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フラグストン首席行政官、サイラス・クインス



フラグストン領の長であるクインスは、その地位を優れた政治能力と適切な言葉と健全な未来像をもって獲得した。一部には彼を「独裁者」とする声もある…が、そのようなことは”誰”が言っているのだ?ストーンゴーレムと法外の弁護士か?

クインスは市民の「保護」を保証している。そしてその「保護」とは一部個人の自由を犠牲にすることを意味している。さらにそのことは「正しい」価値観をもって、「正しい」価値観を持たぬ者を踏みにじることも意味している。「保護」はときに困った人の悪しき習癖を断ち切ろうとすることがある。それはディグレイのような熱心過ぎる法律家や、ヴァレリーのようなバイセクシャルや、ガイガーのような誤った研究をする科学者のためだが、もちろん「社会」はそれによって利益を得る!以上はクインスが常に主張していることである。

クインスは真実で身を装うが、彼の真の力は嘘と幻をみなもとにする。



クインスはかつて弁護士として、ディグレイと法廷で対したことがある。クインスの美辞麗句に対して、ディグレイの真実への執念は最も有効な武器であった。しかし何とかクインスはそらしとごまかしによって有利な判決を掴むことができた。法廷を買収しておいたことも功を奏した。

いつの日か、アンデッドとデーモンの軍勢がレルムを侵略し、レルムを粛清ないしは支配するという伝説がある。これは単なるお伽話に過ぎぬが、クインスはこれを利用し民衆の恐怖へと結びつけた。国家の安全と強力な軍隊を強く示すことにより、彼は人々の感情と理性を掴むのだ。

「大臣してより拡張された力によりまして、私は、我らが如何なる敵にも立ち向かえることを保証いたします」




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特別ハイテンション解説 クインス無双

キャラ概観

どんなキャラ?

  • 後出しジャンケンを可能にする能力を複数持ち、一方的な読み合いを連続して押し付けることが可能。状況次第では読みすら無駄なハメにもなる。
  • カードを引く手段も豊富。というか全ての能力がカードを引く効果を持っている。
  • 速度は遅い。投げはともかく打撃が最速絵札2.6、AA打撃1.2というのは全キャラで最も遅いと言っても良い。貴重な絵札を普通の回避として使う必要も生じうる。

基本パラメータ

体力(HP): 90
コンボ可能ポイント(CP): 4

デッキ一覧

数字順
技別
打撃:2、3、5、6、7、J、Q、A、AA

カード画像

投げ:7〜10、Q、K

カード画像

防御:4〜6、8〜10

カード画像

回避:2〜4、J、K

カード画像


カードの大きい画像、およびカードの数字順の一覧はこちらを。

能力解説


キャラクタースキル 『情報操作』-Positive Spin-



ターン終了時に、このターン相手にダメージを与えていたならば、手札から絵札 (J,Q,K) を1枚選び相手に見せてもよい。
次の戦闘フェイズでそのカードを出した場合、互いの札の公開後、山札から1枚引くことによってその絵札を180度回転してもよい。
  • 反転することによって自分が得をするため、戦闘フェイズの時点では「出したいと思う方の反対」を出しておくのがセオリーとなる

2能力 『二つの真実』-Two Truths-



ドローフェイズの後で、このカードを捨ててもよい。そうした場合、捨場にあるカードを3枚まで選び出す。
選ぶカードの数字は3からKまで、さらに3枚それぞれが異なる数字でなければならない。
その後山札の上から2枚のカードを公開し加え、それら5枚までのカードを面を表にしたまま2つの束に分ける。
そして対戦相手に束のどちらかを選んでもらう。選ばれた束のカードを手札に加え、選ばれなかった束を捨てる。

捨て札から複数カードを回収し、手札を増やせる能力。しかも発動に条件は不要。
ただし手に入るカードは相手が二者択一で選んだものである。よって選択肢を作る際は相手を迷わせる、または誤らせるように仕向けたい。

迷わせるには、二つの束の価値をできるだけ等しくすることが確実な方法ではある。
例えば、どうしても回避がほしいときは、捨て札から二枚回避を選び、それらを別々の束に入れれば、必ず一枚以上の回避が手に入る(このカード自体も回避だが、確実に手札を増やせる機会を捨てる必要があるか?)
また、ミスリードを誘うことも有効な方法である。
例えば、予め手札に投げが不足しているに振る舞った上で、"7・8"と"3・J・Q"などという選択肢を見せたら、相手はどう考えるだろうか?(これだけ良い札が揃うことは少ないかもしれないが、あくまで例なのでよろしく)


