浦島太郎
『浦島太郎』（うらしまたろう）は、青竹健による日本の御伽噺作品。亀談社の雑誌『アフタマテヌーン』にて477年33号から477年53号まで連載。
本稿では原作及び、そのアニメ版である「うらしま！」、及びハリウッド実写映画「Turtle BOY」についても記述する。
アニメ版オリジナルキャラクター
美庵姫（びあんひめ）
声 - 森原めぐむ / 演 -スカーレット・ウィテカー
アニメ版主要ヒロインの1人。ショートカット。21歳。明るくお転婆な性格で、浦島太郎に対してはお姉さんぶろうとする描写が見られる。
浦島太郎の幼馴染であり、幼い頃一緒に肝試しに行った思い出を語っている。浦島のことを秘かに思っているが、乙姫の気持ちを知って身を引こうとする。
地上で暮らしていたが、亀に連れられた浦島太郎を追って竜宮城までやってくる。途中ケレケレという名の鮫に襲われるが、リボンを投げつけて手なずけた。炎系の魔法が得意。
婦楼姫（ふろうひめ）
声 - 宮ﾉ村友子 / 演 -ヨハンソン・ブリスコレッティ
アニメ版主要ヒロインの1人。ロングヘア。19歳。おっとりしていてやや天然ボケなところもあるが、優しくおしとやかな性格。実家は富豪で金銭感覚に疎いところがある。
過去にペットの犬を浦島太郎に助けてもらったことがあり、依頼浦島に恋心を抱いている。美庵姫と共に、浦島を追って竜宮城へやってくる。氷系の魔法が得意。
作者曰く、天然故に海の中に城があっても驚かず、富豪故に城の豪華さにも驚かない。
浦島花子（うらしまはなこ）
声 -坂元 茂綾 / 演 - エイプリル・フォックス
浦島太郎の妹。しっかりもので、やや真面目すぎる兄をサポートしている。料理の腕はプロ並みで、浦島太郎が釣ってきた魚を調理して販売するシーンも描かれている。
実は血の繋がった兄妹ではなく母親の連れ子。終盤、太郎への恋心を明らかにする。
地元の浜
浦島太郎が働いている浜。地元港という特定第３種漁港がある。
温暖な気候と海流で恵みに溢れており、水揚量は日本５位（当時）である。
竜宮城
乙姫等が住む城。地上の人々には、太古の昔に栄えた古代文明の生き残りが住む幻の城とされていたが、実際には本編の５年前に建築亀の坂東忠尾が海底に設計したデザイナーズマン城。海底深くに沈んでいるが、城の周囲３ｍ範囲を空気の膜が覆っている為、人間でも生活することが出来る。[要出典] 敷地面積は67,836�屐�
玉手箱
乙姫と亀のタイムワープ実験が生んだ恐ろしき副産物。重箱のような形状をしている。一度箱をあけると大量の煙が発生し、煙を吸い込んでしまうと気管支炎を発症、咳がなかなか止まらなくなり、"自分の病気は一生治らない"と気持ちが弱っていき、肉体的にも衰え、結果として老人と化してしまう。
アニメ版では大きく設定が異なり、「煙を吸い込んだ後最初に見た相手に恋をする魔法の箱」という設定になっている。
単行本
青竹健 『浦島太郎』 亀談社 〈アフタマテヌーンKC〉 全３巻
第1巻「陽の当たる海底の城」477年11月4日発行 MKSB 387-1273441887
第2巻「２月になれば彼は…」478年1月4日発行 MKSB 387-1274141887
第3巻「果てしなき旅の果て」478年3月5日発行 MKSB 387-1275842888
完全版
2011年12月に刊行。全１巻。巻末には、浦島太郎の原型となった読み切り御伽噺、「村の漁師と海の姫」の他、作者による海釣りエッセイ漫画、アニメ版キャストによる座談会を掲載。
尚、同時期にテレビアニメ化された「桃太郎」の完全版と同じ日に発売されている。
2011年12月1日発行 MKSB 967-729538593
概要
スタッフ（アニメ）
主題歌（アニメ）
各話リスト
放送局
概要
スタッフ（実写映画）
『浦島太郎』（うらしまたろう）は、青竹健による日本の御伽噺作品。亀談社の雑誌『アフタマテヌーン』にて477年33号から477年53号まで連載。
本稿では原作及び、そのアニメ版である「うらしま！」、及びハリウッド実写映画「Turtle BOY」についても記述する。
