あなたは 私やジュジュをいつも護ってくれていた

　　　　　 あなたはこんなことをする人じゃない！

ガド ：知らんと言った！

　　　　俺は エギル様の悲願を果たすため
　　　　この鉄の身体を授かったのだからな！

　　　　心地いいぞ この身体は！

　　　　全てが精密に動く！
　　　　何の澱みも 軋みもなく！

　　　　身体も！ 心さえも！

ライン ：強がってんじゃねぇ！
　　　　　フィオルンだって元に戻ったんだ

　　　　　てめぇの心だって どっかで痛がっているはずだ！

ガド ：笑止！

ライン ：なら本気でトドメ刺してみろよ！
　　　　　カルナによぉ!!

　　　　　さっきからあたってねぇじゃねぇか！
　　　　　自慢じゃなかったのか！ 射撃が！

　　　　　それとも そのポンコツボディの中に入って
　　　　　ナマっちまったってか？ ええ!?

ガド ：減らず口が!!

ライン ：くっそう――

　　　　　野郎――

　　　　　こっちは本気に
　　　　　なれねぇってのに！

ダンバン ：容赦ないねぇ

　　　　　　　さすがはコロニー６のガド

シュルク ：だけど

　　　　　　 カルナに対しては

　　　　　　 攻撃の手がぶれている！

フィオルン ：ガド――

　　　　　　　 私がそうであったように

　　　　　　　 彼の記憶もきっと――

カルナ ：ガド！

　　　　　 私がわからないの!?

　　　　　 ガド!!

ガド ：砕け散れ！

　　　　巨神界の生命！

　　　　我らの怨嗟の叫びを聞きながら！

フィオルン＋メイナス ：シュルク――

　　　　　　　　　　　　　　 モナドはまだ出せる？

シュルク ：フィオルン？

　　　　　　 いや――

　　　　　　 君は――

フィオルン＋メイナス ：たとえ肉体のほとんどを
　　　　　　　　　　　　　　 失っていたとしても

　　　　　　　　　　　　　　 人であった時の心は消えない

　　　　　　　　　　　　　　 あのフェイスには

　　　　　　　　　　　　　　 まだそれが残っているわ

カルナ ：本当に!?

フィオルン＋メイナス ：ええ

　　　　　　　　　　　　　　 あなたに対する動きでわかるの

　　　　　　　　　　　　　　 僅かに残っている彼の心は

　　　　　　　　　　　　　　 躊躇っている

カルナ ：ガド――

フィオルン＋メイナス ：私がフェイスを制御している
　　　　　　　　　　　　　　 エギルの呪縛を解きます

　　　　　　　　　　　　　　 その時間を作ってくれる？

シュルク ：ああ やってみるよ！

　　　　　　 ライン！

　　　　　　 フィオルンを援護する！

ライン ：えっ!?

シュルク ：いくよ！

ライン ：お おおっ!!

ガド ：グッ な なんだ!? このノイズは!?

ガド ：グアァァァァッ！