導入
貴方達は今“姫将軍”マグダレーナの御前にいる。本日は彼女から依頼を受け、ここまで来たのである
「本日呼んだのは他でもなく依頼だ。今回は殺人犯の捕獲を依頼したい」
彼女から聞ける情報は以下の通り
・ダーレスブルグ周辺で殺人事件が発生している
といっても最初はコボルトやらオーガやら、蛮族の骸が謎の書き置きが添えられた状態で門の入り口に
捨て置かれていたと言うのだが
・死体は主に鈍器のようなもので殴られた形跡が目立つ。「少なくとも刃物による傷は見当たらない」と言う
・オーガを始めとした蛮族の死骸だったため、最初は奇妙と思ったものの放置案件としていたが、最近は
ナイトメアや穢れも何もない人族の死骸も転がっているため、依頼をしたという
・死体は主に未明、門番が交代するかしないかといない時間帯を狙っているのだろうか
大体その時に発見されている
ちなみに置かれているのはカシュカーン側の門
・書き置きの文字は誰もみたことがない、文字だと思うが文字と認識しづらい筆跡で書かれている
「今日も死体（人間）が門前に書き置きと共に捨て置かれていた。もし改めたいというなら私が許可をする。よろしく頼む」とマグダレーナはいう
報酬はいつものごとく経験点1500、2250ガメル、成長１回、名誉15、特典1Pを約束してくれる
調査
【占瞳】で見えるもの:血液と銀色、あとぼんやりと青年の姿
【トランスレイト】でこれまでの書き置きを読む
行使に成功すれば読める、特に暗号にされてもいないようだ
「我等一族に名誉あれ」「穢れは忌むべきもの」「穢れは排除しなければならない、共生なんてもっての外」
「一族の価値を否定するな」「我々は、必要とされる人族だ」「穢れ無き平穏な世界を我々は望む」
「そのために穢れを排する」
死体を改める
死体は【ブリザーベイション】で保存されている、見識判定をしなくても鈍器で何度も殴られて死亡して
いるというのが明らかになる。他に外傷らしいものは一切ない、殴られた形跡しかない
【ポゼッション】は許可される（というか断る理由が無い）
行使に成功すると以下の情報が得られる
・行商でカシュカーンからダーレスブルグに向かう途中、フードを目深に被ったマント姿の男に声をかけられた。「貴様、蛮族をどう思う？」と
だから答えた「出来るならいなくなったほうがいいだろうな」「でも全員が全員悪いやつってわけではないし、悪事を働いたやつなら裁かれて
然りだがそうでないのはなぁ」と
答えている間に男はメイスを取り出しこちらに向かっていた で、殴り殺された
・殴られてる間何か叫んでいたが、何ていってるのか理解できなかった
少なくとも怒っていることはわかった
・ちらりとしかわからなかったが、男のメイスは奇妙な細工が施されていた
本来握るべき柄の至るところにトゲがあり、男の手も、握っているメイスも血まみれになっていた
だが、鈍器部分の所から血液が変色していたような印象を受けた
・挙動の所々で金属音が聞こえたので恐らく鎧を着た冒険者の類じゃないかと判断している
図書館で調べ物をする
文献判定18未満：特にめぼしい情報が得られなかった
文献判定18:銀は魔除けの力がある、そのため蛮族やアンデッドを狩る時に銀が用いられることもある
文献判定23:その昔、レーゼルドーンには“リンクスレイド”と呼ばれる人族がいたという伝承を発見する
その血は一時的に銀に変質し、蛮族退治に一役買って王族からも認められていた
ナイトメアを処刑する時はリンクスレイドの血液を武器に塗り首を切り落としたという話もある
《大破局》の時も蛮族退治に積極的に参加していたがレーゼルドーンが蛮族の支配下に陥ってからはその行方が知られていない
聞き込みをする