| 浦島太郎（Turtle BOY） |
|---|
| 御伽話 |
| ジャンル 少年御伽、SF御伽 |
| 作者 青竹健 |
| 出版社 亀談社 |
| 掲載誌 アフタマテヌーン |
| 発表号 477年33号 - 477年53号 |
| 巻数 全３巻 全１巻（完全版） |
| 話数 全13話 |
| アニメ うらしま！ |
| 原作 青竹健 |
| 監督 山口尚美 |
| シリーズ構成 吉野一子 |
| キャラクターデザイン 堀田雨子 |
| メカニックデザイン 小河原邦子 |
| 音楽 千岩元 |
| アニメーション制作 昨日アニメーション |
| 製作 BBS |
| 放送局 MUKASIテレビ系列 |
| 放送期間 2012年4月15日 - 2012年5月20日 |
| 話数 全6話 |
漁師の浦島太郎が、偶然亀を助けたことからはじまる数奇な運命を描いた御伽噺。所謂「ウラシマ効果」がテーマとして扱われており、日本初の本格的SF御伽話としても知られる。
宝物社「この御伽噺がすごい!477」オトコ編1位。477年大和国SF大賞受賞。御伽噺としては史上初となる同賞受賞となった。478年晴雲賞御伽部門受賞。
2012年には「うらしま！」のタイトルでテレビアニメ化（ただし内容は大きく異なる。）もされ、2014年にはハリウッドで実写映画化された。
宝物社「この御伽噺がすごい!477」オトコ編1位。477年大和国SF大賞受賞。御伽噺としては史上初となる同賞受賞となった。478年晴雲賞御伽部門受賞。
2012年には「うらしま！」のタイトルでテレビアニメ化（ただし内容は大きく異なる。）もされ、2014年にはハリウッドで実写映画化された。
漁師の浦島太郎が地元の浜を歩いていると、人語をはなす奇怪な亀が少年たちに暴行を加えられているのに遭遇する。
持ち前の正義感から亀を助け出した浦島に、是非お礼がしたいと言う亀。半ば強引に竜宮城まで案内された浦島太郎は、乙姫や家来の鯛・平目たちと夢のような時間を過ごす。その頃地上にはある異変が起こっていた…。
持ち前の正義感から亀を助け出した浦島に、是非お礼がしたいと言う亀。半ば強引に竜宮城まで案内された浦島太郎は、乙姫や家来の鯛・平目たちと夢のような時間を過ごす。その頃地上にはある異変が起こっていた…。
「声 - ○○」は、テレビアニメ版の声優。「演 - ○○」は実写映画版の俳優。
浦島太郎（うらしまたろう）
声 - 遊亜佐浩一 、子供時代 - 田中真矢 / 演 - 渡部玄
主人公。村の漁師。偶然出会った亀を助けたことから、竜宮城へ招かれることになる。19歳。
正義感が強く心優しき青年で、漁師仲間からの人望も厚い。一人称は「ぼく」。
漁の腕は中々のもので、先輩漁師からも一目おかれている。得意な漁は、荒縄漁。
終盤、全てを悟った上で老人となることを選び、最後は泡となり消えていった。
アニメ版では稀代の好青年として描かれており、3人の女性に想われる色男としての一面が強くなっている。好きな女性のタイプは"家庭的で魚料理の上手い"女性。
ハリウッド実写版では、原作寄りの性格で、運命に翻弄され苦悩する姿が強調されている。演じたのは日本人俳優の渡部玄。日本語吹替版でも渡部が声を担当している。
SF用語として知られる「ウラシマ効果」の由来とされているが、作者曰く"特に関係ない"。［1］
亀（かめ）
声 - 外村小樹 / 演 - ソウ・ファンユ
亀科の爬虫類。人語を話す。浜辺で産卵ごっこ（卵を産んだという体で涙を流すだけの遊び）をしていたところを少年たちに見つかり暴行を受けていたが、浦島太郎によって救出される。その後乙姫の命で浦島を竜宮城まで運んだ。亀年齢で250歳（本人曰く人間でいうと50歳くらいらしい）。雄。
のんびりとした性格で、スローモーにしゃべるのが特徴。「お願いします！このとおりです！」と言いながら通常時と全く変化がない（頭を下げたいところだが亀なので下げられない）という"一発ギャグ"がウリ。一人称は「オラ」。
