セカンドライフにおけるアバターは全て Linden が作成した素体(Linden Body)がベースとなっています。
リンデンボディはカスタマイズ性に富み、またセカンドライフ共通のデフォルト規格であることから、根強い人気を誇りますが、リンデンボディは「普通の人間」の形しかなく、造形についても「質がよい」とは言いづらい出来栄えになっています。
メッシュボディはそんなリンデンボディを透明化し、キグルミのように上から別のボディを被せたものになります。
単純に美しい造形を目指していたり、すごい性癖が荒ぶっていたりいろんなタイプがありますが、きっと君の気にいるメッシュボディがどこかにあるはず!
参考:リンデンボディの足先と Maitreya Mesh body の足先を比較。左がMaitreya。右がリンデン。
リンデンボディはモデルの段階で指がわかれていない。
本記事では数多く存在するメッシュボディのうち「スキンテクスチャがリンデンボディ互換(Omega Applier対応)」なものについてまとめてみました。
目次
- Maitreya Mesh Body
- Slink
- Belleza
- Anthro Anim
- SKING
- toddleedoo
In-world Store
女性向けで人気のメッシュボディはどれ?と聞かれたらまず名前が挙がるのがこちら。
性癖的に尖っている部分はないが、使いやすさと高機能さ、ホディの美しさから圧倒的な支持率を誇っている。
「人間界の人々が作る服の多くがMaitreya Mesh Body用」といえば、その人気度がわかっていただけるのではないだろうか。
つまり Maitreya 使いであれば「この新作のお洋服…欲しいけど…自分のアバターだと使えない…」ということがまず発生しない!
これ自体は人間用なのでケモ足ではありませんが、他のクリエイターによりMaitreya用ケモ足が販売され始めるなど、ケモアバターにも充分なりえるポテンシャルがあります。
また、少しずつですがケモノアバター向けスキンも増えてきています。
- 体つきがとても綺麗。
- リンデンボディとほぼ互換。シェイプを合わせれば今までのメッシュ服を着せる事もできなくはない。
- ネイルカラーの変更や足先の角度変更機能、Fitted meshのため体型も自分好みに変更可能。
- Bento にも対応しており、指までぐにぐに曲げられる。
- 前出の通り凄い数で対応のお洋服が出ており、困ることがない。
- 服やタトゥーレイヤー、スキン自体がリンデン対応なので、様々なボディに対応した「Omega Applier」によって様々なボディとの互換性がある。つまり対応衣服に「Omega Applier」と記載されているものは着れる!スキンも「Omega Applier」と記載されてるものは付けれる!
- アルファシステムがこれまた非常に優秀。透過のon/off可能な部位は、なんと201パーツにも分かれている!
- がんばれば少女レベルの体型にもできる。
- ある程度胸のある女性を前提に作られているため、体型にケモっぽさをしっかり求めたい方や無乳なかんじのアバター作成には向かない。頑張れはなんとかできなくはないけれど、ちょっとたいへん。
- 高機能なぶん、価格が一般的なケモアバターより高い(2750L$)。
- Fitted Meshの弱点として一部のシェイプ編集に非対応、その点は他のメッシュボディでも非対応なので諦めるしかない。
- Developer Kit の入手が難しい。作者さんに申請して認可をもらわないといけなかったりするため、クリエイター側からは敷居が高い。。(尚メーカー側の審査があります。
- 編集不可&臨時にチェックが入っているため、ちょっとRezして編集を・・・と思っていると勝手に消えます。
ちなみに男性的、平たい胸族的な胸パーツを付けることで、胸板自体は男性っぽくできますが、お洋服は女性向けのものが殆どな為苦労すると思われます。。(ボーイッシュな女性やガーリーな男性等には良いかもしれません。
Market Place
In-world Store
メッシュボディの老舗といえる存在。他に比べていち早く出たこともあり根強い人気がある。
ボディラインの良さから此方を選ぶ人も多く、服飾も多い。
Maitreya は女性向けボディのみだったが、こちらは男性向けも存在しているのが特徴。
女性向けのボディは Physique と Hourgrass の 2種類あり、Hourgrass のほうがグラマーな造形になっている。
ボディ自体のお値段は安い…が、手足付いていないので購入すると実はMaitreyaよりお高めになったりする。