10能力 『フラグストンの徴税』-Flagstone Tax-



ドローフェイズの後で、このカードを捨てて、打撃/投げ/防御/回避のどれかを指定してもよい。
そのターンの戦闘フェイズで、相手が指定した種類の戦闘カードを出したら、あなたはカードを2枚引く。
  • ディグレイの『対位法』やクインスの『情報操作』による反転は「カードを出す」事とは異なる。この場合、手札から出して公開したときの面を単に参照する。

ディグレイの『屁理屈』と同様に、相手の行動一つをゆるやかに禁止する能力。

ただ、二枚ドローというのはゆるやかすぎるきらいもある。そもそもこのカード一枚を既に消費しているのだから、うまく相手をハメても増えるのは一枚だけである。
ここはやはりこの能力以前にも相手の行動を予測、制限したうえで使用したい。
例えば、相手を転倒させ、J札を公開し、この能力を防御を宣言したとする。ここでJ打撃を出す。
相手が打撃や投げを選ぶと、J札のどちらかで確実に勝てる。相手が防御すると、Jの反転とこの能力で計三枚カードを引ける。

技解説


通常打撃


2、3、5、6、7。ダメージはそのまま2、3、5、6、7、速度は2.8〜7.8。

通常投げ


7〜10。ダメージは全て6、速度は7.8〜10.8。消費CPは2。

J打撃/J回避


J打撃 『湧き起こる真実』-Truth Geyser-
速度2.6、ダメージ9、削り2、消費CP1、締め(Ender)属性。
J回避 『論点の回避』-Dodge the Question-
このカード自体に能力はないので、効果は普通の回避と同じ。打撃をかわすと1発だけ反撃できる。
ただし、必殺技であるのでミドリのドラゴン打撃を回避できる。

Q打撃/Q投げ


Q打撃 『正当なる熱意』-Righteous Zeal-
速度7.2、ダメージ12、削り3、消費CP2、始動(Starter)属性。転倒効果。

現行版で最も速度が遅い必殺打撃。転倒つき。
回避後の反撃に有用。また、クインスは<情報操作>中のKカードで、強く投げを誘うことができるので、単純に投げ読みとして出す機会も多分にある。(そもそも他の打撃も遅い。)

Q投げ 『正当なる足元掬い』-Righteous Tumbler-
速度9.8、ダメージ7、好きなカード追加で+5、二枚まで。消費CP2、締め(Ender)属性。

コンボの締めにも使える投げ。
投げとしての性能は速度も考慮すると優先して使いたいものではないが、パンプアップの効率は優秀。

K投げ/K回避


K投げ 『回避的回答』-Crosswise Toss-
速度9.0、ダメージ9、消費CP2、始動(Starter)属性。 転倒効果なし。
K回避 『斜への投げかけ』-Evasive Answer-
このカード自体に能力はないので、効果は普通の回避と同じ。打撃をかわすと1発だけ反撃できる。
ただし、必殺技であるのでミドリのドラゴン打撃を回避できる。

A打撃/AA打撃


A打撃 『鏡の愛国者』-Patriot Mirror-
速度2.8、ダメージ10、削り3、コンボ不可(Can’t Combo)属性、転倒効果
A能力 『鏡の愛国者』-Patriot Mirror-
このカードの"Patriot Mirror"の側でダメージを与えたとき、次のターン、戦闘フェイズで2枚のカードを伏せてもよい。
両者の伏せたカードが公開された後に、2枚のうち一方を戦闘カードとして選択し、他方を捨てる。
キャラクタースキル『情報操作』とこの能力の両方を、同じ戦闘フェイズで使用することは出来ない。
  • AA打撃を伏せたが、AA打撃を使わなかった場合、捨てるAカードは1枚のみ。
  • ディグレイの『屁理屈』などで「公開した技」と判断されるのは、伏せたカード2枚のうち実際に使った方のみである。
AA打撃 『国民の同意』-Consent of the Governed-
速度1.2、ダメージ16、A一枚追加で+14、削り4、消費CP3、締め(Ender)属性

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