実は宇宙工学の権威で、タイムワープの実験を行っていた。真の目的を明らかにした後は、しゃべり方も普通の早さになり、一人称も「わたし」に変わっている。
甲羅には人間用の酸素ボンベと、簡易潜水服が収納されている。作者曰く、浦島の前にも何人か竜宮城へ運んでおり、最初に運んだ人間を死なせてしまったことから用意するようになった。［2］
アニメ版では、よりのんびりとした性格になっており、真の目的を明かした後も特にしゃべりかたは変わっていない。姫の恋路を物陰から見守るなどムードメーカーの側面が強くなっている。次回予告は全て彼が担当している。
ハリウッド実写版では、本物の海亀・CG・マペットを使い分けて再現された他、一部シーンでは何故か陸亀が使用されている。
乙姫（おとひめ）
声 - 四石琵琶乃 / 演 -シロエ・クレース・ソレッス
竜宮城に1人住む姫。亀を助けてくれたことを感謝し、浦島太郎をもてなす。
物静かで気品があり、誰が相手であっても敬語で話すが、鯛と二人きりでいるときは幼い少女の一面を見せ、口調もタメ口になる。
人間の少女のような姿をしているが、正体はカメ目の爬虫類。幼い頃、下水に含まれる化学物質によって突然変異し、現在の姿になった。亀年齢は100歳を越えている。（ただし人間の年齢では18歳相当。）亀は叔父にあたる。
亀と共に秘密裏にタイムワープの実験を行っていたが、実験対象でしかないと考えていた浦島太郎に恋愛感情を抱いてしまい、苦悩する。
原作では、浦島太郎が全てを悟った上で尚、実験体になることを選び玉手箱を開けるのをみて彼の気持ちに気づき、自らも玉手箱を開けて老人となる。
アニメ版では、他のヒロインと浦島太郎を奪い合う設定になっており、原作にある悲劇的な要素はほとんどなくなっている。男性を著名な芸術家に例えて評価する癖がある。料理ベタであり、そのことを気にしている様子。
鯛（たい）
声 -塚田さやか / 演 - ナイバート・ルブックス
竜宮城に住む魚類。人語を話す。有限会社 鯛矢平目野舞踊 上席執行役員。
親代わりとして乙姫を育て上げた、乙姫にとって一番の理解者と呼べる存在である。［3］乙姫と亀によるタイムワープ実験には一切関与していない。
鯛が高級魚であることを誇りに思っており、海老に対して自慢げに接することが多い。まな板の上が苦手らしい。［4］一人称は「わし」。
アニメ版でもほとんど性格は変わらないが、所謂「執事」のような所作（コーヒーを入れる等）が多く取り入れられており、"恋に悩む乙姫を手助けしようとして失敗する"のが毎回のお約束となっている。
平目（ひらめ）
声 -荒川保典 / 演 - アレクサンドル・グルト
竜宮城に住む魚類。人語を話す。有限会社 鯛矢平目野舞踊 専務取締役。
竜宮城のナンバー3にあたる存在。年齢は明らかにされていないが、鯛から「小僧」と呼ばれる等、比較的若手である様子。
普段は丁寧で物腰柔らかにしゃべるが、激昂すると激しい口調で罵詈雑言を吐く。
亀と乙姫のタイムワープ実験を知っていながら、"いざという時に弱みとして握る"為に他の魚介には秘密にしていた。
地上の水産業者と裏取引を行っており、時折竜宮城内の魚を殺害しては業者に卸していたが、最後は浦島太郎に一本釣りされた。
一人称は「僕」。利き腕は左。鰈と間違われることを嫌う。
アニメ版では、魚を殺害する描写はカットされており、ヒロイン達に雑巾代わりにされるなど散々な目にあっている。
魚達
声 -藤原刑事
竜宮城に住む魚類。鯖、海老、烏賊、蛸の他、鮪、海鼠なども描かれている。前述の亀、鯛、平目以外は人語を話す描写はないが、全体の30％は人語、残りの70％は魚語を公用語としている。［5］
竜宮城に来た浦島太郎を海鮮料理や舞踊りでもてなした。
少年
声 - 冨永和枝、黒川澄子 / 演 - ハコーレ・カテキン、ハーレム・メスメント
人語をしゃべる亀を"気持ち悪い"という理由でいじめていた二人組の少年。小学5年生。趣味は野球。
浦島太郎にクワガタ虫がよく取れるポイントを教えてもらうのと引き換えに、いじめから足を洗った。
