性的な表現を含む体験談などの文章を紹介するWikiです

最新情報→ 本館参照

テクスト冒頭部分

家に一日中居るのがイヤでした。子供から手が離れ、少しは自分の時間を持てるようになってそう感じるようになりました。口実は何でもよかった。ただ外に出たかった。一応もっともらしい理由をつけて主人に外で働きたいと言ってみました。意外にも主人は、「まあ、いいだろう・・あまり遅くなる仕事はダメだぞ。」主人の許可を得て、友達の紹介でファミレスのパートを始めました。時間は10時から3時までと言う条件でした。高校を出て、2年間だけ働いた事はありますが、42才の今まで外で働いた経験がありません。言い換えれば、人との接触も主人以外はあまり無かったと言う事でした。そんな私です。そのお店で私は一人の男性と知り合いました。年令は私よりひと回り下の30才、そうです。その店の店長でした。新人の私にいろいろ親切に指導してくれて、彼の中に、主人には無い優しさを見出していました。ある時、仕事で粗相をし、お客様を怒らせてしまう出来事がありました。烈火の如く怒鳴り散らすお客様の前で、如何していいか判らないまま、私は泣きだしたい心境でおりました。そんな私に援助の手を差し延べてくれたのが彼でした。「気にしなくていいですよ・・あの男は常習ですから。運が悪かっただけだから、あまり深く考えないで下さい。辞めるなんて無しですよ。」その出来事は私の心の中に大きく残りました。翌日彼にその時のお礼のつもりで、家で煮た手料理を差し上げました。独身の彼は家で自炊をしているのです。その時の足しにでもと思ったことでした。「アッ、すみません、こんな事してもらって・・あり難いです。助かります。最近手料理を食べていないもので」彼が何気なく言った言葉でした。私は先日の出来事で何かお返しをと言う気持ちがありましたので、「手料理ならいつでも言ってください。いくらでも作って差し上げますから。料理なら少しは自信があるんですよ。」そう答えてしまっていました。それが切っ掛けとなって、ある日私は彼の家におりました。彼の休みに合わせて私も仕事を休み、主人には今日の事を内緒にしておりました。「久しぶりです、こう言う料理を味わうのは・・お袋の味・・アッ、すみません、そんなつもりじゃ・・」「かまいません、小母さんですから・・もう。」彼が心使いを見せてくれました。「そんなことないですよ、素敵ですよ・・」2人の間に妙な間が空きました。お互いが急にお互いを意識したとい
 

続きはリンク先で

 

ピックアップフレーズ

 

Ads

 
 
Amazon
 
 

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

メニューサンプル1

管理人/副管理人のみ編集できます