「帝国から奪いたい物がある…どんなことでもする…君達に協力させてくれ」
「前に僕を呼び出した事を忘れたのかい?忘れるというのはいけないことだなぁ…」
「記憶を操作する方法。僕はそれを探し続けている。目的は必ず果たすさ、何があっても。たとえ、悪魔に魂を売ることになっても」
「取り戻しに行こう…例えどんなものが待っていようとも…」
「はっ」
「ふっ」
「やぁっ」
「それっ」
「傷を癒そう」
「治してあげよう」
「みなにこの力を」
「一時の安息を」
「黒の盟約をここに」
「包み込む深淵」
「闇にとける」
「ぬっ」
「ちっ」
「うぁ」
「ぬぅん」
「うぁー」
「くそがっ!」
「時間が無いようだ、急ごう」
「崩れたな。援護する」
「痛そうだな」
「現れたな、実験台にしてあげよう」
「終わりか…次へ行こう」
「強敵だ…僕は援護させてもらうよ」
「今回も見つからなかった、記憶を操る宝具…必ず!」
「闇が僕を包む」
「さぁ、はじめよう。深淵より舞い落ちる暗黒の羽、今ここにその力を発現せよ!」
「取り戻すまでは、終われないっ!」
「ここまでしてもっ、敵わないのかっ!」
「僕は、どうしても、諦めたくない…」
「やぁ…朝日がまぶしいね…あまり日の光は得意じゃないんだ。日陰で朝食をとらせてもらうよ」
「食後の読書が日課なんだ…しばらく一人にしてくれるかな?この本には集中したいんだ…」
「暗くなってきたね…明かりをつけて本の続きを読むとしよう。僕には知識が必要なんだ」
「夜も深い…君はそろそろ休んだ方がいい。僕はもう少し調べ物をしてから休ませて貰うよ…」
「帝国が使う、あの宝具…その中に彼女の記憶を…おっと、リーダー…何か用かい?」
「王都を取り戻したいんだろう?その気持ちは分かるよ。状況を早くなんとかしたいけどできない…そのジレンマ…」
「リーダー…その指輪…ん…僕が探しているのとは違うみたいだ…」
「」
「」
「手をつけるさ…どんなものにでも」
「僕の技にしてみせるっ…誰のものであっても…」
「この知識で」
「準備ができたようだ…取り戻してみせるさっ」
「禁断の技を、また一つ…」
「闇の代償か…これも力にしよう」