被害者について：オーガとか退治してくれるのはありがたいけど、人族まで狙われるとちょっとねぇ
被害者(ナイトメア除く人族)は主に穢れに寛容というか中立と言うか、共生しても
いいよねというスタンスだった
不審者について：少なくとも街中では見かけない
人の通りが多いというのもあるが、それらしいのはないかな
今回の事件に略：奇妙な事件とは感じている
オーガといった蛮族はともかく、何で人族まで狙うのかが謎
現場を改める
死体が置かれていた場所はカシュカーンへ向かう方向の門付近、死体が転がっていただろう場所には血と土が混ざったような色彩を放っている
【パスト・ヒアリング】の行使に成功した場合、ずる……ずる……と何かを引きずる音、べしゃりと投げつけるような音、ざっざっと立ち去る音が聞こえる
探索判定（目標値21）せよ。成功するとその死体は引きずられて運ばれたのがわかり、その血が点々と別の方向へ向かっているのがわかる
探索判定あるいは足跡追跡判定（目標値23）に成功すると、それが郊外の洞窟に続いてることが判明する
洞窟を歩くと奥は炎の明かりに灯され青年が佇んでいる
ジャンカルロ・ジークフリート
青年は若干つたない交易共通語で「誰だ、お前等は」と問いかける
事情を正直に説明すると「なるほど……ということは俺の敵か、穢れを受容する邪教者め」とメイスを構える
「穢れ狩りのリンクスレイド、唯一の生き残りであるこのジャンカルロ・ジークフリートが成敗してやる」
戦闘を開始せよ
ジャンカルロ・ジ-クフリ-トリンクスレイドバーサーカー(モンスターレベル10)
※剣のかけら20個入れたデータです
知能:人間並み 知覚:五感 反応:穢れに対する解釈次第
言語:交易共通語、リンクスレイド語 生息地:さまざま
知名度/弱点値:13/- 弱点:なし
先制値:17 移動速度:18
生命抵抗力:18(25) 精神抵抗力:17(24)
【武器】命中:15(22) 打撃点:2d＋12 回避:13(20) 防護点:1 3HP:185 MP:41
○穢れ嫌い
穢れの多い者を最優先に狙います。
▼白銀の血液:HP「2」点を減らすことで３分(18ラウンド)の間武器を銀製の武器に変化させます
最初のラウンドの手番の始めに、補助動作でこれを行います
☆練技
【マッスルベア-】【ビ-トルスキン】【キャッツアイ】【ストロングブラッド】【リカバリィ(5点)】の練技を用います
□全力攻撃��
打撃点に+12のボ-ナス修正を得ます
代わりに、次の回避に-2のペナルティ修正を受けます
▼消魔の守護石=10点×2
魔法ダメ-ジを受けた時、それを「1」〜「10」点の任意の点数減少させます
この効果は、10点の〈消魔の守護石〉を二つもっているものとしてGMが管理し、総計で20点分まで使用出来ます
エンディング
ジャンカルロを退治し、姫将軍に差し出すと「ありがとう。彼の処分はこちらで何とかする」と彼を引き取ってくれる
しばらくして、蛮族を退治したことによる貢献は認めるが殺人の罪でジャンカルロは死罪となる
「何故だ！ 我等は穢れを排した、国に平穏を与えた！ それの何がいけないという！？ 殺人？ 穢れを孕む者、それを受け入れている者のほうが罪であろう！ 穢れは消えて然り、何故我等が裁かれなければならない！！ 認めない、認めない、我等は必要とされるべき種だ！ そのはずだ！ お前達が間違った判断をしているんだ！ 嫌だ、こんな理由で死にたくない。後悔させてやる、我等“穢れ除けの白銀”リンクスレイドを処したことを！ 恨んでやる、憎んでやる、穢れを受け入れようと動くこの世界を。絶対に、絶対にだ！！！」
ジャンカルロはその言葉を最後に斬首となった
その刃には赤い、だが銀色がべっとりと付着していた
貴方達は今“姫将軍”マグダレーナの御前にいる。本日は彼女から依頼を受け、ここまで来たのである