別売のおてては Bento に対応。
In-world Store
Maitreya, Slink に次いで人気のある女性向けボディメーカー。
Venus,Isis,Freya の3種類が存在しており、後者に近づけば近づくほどグラマーな体型になります。
全体的に肉感が良いので、健康的なアバターを作る場合は選ぶと良いだろう。
なお男性用ボディでJakeが出ている。
こちらも老舗に近いメーカーさん。
お洋服自体はある程度リリースされていますが、新作はあまり出ておらずかなり下火な印象。。
ボディとしては珍しくフリーがありますが、体の一部を消せないためお試し用と割り切る必要があります。
また、今後の更新も余り期待出来ない以上余程惚れ込んでいる以外では常用は向かないかもしれません。
あとぶっちゃけ高い…5000L とかする…
Market Place
In-world Store
シリーズの特徴を一言でいえば "Hyper"。
ニッチの重箱をつついたようないろんな方向性の Hyper を多数取り揃えており、その方面の人にはたまらない造形を作り出している。
Macro 方面だったり、筋肉方向の Hyper もあるあたり業が深いぜ…。
Hyper すぎて Mod は極端に少ない。これは…マイノリティ故の悲しみ…。
Omega Applier 自体には対応しているので、基本的にテクスチャ服を使うことになる。
※ 類似した方向性のボディとして ravenoid の Nohemi's chubby body がある。
こちらは Hyper ではなく Chubby。そっちが好きな人はこちらも視野にいれよう。
Market Place
In-world Store
そうだ。太ももを盛ろう。
なかなかにやりすぎ感のある尻,太ももの盛り方をしているメッシュボディ。
光沢をつける機能もありまさにブラジリアンな仕上がり。ブラジルとは一体…。
下半身は盛れば盛るほどいい。太ももと尻がデカいネーちゃんこそ最高なのサ…。
そんなあなたにおすすめボディ。
In-World ストアに DEMO があるので気になったら試してみよう。
※ 筆者は Tiny について門外漢なのですごい微妙な ss になっていますが、本当はもっといい感じの仕上がりになります。
子供関連なTinyボディ!
NAMボディがちっこいKemonoな感じならこっちはちっこいマイトレヤって感じかな?
少し面倒な点として男女別+幼児・小児サイズの4種類があり、一度購入した商品からは1種類しか取り出せない点があります。
つまり男女、サイズで揃えるとなると複数個分の出費がかかる事が弱点ですね…
基本的に幼児ボディは(今回は取り上げていないが)YabusakaとToddleedooが2強だと感じます。
服飾面で見るとToddleedooが強く、現在も毎月かなりの勢いで増えています。
テクスチャ面で大変ですが、NAMのボディから此方に載せ替える事で服飾の幅が広がるので検討しても良いかもしれません。
他にも色々あったりしますが、ほんとうにいっぱいなので割愛。こちらに主要メーカーのレビューが記載されてたりします(英語)ので、気になる方はそちらをチェックしてみてください。
セカンドライフのデフォルトのスキンテンプレートは、体の面構成(トポロジー)を考えた状態で書き出されている…はずなのですが、
何故か上下や手足、首周り等の繋ぎが合わない事が多々あります。
3Dソフトに公式が配布しているメッシュを読み込んだり確認出来るツール等を使い継ぎ目を目立たなくするのが一般的ですが、
AvPainterを使い確認しつつ継ぎ目を描いていくのも一つの手です。
元々有償のツールでしたが、サポートに手が回せなくなり無償化された3Dメッシュに直接描く事の出来るツールです。
細かな色合い等は大変かもしれませんが、つなぎ目の確認や目立つ部分を目立たなくする等に助かるツールだと感じます。
何故か上下や手足、首周り等の繋ぎが合わない事が多々あります。
3Dソフトに公式が配布しているメッシュを読み込んだり確認出来るツール等を使い継ぎ目を目立たなくするのが一般的ですが、
AvPainterを使い確認しつつ継ぎ目を描いていくのも一つの手です。
元々有償のツールでしたが、サポートに手が回せなくなり無償化された3Dメッシュに直接描く事の出来るツールです。
細かな色合い等は大変かもしれませんが、つなぎ目の確認や目立つ部分を目立たなくする等に助かるツールだと感じます。
このページへのコメント
無垢のブランク状のボディパーツに元ベースの服や肌テクスチャ貼り方いまいちわからない…
地面においてまではわかるんだけど…