蒼空のリベラシオン（ソクリベ）完全攻略wiki【革命軍前線基地】

バキンッ！という金属音と共に俺が使っていた剣の刃は簡単に折れてしまった。

周りを見渡すと魔物の死骸が大量に横たわっていた。

まともな整備の仕方も分からず、ロクな手入れもしていなかった剣の刃を拾い上げ途方に暮れていると

「小僧･･････どうした、剣が折れちまったのか？」

突然後ろから声を掛けられ俺は剣の刃を落としてしまった。
声を掛けてきたおっさんは、刃を拾い上げ、俺を見て言った。

「小僧･･･直してやろう。ついて来い」

そう言うと俺の剣を持ったまま歩き出した。
おっさんの家は鍛冶工房になっていた。

「おっさん、鍛冶師だったのか」

おっさんは俺に背中を向けたまま話始めた。

「あぁ、そろそろ引退も近いと思っとるがな。このご時世だ、俺たち旧世代の武器しか打てない奴はいずれ淘汰される」

剣を打つ音が工房に響き渡った。しばらくすると新品同様になった剣をおっさんは持ってきた。

「小僧、もし剣の整備が必要になったらここに持って来い。ワシが打ち直してやる」

「いいのか！？ありがとう、おっさん！」

俺は工房を飛び出し、またダンジョンへと向かった。
ガレスの武器工房へ俺はまたすぐ戻って来た。

「わりぃおっさん･･･折っちまった」