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風紋(ふうもん)
1987年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲
作曲:保科洋

1987年の課題曲だが、現在もいろいろな演奏団体によって演奏されたり、
コンクール課題曲の人気投票でも上位に入る人気高い吹奏楽曲

『演奏するのは難しくないが、何回練習しても終わりが見えない』と言われる。

作曲者によるとこの曲の題名について、
「曲名の『風紋』に特別な意味はありません。強いて言えば、前半の曲想のイメージのサラサラした表情によってかもし出される紋様などのトータルした主観的印象ということでしょう」
とコメントしてる
原典版は後に作曲者自身によって管弦楽のために編曲され、2009年8月15日に岡山シンフォニーホールで開催された保科アカデミー室内管弦楽団“アンサンブル=ハルモニア”創立15周年記念特別演奏会で初演された。
Andanteの静かな導入部に続いて、作曲者の好む旋法風な主旋律がオーボエ、クラリネット、アルト・サクソフォーンで提示される。それに対してファンファーレ風のモティーフがミュートをつけたトランペット、トロンボーンで奏でられる。これらが繰り返されながら、Vivaceの主部へと続く。 主部では先ほどの主旋律とモティーフが重ねられ展開してゆく。さまざまな起伏を経て、突然曲は静まり序奏の雰囲気を回想する。しかしすぐまた盛り上がりクライマックスを迎え、短く激しいコーダで終わる。


風紋(管弦楽版)


風紋(吹奏楽版)

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