浦島太郎（うらしまたろう）
声 - 遊亜佐浩一 、子供時代 - 田中真矢 / 演 - 渡部玄
主人公。村の漁師。偶然出会った亀を助けたことから、竜宮城へ招かれることになる。19歳。
正義感が強く心優しき青年で、漁師仲間からの人望も厚い。一人称は「ぼく」。
漁の腕は中々のもので、先輩漁師からも一目おかれている。得意な漁は、荒縄漁。
終盤、全てを悟った上で老人となることを選び、最後は泡となり消えていった。
アニメ版では稀代の好青年として描かれており、3人の女性に想われる色男としての一面が強くなっている。好きな女性のタイプは"家庭的で魚料理の上手い"女性。
ハリウッド実写版では、原作寄りの性格で、運命に翻弄され苦悩する姿が強調されている。演じたのは日本人俳優の渡部玄。日本語吹替版でも渡部が声を担当している。
SF用語として知られる「ウラシマ効果」の由来とされているが、作者曰く"特に関係ない"。［1］
亀（かめ）
声 - 外村小樹 / 演 - ソウ・ファンユ
亀科の爬虫類。人語を話す。浜辺で産卵ごっこ（卵を産んだという体で涙を流すだけの遊び）をしていたところを少年たちに見つかり暴行を受けていたが、浦島太郎によって救出される。その後乙姫の命で浦島を竜宮城まで運んだ。亀年齢で250歳（本人曰く人間でいうと50歳くらいらしい）。雄。
のんびりとした性格で、スローモーにしゃべるのが特徴。「お願いします！このとおりです！」と言いながら通常時と全く変化がない（頭を下げたいところだが亀なので下げられない）という"一発ギャグ"がウリ。一人称は「オラ」。
実は宇宙工学の権威で、タイムワープの実験を行っていた。真の目的を明らかにした後は、しゃべり方も普通の早さになり、一人称も「わたし」に変わっている。
甲羅には人間用の酸素ボンベと、簡易潜水服が収納されている。作者曰く、浦島の前にも何人か竜宮城へ運んでおり、最初に運んだ人間を死なせてしまったことから用意するようになった。［2］
アニメ版では、よりのんびりとした性格になっており、真の目的を明かした後も特にしゃべりかたは変わっていない。姫の恋路を物陰から見守るなどムードメーカーの側面が強くなっている。次回予告は全て彼が担当している。
ハリウッド実写版では、本物の海亀・CG・マペットを使い分けて再現された他、一部シーンでは何故か陸亀が使用されている。
乙姫（おとひめ）
声 - 四石琵琶乃 / 演 -シロエ・クレース・ソレッス
竜宮城に1人住む姫。亀を助けてくれたことを感謝し、浦島太郎をもてなす。
物静かで気品があり、誰が相手であっても敬語で話すが、鯛と二人きりでいるときは幼い少女の一面を見せ、口調もタメ口になる。
人間の少女のような姿をしているが、正体はカメ目の爬虫類。幼い頃、下水に含まれる化学物質によって突然変異し、現在の姿になった。亀年齢は100歳を越えている。（ただし人間の年齢では18歳相当。）亀は叔父にあたる。
亀と共に秘密裏にタイムワープの実験を行っていたが、実験対象でしかないと考えていた浦島太郎に恋愛感情を抱いてしまい、苦悩する。
原作では、浦島太郎が全てを悟った上で尚、実験体になることを選び玉手箱を開けるのをみて彼の気持ちに気づき、自らも玉手箱を開けて老人となる。
アニメ版では、他のヒロインと浦島太郎を奪い合う設定になっており、原作にある悲劇的な要素はほとんどなくなっている。男性を著名な芸術家に例えて評価する癖がある。料理ベタであり、そのことを気にしている様子。
鯛（たい）
声 -塚田さやか / 演 - ナイバート・ルブックス
竜宮城に住む魚類。人語を話す。有限会社 鯛矢平目野舞踊 上席執行役員。
親代わりとして乙姫を育て上げた、乙姫にとって一番の理解者と呼べる存在である。［3］乙姫と亀によるタイムワープ実験には一切関与していない。
鯛が高級魚であることを誇りに思っており、海老に対して自慢げに接することが多い。まな板の上が苦手らしい。［4］一人称は「わし」。
