
「宵闇の賢人」にまつわる伝説は、数多くの相矛盾する説話に満ちている。
一般的には、それは黒のドレスに身を包み、暗闇より歩み出る女であるとされ、しばしば2匹の犬を傍らに伴わせており、忘れられぬ夜をもたらすのだという。ある物語は彼女を魅惑的で、男女問わず酔わせる魔性の女として記す。別の物語は彼女を残酷で加虐的な女王として記す。しかしまた別の物語は彼女を、思慮深く慈しみと母性に満ちた姿で描く。
彼女の真の名はペルセフォネという。
レルムにおいて最も強力な存在たちは、それぞれ異なる種類の力を持っている。
クインスの力は嘘と、欺きと、思想の流布をみなもとにする。
ディグレイの力は真実に光をそそぐ能力である。
グレイヴの力は絶え間ない稽古と訓練をみなもとにする。
対してメネルカーの力は意志の力―他人ができない、もしくはやろうとしないことを、やるという意志の力である。
ペルセフォネの力は最も根源的で動物的な欲望を利用して、自らの感情を完全に支配し、同時に他者の感情をも支配することである。この種の力は、グレイヴやメネルカーのような屈強な男であっても、立ち向かう備えができていないものである。
ペルセフォネの加虐的な性向についての物語は全く間違っているというわけではないが、それが彼女の全てというわけでもない。彼女は他者の痛みを大いに楽しむが、その痛みには喜びも含まれている。望まず彼女の犠牲者となったものでさえ、彼女の創りだす高揚体験ののちに、望んで彼女に従うようになる。そうした者の一部は、彼女が彼らに"ほんとうの意味で生きている"ことを感じさせてくれた、と言う。
ペルセフォネが"遊戯"を楽しんでいる間も、君は己の本分を忘れぬのが良い。彼女はより弱い者であっても、彼らの内なる強さを敬意を払えば、その者には真摯に接してそれを保護する。
ペルセフォネはただ、1人の余所者として時流や人々を理解する。―ときに私たちは、近づきすぎて自身の問題が見えなくなることがある。好意を受けるに相応しいとペルセフォネが信じた者たちへと好意を授けるため、歴史の中で幾度か彼女は干渉し、出来事の方向を変えてきた。
数世代前、ある激しい騒乱の折、ディグレイは致命的な傷を負い、更には木の杭に貫かれていた。そこにペルセフォネが現れ、少しの"遊戯"の後、彼女はディグレイに、使命を遂行する間の命を与えもう一度の機会をあげる、と持ちかけた。ディグレイはそれを受け入れ、ペルセフォネはディグレイを背後から見守る(そして責め苛む)霊を残して、去っていった。ディグレイの不自然に長い命は、宵闇の賢人が与えたものなのだ。
十数年前、戦争の中で、鬼丸がストームボーン家宝の剣をグレイヴの父から奪ったとき、ペルセフォネは夜より歩みいでてその剣を取り返してきた。そのときごく幼い子どもだったグレイヴは、ペルセフォネの元で泣きじゃくっていた。彼女は彼をなだめて、父親の武器を手渡した。それは今や彼のものだった。ただし彼女は、それは必要なとき以外決して使うな、と戒めたのだけれど。
彼女は他にも事件を経験してきたかもしれないが、これらについて語る者はいないようだ。
ペルセフォネは遊び好きで、支配的で、加虐的で、母性的で、あなたの本心を知っている。
「あなたの限界を広げることはときに苦しいことでしょう。けれどもそれは成長には必要なことなのです」
速度3.0、ダメージ1、 Can’t Combo。ヒット時能力発動
A能力 『女王の命令』-Mistress’s Command-
このカードの"Mistress’s Command"側でダメージを与えて戦闘に勝利した場合、次のターン、戦闘カードが公開されるまで相手を操作できる。
相手は手札を公開し、あなたは相手の戦闘カードを決め、特殊能力カードを使用してよい。自分のカード操作は通常通り行う。
ターンを連続して、相手を操作することは出来ない。
技がヒットすると、次のターン対戦相手のキャラクターを対戦相手に代わって操作できるという、非常に特殊な超必殺技。MTGの「精神隷属器」と云えば分かる人には分かる。
つまるところ、「相手の手札を確認して最も有効なカードを無駄にさせつつ、自分の一番当てたい技をヒットさせられる」のでどの技以上にもリターンは高いと言える。
なお、ノーカードを選択させてカードを出させないことも可能。ただしちょっと操作がわかりづらく、左下のメニューから選ばなければならない。「プレイ画面の見方」も参照。
相手の手札が少なく投げや遅い打撃がなかったけれど、こちらの打撃始動のフルコンボをしたいという時に必要になる。
A能力 『女王の命令』-Mistress’s Command-
このカードの"Mistress’s Command"側でダメージを与えて戦闘に勝利した場合、次のターン、戦闘カードが公開されるまで相手を操作できる。
相手は手札を公開し、あなたは相手の戦闘カードを決め、特殊能力カードを使用してよい。自分のカード操作は通常通り行う。
ターンを連続して、相手を操作することは出来ない。
- 回避からの追撃でヒットさせても発動する。
- 「戦闘に勝利した場合」であるため、相手の打撃と相打ちしても発動できない。
- 操作する期間の都合上、戦闘札公開時、パワーアップフェイズ、ターン終了時の能力は操作できない。また、戦闘後に発動する変化系の能力なども使用できない。
- 具体的に操作できる能力は Draw Phase (ドローフェイズ) か Reaction (対応) と書かれているものだけとなる。
技がヒットすると、次のターン対戦相手のキャラクターを対戦相手に代わって操作できるという、非常に特殊な超必殺技。MTGの「精神隷属器」と云えば分かる人には分かる。
つまるところ、「相手の手札を確認して最も有効なカードを無駄にさせつつ、自分の一番当てたい技をヒットさせられる」のでどの技以上にもリターンは高いと言える。
なお、ノーカードを選択させてカードを出させないことも可能。ただしちょっと操作がわかりづらく、左下のメニューから選ばなければならない。「プレイ画面の見方」も参照。
相手の手札が少なく投げや遅い打撃がなかったけれど、こちらの打撃始動のフルコンボをしたいという時に必要になる。
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