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簿記論とは

簿記は会社のお金の流れを把握するために欠かせない技能です。
日々、繰り返される取引内容を帳簿に記録し、その取引記録を基に計算・整理することによって、はじめて会社や企業の『経営状態』『財産状況』を把握することができます。
しかし、簿記には簿記特有の専門用語や一定の仕訳があるため、そのルールを知らなければ使いこなせません。
税務・会計のスペシャリストとして働く税理士業務において、簿記の知識は不可欠であり「簿記論」は、税理士業務の中核にあたる試験科目と言えます。
そのため、税理士試験において、簿記論は必須科目であり、全受験者が避けて通ることのできない試験科目となっています。


簿記論の特徴

簿記論は、計算問題と理論問題が半々で出題される財務諸表論とは異なり、出題される大問3題すべてが計算問題で構成されています。
試験時間(2時間)に対しボリュームもあるため、簿記論とは、正確性もさることながら、計算スピードや時間配分などが要求される試験でもあります。

簿記論の出題範囲

複式簿記の原理、その記帳・計算及び帳簿組織、商業簿記のほか工業簿記を含む。ただし、原価計算を除く。

簿記論の出題形式

例年第一問、第二問、第三問の大問が3つ出題され、第一問、第二問は大学教授、第三問は実務家が作成します。
3日間ある試験期間の最初の日にあり、試験時間は2時間です。

簿記論の出題内容

  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • キャッシュ・フロー計算書
  • 長期請負工事
  • 簿記一巡
  • 当座預金の残高調整
  • 棚卸資産の評価
  • 固定資産の買換えに伴う整理
  • 有価証券の評価
  • 減価償却
  • 貸倒引当金
  • 賞与引当金
  • 社債発行
  • 税金の未払計上
  • 税効果会計
  • ヘッジ会計
  • 研究開発費等に係る会計基準
  • リース
  • 製造業会計
  • 本支店会計
  • 退職給付会計
  • 外貨換算会計



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