鈴木輝昭と、千原英喜の合唱作品を掘り下げるWiki。

混声/男声合唱のための「ラプソディー・イン・チカマツ[近松門左衛門狂想]」

曲データ

編成SATB/TTBB(+拍子木他)
演奏時間ca.15'00"
難易度中級〜上級
壱の段ca.6'00"
貳の段ca.9'00"(短縮可)

初演データ

混声版男声版
初演日2003年8月2日2015年5月9日
初演演奏会日韓ジョイントコンサートなにわコラリアーズ第21回演奏会
初演会場文京シビックホール大ホールザ・シンフォニーホール
初演指揮辻正行伊東恵司
初演合唱大久保混声合唱団なにわコラリアーズ

備考

男声版「貳の段」の初演が、2014年8月13日の第10回世界合唱シンポジウム(於韓国国立劇場ハエ大ホール)にて行われている。

作品について

近松門左衛門が書いた「辞世文」(壱の段)および「曽根崎心中」(貳の段)がテキスト。

楽譜・音源

テキストは浄瑠璃・歌舞伎作家である近松門左衛門の『辞世文』および『曾根崎心中』をはじめとする世話浄瑠璃からの詞文をちりばめて、原作とは異なる架空のドラマを作曲者自らが設定したものです。作品は、とてもユニークで、ハヤシコトバやカケコトバ、セリフ廻し等の日本特質の表現と西欧音楽の響きが激しく交差し、紙芝居が一枚一枚めくられていくように音の絵がパッと変わり、絶妙な音空間が現出します。「声の浄瑠璃万華鏡世界」を展開させる粋な作品です。
立ち読み可
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