POG-31：エキシビジョン第1試合

対戦カード

レポート

　ＰＯＧ－３１のエキシビジョン第１試合は吉野さくらと水月舞のシングルマッチ。正規選手への昇格条件を満たしつつも試合での負傷が多く長らく練習生の立場に甘んじてきた吉野が、後輩ながらも体格で優る水月に先輩としての矜持を見せられるかを試す一戦となった。
　だが、ゴングが鳴ると同時に水月のアイアンクローに捕らえられて膝を着かされてしまい、さらには軽々とリフトアップされるとボディスラムでマットに叩きつけられてしまう。
　吉野も負けずと反撃を開始するが、体格で優る水月のスタミナを削りきることができないまま試合時間１０分過ぎには攻め疲れてしまい、水月のスリーパーホールドで動きを止められた挙句、さらに水月が得意技のドラゴンスリーパーに移行すると吉野が耐えきれずにタップ。
　正規選手への昇格を目前に控えていたはずの吉野さくらが、後輩である朝桐こよみだけでなく水月舞にも屈服させられる結果となった。