Wii用RPGソフト ゼノブレイド に登場する台詞を使ってかるたを作ってみちゃいませんか??という企画の編集まとめ用Wikiです

非ムービー・メイナス神殿

エギル :ヴァネアか――
      今まで何をしていた?

ヴァネア :エギル―― なぜ そうまでして
       巨神を斃そうとするの

       私達はあの戦いにも 生き残ったのよ

       全ての同胞と共に
       新天地を求めてもよかった――

       いえ 今からだって――

エギル :モナドの輝きに焼かれた者達の怨念
      それは永遠に癒えることはない

ヴァネア :死んだ者の仇討ちより 生きている者の方が――
       いえ エギル!

       私は―― 私は あなたに生きていて欲しいの
       あなたはまるで 死に場所を探しているとしか――

エギル :――生も死も 今の私にはどうでもよいのだ

      この耳に残る同胞達の苦悶の呻き――

      これを消すまで それ以外の言葉は 聞こえぬ

ヴァネア :エギル――

エギル :ついにここまで来たか――
      モナドの継承者よ

シュルク :あなたが―― 機神界盟主エギル

エギル :いかにも

      そうか―― 我がフェイス《ヤルダバオト》を
      降りた私と相対するのは これが初めてか

      たとえこの身一つだとしても 貴様などに
      後れを取ることはありえないぞ

シュルク :――待ってください
       僕は戦うために来たんじゃない

エギル :臆したか?

      ならばモナドを差し出して
      ひざをつくがよい

シュルク :あなたに下るために来たわけでもない
       ただ 僕は知りたいんです

エギル :ほう――
      一興だ 問うてみるがいい

シュルク :この機神界帝都で 僕は機神界人の伝承を見た

       あなたが巨神と戦う気持ちは――
       わかったと思う

       だけどなぜ
       機神兵に巨神界に生きる者達を襲わせるんだ!

エギル :くくく――

シュルク :何がおかしい!
       僕達だって この世界に生きる命だ

       ハイエンターやノポンとそうしてきたように
       機神界人とだって手を取り合えるはず!

エギル :小僧―― 兵糧攻めという戦術を知っているか?

シュルク :――もちろん

ダンバン :補給線を断ち
       篭城する敵を食糧不足に陥らせる戦術だ

エギル :ならば
      それが悪事綱勝利への手段であることはわかるはずだ

      私は巨神界に生きるものに
      恨みも憎しみも持ってはいない

      ただ 同胞の命を奪った怨敵巨神の妥当のため
      その力を削いでいるだけのこと

シュルク :どういう意味だ――

エギル :まだわからんか――

      巨神界の全ての生命は
      巨神がおのれのエサとして育て上げたものよ!

シュルク :え――

エギル :この世界に存在する万物の根源元素エーテル

      私の身体もお前達の身体も
      そのエーテルが基となていることは知っていようぞ

シュルク :ああ――

エギル :エーテルとは力
      お前達はその力の源

      巨神から生まれた命はやがて死に
      その骸は巨神へと還る

エギル :我が機神とは異なり
      巨神はその還った生命の持つ
      エーテルを糧として存在しているのだ

      やがて目覚めの瞬間には
      より大量の生命を必要とするであろう!

フィオルン :そんな――

ライン :ふざけるな!
     ただの食いモンだって言うのか 俺達が!

エギル :お前達をそのように生み出したのは 巨神だ
      私ではない

シュルク :じゃあ 巨神界に攻め込んだのは 巨神の力を弱めるため――

エギル :いかにも!
      貴様らは打倒すべき敵に
      食われる小虫にも等しい存在

      手を取り合えるなどと 思い上がるな!

シュルク :思い上がりだって――

       あなたが巨神に奪われた機神界人の命を悲しむように

       僕達だって
       機神兵に殺された人達のことを思って
       苦しくなる

       その気持ちのどこが違うって言うんだ!

エギル :何も違わないな 確かに

シュルク :だったら――

ムービー・メイナス神殿

エギル :なぜお前は私に問答を挑む

      私は同胞の仇を討つために

      己の全てを賭けてきた

      お前はどうなのだ?

シュルク :決まってる――

       だから今日まで

       戦い抜いてきたんだ

エギル :ならば

      私を討つがよい

      言葉では出来んぞ

      ただ力のみがそれをなす!

ライン :シュルク

     むかっ腹はたつが

     こいつの言う通りだ!

シュルク :――ああ

       機神界盟主エギル!

       機神界人の命も

       巨神界に生きる全ての命も

       皆同じなんだ

       それを――

       あなたにわからせてみせる!

(戦闘)

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