「本日呼んだのは他でもなく依頼だ。今回は殺人犯の捕獲を依頼したい」
彼女から聞ける情報は以下の通り
・ダーレスブルグ周辺で殺人事件が発生している
といっても最初はコボルトやらオーガやら、蛮族の骸が謎の書き置きが添えられた状態で門の入り口に
捨て置かれていたと言うのだが
・死体は主に鈍器のようなもので殴られた形跡が目立つ。「少なくとも刃物による傷は見当たらない」と言う
・オーガを始めとした蛮族の死骸だったため、最初は奇妙と思ったものの放置案件としていたが、最近は
ナイトメアや穢れも何もない人族の死骸も転がっているため、依頼をしたという
・死体は主に未明、門番が交代するかしないかといない時間帯を狙っているのだろうか
大体その時に発見されている
ちなみに置かれているのはカシュカーン側の門
・書き置きの文字は誰もみたことがない、文字だと思うが文字と認識しづらい筆跡で書かれている
「今日も死体（人間）が門前に書き置きと共に捨て置かれていた。もし改めたいというなら私が許可をする。よろしく頼む」とマグダレーナはいう
報酬はいつものごとく経験点1500、2250ガメル、成長１回、名誉15、特典1Pを約束してくれる
調査
【占瞳】で見えるもの:血液と銀色、あとぼんやりと青年の姿
【トランスレイト】でこれまでの書き置きを読む
行使に成功すれば読める、特に暗号にされてもいないようだ
「我等一族に名誉あれ」「穢れは忌むべきもの」「穢れは排除しなければならない、共生なんてもっての外」
「一族の価値を否定するな」「我々は、必要とされる人族だ」「穢れ無き平穏な世界を我々は望む」
「そのために穢れを排する」
死体を改める
死体は【ブリザーベイション】で保存されている、見識判定をしなくても鈍器で何度も殴られて死亡して
いるというのが明らかになる。他に外傷らしいものは一切ない、殴られた形跡しかない
【ポゼッション】は許可される（というか断る理由が無い）
行使に成功すると以下の情報が得られる
・行商でカシュカーンからダーレスブルグに向かう途中、フードを目深に被ったマント姿の男に声をかけられた。「貴様、蛮族をどう思う？」と
だから答えた「出来るならいなくなったほうがいいだろうな」「でも全員が全員悪いやつってわけではないし、悪事を働いたやつなら裁かれて
然りだがそうでないのはなぁ」と
答えている間に男はメイスを取り出しこちらに向かっていた で、殴り殺された
・殴られてる間何か叫んでいたが、何ていってるのか理解できなかった
少なくとも怒っていることはわかった
・ちらりとしかわからなかったが、男のメイスは奇妙な細工が施されていた
本来握るべき柄の至るところにトゲがあり、男の手も、握っているメイスも血まみれになっていた
だが、鈍器部分の所から血液が変色していたような印象を受けた
・挙動の所々で金属音が聞こえたので恐らく鎧を着た冒険者の類じゃないかと判断している
図書館で調べ物をする
文献判定18未満：特にめぼしい情報が得られなかった
文献判定18:銀は魔除けの力がある、そのため蛮族やアンデッドを狩る時に銀が用いられることもある
文献判定23:その昔、レーゼルドーンには“リンクスレイド”と呼ばれる人族がいたという伝承を発見する
その血は一時的に銀に変質し、蛮族退治に一役買って王族からも認められていた
ナイトメアを処刑する時はリンクスレイドの血液を武器に塗り首を切り落としたという話もある
《大破局》の時も蛮族退治に積極的に参加していたがレーゼルドーンが蛮族の支配下に陥ってからはその行方が知られていない
聞き込みをする
被害者について：オーガとか退治してくれるのはありがたいけど、人族まで狙われるとちょっとねぇ
