RequestはUka3Dの機能を使用する為に、SAORIに対してSHIORIから送るコマンド規格です。
Requestの書式については引数1つにつきカンマ(,)区切りで記載されています。
SAORIへの引数の渡し方については利用しているSHIORIのマニュアルをご確認ください。



create

Uka3Dのメイン処理が開始されます。全ての準備が終了後、伺か本体にOn3DBootイベントが送信されます。
呼出し時にBootフラグに設定された任意の文字列がOn3DBootイベントのRef0として戻されます。
SHIORIの各ブートイベント(切替わり含む)でcreateリクエストを呼出し、イベント毎にBootフラグを設定する事で、
On3DBoot内での処理を分ける事ができます。

createリクエストを多重呼出しした場合、前回のcreate情報とUka3Dウィンドウを破棄し、新たにウィンドウを作成し、
On3DBootイベントを発生させます。

書式
create,【さくらhWnd】,【shellパス】,【スコープID】,【サーフェイスID】,【Bootフラグ】
create,hwnd,shellpath,"0,1","0,10","fastboot"


allreset

Uka3Dのスレッドを終了し、createで行われた全ての設定を明示的にリセット・破棄します。
Uka3D準備中にエラーが発生した場合、本体にOn3DErrEndイベントが送られます。
このイベントが発生した場合、即座にallresetリクエストを実行するか、uka3d_proxy.dllをunloadするようにしてください。

書式
allreset※パラメータ無し
allreset

scope

リクエスト指示を送るスコープIDを変更します。
起動時の既定値は0です。
※createやallreset、control系のシステム関連リクエストではこの指定に関わらず全てのスコープに指示が送られます。

書式
scope,【スコープID】
scope,1

character

キャラクター変更に関するリクエストを行います。

set

キャラクターを変更します。

書式
character,set,【characterID】
character,set,2

surface

モーション変更に関するリクエストを行います。

set

モーションを変更します。
オプションでブレンド時間のオーバーライドを行えます。

書式
surface,set,【mothionID】,【ブレンドタイム】
surface,set,100,200

setsync

名前付きセマフォの生成と同時にモーションを変更します。
指定モーション再生終了(ループモーションは1周終了)と同時にセマフォを非シグナルにします。
オプションでブレンド時間のオーバーライドを行えます。

書式
surface,setsync,【セマフォ名】,【mothionID】,【ブレンドタイム】
surface,setsync,"uka3d_sync",100,200

acce

アクセサリーの状態変更を行います。

set

アクセサリーの表示状態を任意に設定します。
フラグは true=表示、false=非表示

書式
acce,set,【accessoriesID】,【フラグ】
acce,set,2,true

change

アクセサリーの表示状態を切り替えます。

書式
acce,change,【accessoriesID】
acce,change,2

control

操作に関わるリクエストを行います。

camera

キーボードによるカメラ操作を行えるかどうかを設定します。
フラグは true=可能、false=不可能、change=切り替え
また、フラグにgetを指定する事で、現在の設定を取得する事が可能です。戻り値は 0=false、1=true

書式
control,camera,【フラグ】
control,camera,true
get時
Result:【フラグ( 0 or 1 )】

debuginfo

デバッグ情報の表示(操作)を行うかどうかを設定します。
フラグは true=表示、false=非表示、change=切り替え
また、フラグにgetを指定する事で、現在の設定を取得する事が可能です。戻り値は 0=false、1=true

書式
control,debuginfo,【フラグ】
control,debuginfo,change
get時
Result:【フラグ( 0 or 1 )】

topmost

ゴーストを常に手前に表示状態にするかどうかを設定します。
フラグは true=常に手前、false=通常、change=切り替え
また、フラグにgetを指定する事で現在の設定を取得する事ができます。戻り値は 0=false、1=true
※このリクエストはUka3Dウィンドウに対してのみ有効です。SSPが管理しているバルーン等には影響しません。

書式
control,topmost,【フラグ】
control,topmost,true
get時
Result:【フラグ( 0 or 1 )】

camera

カメラに関するリクエストを行います。

set

指定されたカメラパラメータIDの値にカメラをセットします。
オプションで現在のパラメータからの移動時間の設定を行えます。省略時は即時変更されます。

書式
camera,set,【camparamID】,【移行タイム】
camera,set,2,1000

lipsync

口パクアニメーションの開始・停止リクエストを行います。
フラグは true=開始、false=停止、change=切り替え

書式
lipsync,【フラグ】
lipsync,true

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