アニメ版でもほとんど性格は変わらないが、所謂「執事」のような所作（コーヒーを入れる等）が多く取り入れられており、"恋に悩む乙姫を手助けしようとして失敗する"のが毎回のお約束となっている。
平目（ひらめ）
声 -荒川保典 / 演 - アレクサンドル・グルト
竜宮城に住む魚類。人語を話す。有限会社 鯛矢平目野舞踊 専務取締役。
竜宮城のナンバー3にあたる存在。年齢は明らかにされていないが、鯛から「小僧」と呼ばれる等、比較的若手である様子。
普段は丁寧で物腰柔らかにしゃべるが、激昂すると激しい口調で罵詈雑言を吐く。
亀と乙姫のタイムワープ実験を知っていながら、"いざという時に弱みとして握る"為に他の魚介には秘密にしていた。
地上の水産業者と裏取引を行っており、時折竜宮城内の魚を殺害しては業者に卸していたが、最後は浦島太郎に一本釣りされた。
一人称は「僕」。利き腕は左。鰈と間違われることを嫌う。
アニメ版では、魚を殺害する描写はカットされており、ヒロイン達に雑巾代わりにされるなど散々な目にあっている。
魚達
声 -藤原刑事
竜宮城に住む魚類。鯖、海老、烏賊、蛸の他、鮪、海鼠なども描かれている。前述の亀、鯛、平目以外は人語を話す描写はないが、全体の30％は人語、残りの70％は魚語を公用語としている。［5］
竜宮城に来た浦島太郎を海鮮料理や舞踊りでもてなした。
少年
声 - 冨永和枝、黒川澄子 / 演 - ハコーレ・カテキン、ハーレム・メスメント
人語をしゃべる亀を"気持ち悪い"という理由でいじめていた二人組の少年。小学5年生。趣味は野球。
浦島太郎にクワガタ虫がよく取れるポイントを教えてもらうのと引き換えに、いじめから足を洗った。
アニメ版オリジナルキャラクター 
美庵姫（びあんひめ）
声 - 森原めぐむ / 演 -スカーレット・ウィテカー
アニメ版主要ヒロインの1人。ショートカット。21歳。明るくお転婆な性格で、浦島太郎に対してはお姉さんぶろうとする描写が見られる。
浦島太郎の幼馴染であり、幼い頃一緒に肝試しに行った思い出を語っている。浦島のことを秘かに思っているが、乙姫の気持ちを知って身を引こうとする。
地上で暮らしていたが、亀に連れられた浦島太郎を追って竜宮城までやってくる。途中ケレケレという名の鮫に襲われるが、リボンを投げつけて手なずけた。炎系の魔法が得意。
婦楼姫（ふろうひめ）
声 - 宮ﾉ村友子 / 演 -ヨハンソン・ブリスコレッティ
アニメ版主要ヒロインの1人。ロングヘア。19歳。おっとりしていてやや天然ボケなところもあるが、優しくおしとやかな性格。実家は富豪で金銭感覚に疎いところがある。
過去にペットの犬を浦島太郎に助けてもらったことがあり、依頼浦島に恋心を抱いている。美庵姫と共に、浦島を追って竜宮城へやってくる。氷系の魔法が得意。
作者曰く、天然故に海の中に城があっても驚かず、富豪故に城の豪華さにも驚かない。
浦島花子（うらしまはなこ）
声 -坂元 茂綾 / 演 - エイプリル・フォックス
浦島太郎の妹。しっかりもので、やや真面目すぎる兄をサポートしている。料理の腕はプロ並みで、浦島太郎が釣ってきた魚を調理して販売するシーンも描かれている。
実は血の繋がった兄妹ではなく母親の連れ子。終盤、太郎への恋心を明らかにする。
地元の浜
浦島太郎が働いている浜。地元港という特定第３種漁港がある。
温暖な気候と海流で恵みに溢れており、水揚量は日本５位（当時）である。
竜宮城
乙姫等が住む城。地上の人々には、太古の昔に栄えた古代文明の生き残りが住む幻の城とされていたが、実際には本編の５年前に建築亀の坂東忠尾が海底に設計したデザイナーズマン城。海底深くに沈んでいるが、城の周囲３ｍ範囲を空気の膜が覆っている為、人間でも生活することが出来る。[要出典] 敷地面積は67,836�屐�
玉手箱
乙姫と亀のタイムワープ実験が生んだ恐ろしき副産物。重箱のような形状をしている。一度箱をあけると大量の煙が発生し、煙を吸い込んでしまうと気管支炎を発症、咳がなかなか止まらなくなり、"自分の病気は一生治らない"と気持ちが弱っていき、肉体的にも衰え、結果として老人と化してしまう。