被害者(ナイトメア除く人族)は主に穢れに寛容というか中立と言うか、共生しても
いいよねというスタンスだった
不審者について：少なくとも街中では見かけない
人の通りが多いというのもあるが、それらしいのはないかな
今回の事件に略：奇妙な事件とは感じている
オーガといった蛮族はともかく、何で人族まで狙うのかが謎
現場を改める
死体が置かれていた場所はカシュカーンへ向かう方向の門付近、死体が転がっていただろう場所には血と土が混ざったような色彩を放っている
【パスト・ヒアリング】の行使に成功した場合、ずる……ずる……と何かを引きずる音、べしゃりと投げつけるような音、ざっざっと立ち去る音が聞こえる
探索判定（目標値21）せよ。成功するとその死体は引きずられて運ばれたのがわかり、その血が点々と別の方向へ向かっているのがわかる
探索判定あるいは足跡追跡判定（目標値23）に成功すると、それが郊外の洞窟に続いてることが判明する
洞窟を歩くと奥は炎の明かりに灯され青年が佇んでいる
ジャンカルロ・ジークフリート
青年は若干つたない交易共通語で「誰だ、お前等は」と問いかける
事情を正直に説明すると「なるほど……ということは俺の敵か、穢れを受容する邪教者め」とメイスを構える
「穢れ狩りのリンクスレイド、唯一の生き残りであるこのジャンカルロ・ジークフリートが成敗してやる」
戦闘を開始せよ
ジャンカルロ・ジ-クフリ-トリンクスレイドバーサーカー(モンスターレベル10)
※剣のかけら20個入れたデータです
知能:人間並み 知覚:五感 反応:穢れに対する解釈次第
言語:交易共通語、リンクスレイド語 生息地:さまざま
知名度/弱点値:13/- 弱点:なし
先制値:17 移動速度:18
生命抵抗力:18(25) 精神抵抗力:17(24)
【武器】命中:15(22) 打撃点:2d＋12 回避:13(20) 防護点:1 3HP:185 MP:41
○穢れ嫌い
穢れの多い者を最優先に狙います。
▼白銀の血液:HP「2」点を減らすことで３分(18ラウンド)の間武器を銀製の武器に変化させます
最初のラウンドの手番の始めに、補助動作でこれを行います
☆練技
【マッスルベア-】【ビ-トルスキン】【キャッツアイ】【ストロングブラッド】【リカバリィ(5点)】の練技を用います
□全力攻撃��
打撃点に+12のボ-ナス修正を得ます
代わりに、次の回避に-2のペナルティ修正を受けます
▼消魔の守護石=10点×2
魔法ダメ-ジを受けた時、それを「1」〜「10」点の任意の点数減少させます
この効果は、10点の〈消魔の守護石〉を二つもっているものとしてGMが管理し、総計で20点分まで使用出来ます
エンディング
ジャンカルロを退治し、姫将軍に差し出すと「ありがとう。彼の処分はこちらで何とかする」と彼を引き取ってくれる
しばらくして、蛮族を退治したことによる貢献は認めるが殺人の罪でジャンカルロは死罪となる
「何故だ！ 我等は穢れを排した、国に平穏を与えた！ それの何がいけないという！？ 殺人？ 穢れを孕む者、それを受け入れている者のほうが罪であろう！ 穢れは消えて然り、何故我等が裁かれなければならない！！ 認めない、認めない、我等は必要とされるべき種だ！ そのはずだ！ お前達が間違った判断をしているんだ！ 嫌だ、こんな理由で死にたくない。後悔させてやる、我等“穢れ除けの白銀”リンクスレイドを処したことを！ 恨んでやる、憎んでやる、穢れを受け入れようと動くこの世界を。絶対に、絶対にだ！！！」
ジャンカルロはその言葉を最後に斬首となった
その刃には赤い、だが銀色がべっとりと付着していた
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