探索者は1920年代アーカム近辺に住む人であること。
各々がレインウッド家の誰かと親しい関係性を持っていること。
<下層階級探索者の場合>
レインウッド家は基本的に善良で裕福な家柄であるため、犯罪者やマフィア、放浪者のようなアウトローが関係を持つことは難しいでしょう。
作成する場合は,
・探索者が産まれ育った孤児院がレインウッド家の後援で成り立っていた
・いずれは財産を掠め取るつもりで善良な家族を騙して取り入っている
・他人にはバレないように深窓の令嬢と秘密の密会を交わしている
・レインウッド家の雇われ従者である
など関係性を構築する必要があります。
レインウッド家
・エリザベス・レインウッド(もうすぐ14歳)
レインウッド家の一人娘であるエリザベス・レインウッドはリズの愛称で慕われる少女だ。
リズは3年ほど前から頻繁に咳き込むようになり、もう1年以上病床に伏した状態で生活を続けている。
病弱なため幼いころからめったに外出を許されていない彼女は、窓越しに会えるわずかな友人をとても大切にしている。
・レンフォード・レインウッド(37歳)
レンフォードは幻想風景画家として成功した芸術家であり、リズの父親。
彼の成功はもちろん、愛しい妻の後援があったからこそだが、彼自身は紛れもなく特出した才能を持つ画家だ。
現在の彼からは想像もできないことだが、ボストンの貧民地区で孤児として生まれたレンフォードは、養父の残したわずかな遺産で食いつなぎながら心に浮かぶ情景を描き続けた。
・メアリー・レインウッド(32歳)
アーカム創設の時代から郷士として名を馳せているレインウッド家の『ミセス・レインウッド』は、若くて裕福な社交界の花型としてその名が広く知れ渡っている。
上流階級にふさわしい美貌と教養を兼ね備えた彼女は乗馬と歌を嗜み、フランスの文化を好み、ショッピングと慈善事業に関心が深い女主人だ。
18歳で娘を産んだメアリーは一児の母とは思えないほど若く美しい。
今も多数の男たちからアプローチを受けるものの、彼女は誰よりも夫を愛している。