アニメ版では大きく設定が異なり、「煙を吸い込んだ後最初に見た相手に恋をする魔法の箱」という設定になっている。
単行本
青竹健 『浦島太郎』 亀談社 〈アフタマテヌーンKC〉 全３巻
第1巻「陽の当たる海底の城」477年11月4日発行 MKSB 387-1273441887
第2巻「２月になれば彼は…」478年1月4日発行 MKSB 387-1274141887
第3巻「果てしなき旅の果て」478年3月5日発行 MKSB 387-1275842888
完全版
2011年12月に刊行。全１巻。巻末には、浦島太郎の原型となった読み切り御伽噺、「村の漁師と海の姫」の他、作者による海釣りエッセイ漫画、アニメ版キャストによる座談会を掲載。
尚、同時期にテレビアニメ化された「桃太郎」の完全版と同じ日に発売されている。
2011年12月1日発行 MKSB 967-729538593
概要
2012年4月15日から2012年5月20日までMUKASIテレビ系列にて放送された。全6話。平均視聴率9.8％、最高視聴率12.0％。
キャラクターの性格・デザイン共に原作とは大きく異なっており、プロデューサーの谷中俊妻も「これは浦島太郎のアニメ化ではなく、浦島太郎のキャラクターと設定を借りたラブコメである。」と明言している。［6］また作者もこれを好意的に受けて入れている。［3］
この様なコンセプト故に、放送前には賛否両論を巻き起こしたが、いざ放送がはじまると評判は高く、口コミで人気が広がり視聴率も上昇。御伽噺アニメの視聴率は2.0％が「合格点」とされる中、平均視聴率9.8％。最終回は12.0％となり、御伽噺アニメとしては最大のヒット作となった。
著名人でもタレントの中の川蝶子や、ミュージシャンの小槻エンヂ等がファンであることを公言している。
前時間に放送していた「桃太郎」と併せて「スーパー昔話タイム」として放送され、「桃太郎」の冒頭及び、「うらしま！」のエンディング後に10秒程度でタイトルバックが流れるようになった。
キャラクターの性格・デザイン共に原作とは大きく異なっており、プロデューサーの谷中俊妻も「これは浦島太郎のアニメ化ではなく、浦島太郎のキャラクターと設定を借りたラブコメである。」と明言している。［6］また作者もこれを好意的に受けて入れている。［3］
この様なコンセプト故に、放送前には賛否両論を巻き起こしたが、いざ放送がはじまると評判は高く、口コミで人気が広がり視聴率も上昇。御伽噺アニメの視聴率は2.0％が「合格点」とされる中、平均視聴率9.8％。最終回は12.0％となり、御伽噺アニメとしては最大のヒット作となった。
著名人でもタレントの中の川蝶子や、ミュージシャンの小槻エンヂ等がファンであることを公言している。
前時間に放送していた「桃太郎」と併せて「スーパー昔話タイム」として放送され、「桃太郎」の冒頭及び、「うらしま！」のエンディング後に10秒程度でタイトルバックが流れるようになった。
スタッフ（アニメ）
原作 - 青竹健
監督 - 山口尚美
シリーズ構成 - 吉野一子
キャラクターデザイン - 亀巻和也
キャラクターデザイン - 堀田雨子
メカニックデザイン - 小河原邦子
音楽 - 千岩元
アニメーション制作 - 昨日アニメーション
製作 - BBS
監督 - 山口尚美
シリーズ構成 - 吉野一子
キャラクターデザイン - 亀巻和也
キャラクターデザイン - 堀田雨子
メカニックデザイン - 小河原邦子
音楽 - 千岩元
アニメーション制作 - 昨日アニメーション
製作 - BBS
主題歌（アニメ）
オープニングテーマ
「urasima!GIRLS」
作詞 - 小森小子 / 作曲・編曲 -Rev-v@KC / 歌 - 乙姫（四石琵琶乃）
エンディングテーマ
「アメ雨フユカイ」
作詞 - 田保ハル / 作曲・編曲 -畑代智二 / 歌 - 乙姫（四石琵琶乃）、美庵姫（森原めぐむ）、婦楼姫（宮町友子）
「urasima!GIRLS」
作詞 - 小森小子 / 作曲・編曲 -Rev-v@KC / 歌 - 乙姫（四石琵琶乃）
エンディングテーマ
「アメ雨フユカイ」
作詞 - 田保ハル / 作曲・編曲 -畑代智二 / 歌 - 乙姫（四石琵琶乃）、美庵姫（森原めぐむ）、婦楼姫（宮町友子）
各話リスト
| ~放送日 | ~話数 | ~サブタイトル |
| 2012年4月15日 | 1 | ようこそ！りゅうぐうじょうへ！！ |
| 2012年4月22日 | 2 | ドキドキ！乙姫の舞！！ |
| 2012年4月29日 | 3 | ラブラブ！恋するキセツ? |
| 2012年5月6日 | 4 | さよなら！すれ違って… |
| 2012年5月13日 | 5 | ホントに？！約束の子 |
| 2012年5月20日 | 6 | はばたけ！海中の花嫁！ |
放送局
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 |
|---|---|---|
| 2012年4月15日 - 2012年5月20日 | 23:00ｰ23:30 | MUKASIテレビ系列 |
概要
「Turtle BOY」のタイトルで4世紀ファックス社が製作。2014年8月13日より全米公開。日本では「タートルボーイ〜URASHIMA」の邦題で2014年8月27日公開。監督は、「未来世紀アルゼンチン」のテリー・パイソン。
基本的には原作に忠実であり、シリアスな作風である。主演はハリウッドで活躍する日本人俳優、渡部玄。上述の通り日本語吹替版も渡部が担当している。上映時間は135分。
原作のラストシーンが暗すぎる為、4世紀ファックスの上層部はラストシーンをハッピーエンドにすることを求め、原作に忠実であるべきと考えた監督との間で闘争が起こった。［7］
修正されたエンディングでは、老人と化した浦島が乙姫の涙によって若者の姿に戻り、二人で幸せに暮らすというもので、劇場公開時はこちらのエンディングが採用された。ブルーレイ・DVD販売時には、劇場公開版と、ディレクターズカット版を選んで視聴できるようになっており、ディレクターズカット版では原作に忠実な、監督曰く「本来あるべき」エンディングによるバージョンを観ることが出来る。尚、一連のいいざこざはドキュメンタリー映画「ポスト・イン・サマンサ」にて顛末が描かれている。
基本的には原作に忠実であり、シリアスな作風である。主演はハリウッドで活躍する日本人俳優、渡部玄。上述の通り日本語吹替版も渡部が担当している。上映時間は135分。
原作のラストシーンが暗すぎる為、4世紀ファックスの上層部はラストシーンをハッピーエンドにすることを求め、原作に忠実であるべきと考えた監督との間で闘争が起こった。［7］
修正されたエンディングでは、老人と化した浦島が乙姫の涙によって若者の姿に戻り、二人で幸せに暮らすというもので、劇場公開時はこちらのエンディングが採用された。ブルーレイ・DVD販売時には、劇場公開版と、ディレクターズカット版を選んで視聴できるようになっており、ディレクターズカット版では原作に忠実な、監督曰く「本来あるべき」エンディングによるバージョンを観ることが出来る。尚、一連のいいざこざはドキュメンタリー映画「ポスト・イン・サマンサ」にて顛末が描かれている。
スタッフ（実写映画）
監督 - テリー・パイソン
脚本 - ポーランド・メエリッピ
キャベツ・エドワード
原作 - 青竹健（吉備田書店）
製作総指揮 - スポークン・スピルバーガー
クライシス・X・ポッコラ
坂本光義
音楽 - キース・エモーション
製作会社 - 4世紀ファックス
アジェンダリー・ピクチャー
配給 - 4世紀ファックス
脚本 - ポーランド・メエリッピ
キャベツ・エドワード
原作 - 青竹健（吉備田書店）
製作総指揮 - スポークン・スピルバーガー
クライシス・X・ポッコラ
坂本光義
音楽 - キース・エモーション
製作会社 - 4世紀ファックス
アジェンダリー・ピクチャー
配給 - 4世紀ファックス
