最終更新: amateursatellites 2014年07月19日(土) 20:54:24履歴
現在(2012年3月)稼動中で初心者にも使いやすい「中継器(トランスポンダ)を積んだアマチュア(アナログ)衛星」の一覧です。もちろんビーコンやテレメトリだけのアマチュア衛星も多数あります。このウィキの目標は「衛星通信を行う」というのが目標ですので、あえて「中継器(トランスポンダ)を積んだアマチュア(アナログ)衛星」、かつ衛星初心者にも利用しやすいもの限らせていただきます。どの衛星の使用にも事前の「予約」は一切要りません!(←2005年のハムフェアで某OMが、初心者に「衛星は予約が要る」といったらしいですが・・・・ホント「老害」極まれりですな。)もちろんアマチュア無線の資格があれば、誰でも無料で使用できますが、衛星の打ち上げに携わった世界中の多くのアマチュア無線家や関係者に感謝して使用しましょう。
※以前は衛星通信には免許状に申請により「宇宙通信業務を含む」との記載が必要でしたが、平成17年より発行されている新形式の免許状ではこの事項についての記載欄がなくなり、アマチュア無線局であれば衛星通信ができるようになっています。
※以前は衛星通信には免許状に申請により「宇宙通信業務を含む」との記載が必要でしたが、平成17年より発行されている新形式の免許状ではこの事項についての記載欄がなくなり、アマチュア無線局であれば衛星通信ができるようになっています。
使いやすくて人気があったAO-51は残念ながら2011年11月29日機能停止が発表されました。本Wikiで紹介されているテクニックはもちろん他の/将来のFM衛星でも応用できますので、参考にご覧下さい。
可動していれば入門用に最適です。条件によってはFMハンディトランシーバでも受信できます。可視時間はおおむね10分程度で午前中に2〜3回の南下パス、夜に2〜3回の北上パスがあります。アップリンク・ダウンリンクともに1波しかなく、よって周波数を独占せず「譲り合い」や「手短な交信(通常レポート交換のみ)」が必要になります。1波しかないので違法局の混信をかいくぐらなければいけないという、ある意味衛星通信とはまったく別の技量も要求されます。
※近日新たなFM衛星の打ち上げが予定されています。
このWikiでは、衛星通信の登竜門として「AO-51のModeV/U」を中心に記述を進めていきます。AO-51はすでに運用停止されていますが、本Wikiで紹介されているテクニックはもちろん他の/将来のFM衛星でも応用できますので、参考にご覧下さい。
関連ページは↓です。
・Step1:FM衛星を受信してみよう!
・Step2:FM衛星で交信しよう!
可動していれば入門用に最適です。条件によってはFMハンディトランシーバでも受信できます。可視時間はおおむね10分程度で午前中に2〜3回の南下パス、夜に2〜3回の北上パスがあります。アップリンク・ダウンリンクともに1波しかなく、よって周波数を独占せず「譲り合い」や「手短な交信(通常レポート交換のみ)」が必要になります。1波しかないので違法局の混信をかいくぐらなければいけないという、ある意味衛星通信とはまったく別の技量も要求されます。
衛星名 | Uplink(地球から衛星へ)↑ | Downlink(衛星から地球へ)↓ | 備考など |
---|---|---|---|
SO-50 | 145.85 MHz (+67HzTONE) | 436.795MHz | 74.4Hzのトーン送信で10分間中継器作動 |
AO-27 | 145.85 MHz | 436.795MHz | 古い衛星のため電源事情で昼間の北上パスの7分間のみ(最新の運用状況は、こちらで要確認) |
※近日新たなFM衛星の打ち上げが予定されています。
このWikiでは、衛星通信の登竜門として「AO-51のModeV/U」を中心に記述を進めていきます。AO-51はすでに運用停止されていますが、本Wikiで紹介されているテクニックはもちろん他の/将来のFM衛星でも応用できますので、参考にご覧下さい。
関連ページは↓です。
・Step1:FM衛星を受信してみよう!
・Step2:FM衛星で交信しよう!
使いやすくて人気があったVO-52は残念ながら2014年7月機能停止となりました。本Wikiで紹介されているテクニックはもちろん他の/将来のSSB/CW衛星でも応用できますので、参考にご覧下さい。
ドップラ効果がありFM衛星より難しいです。当然のことながら、SSB/CWの送受信できる無線機が必要です。VO-52のダウンリンクは強く、モービルホイップでも受信できます。VO-52、FO-29ともに可視時間はおおむね10分程度で、午前中に2〜3回の南下パス、夜に2〜3回の北上パスがあります。VO-52は145.900MHz前後をワッチしてみましょう。FO-29は、ダウンリンクがVO-52より弱いので、まずはVO-52で十分鍛えてから挑戦してみましょう。
※他、20年ぶりに奇跡的復活を遂げた「AO-7」もあるのですが、複雑な事情があり、VO-52と比較して交信は難しいため、この初心者向けのWikiでは参考程度にのみ触れることにします。
このWikiでは、ダウンリンクが強くて初心者でも安心のVO-52を中心に記述を進めていきます。
関連ページは↓です。
・低軌道SSB/CW衛星で交信しよう!
この他にも、衛星ではありませんが、「国際宇宙ステーション(International Space Staion; ISS)」が地球を周回しています。国際宇宙ステーションの受信・交信については、まずは国際宇宙ステーション(ISS)の交信を聞こう!をご覧下さい。
その他にもアマチュア衛星は「デジタル衛星」「高軌道SSB/CW衛星」もありますが、これは初心者にとって「敷居」が高く、「敷居」どころか、いきなり3000m級の山に登れというようなものですので、後回しにしましょう。なお「高軌道SSB/CW衛星」は近年ではAO-40がありましたが、2004年1月26日未明の電源トラブルで機能停止状態です。AO-40では、日本でも100エンティティ超の交信(確認されているもので101エンティティ)が達成されています。(【参考】Worked Entities via AO-40 from Japan)
現在「AMSAT-Eagle」「P3E」プロジェクトが進行しており、近い将来、また高軌道衛星が楽しめると思います。
現在利用できる、SO-50、AO-27、FO-29についてはこちらで↓
・他の衛星にも挑戦してみよう!
ドップラ効果がありFM衛星より難しいです。当然のことながら、SSB/CWの送受信できる無線機が必要です。VO-52のダウンリンクは強く、モービルホイップでも受信できます。VO-52、FO-29ともに可視時間はおおむね10分程度で、午前中に2〜3回の南下パス、夜に2〜3回の北上パスがあります。VO-52は145.900MHz前後をワッチしてみましょう。FO-29は、ダウンリンクがVO-52より弱いので、まずはVO-52で十分鍛えてから挑戦してみましょう。
衛星名 | Uplink(地球から衛星へ) | Downlink(衛星から地球へ) | 備考など |
---|---|---|---|
VO-52 | 435.225〜435.275MHz LSB/CW | 145.925〜145.875MHz USB/CW | ダウンリンク強力 (2012年2月末より運用休止中) |
FO-29 | 145.900〜146.000MHz LSB/CW | 435.900〜435.800MHz USB/CW | 国産衛星「ふじ3号」※現在不定期の運用 |
※他、20年ぶりに奇跡的復活を遂げた「AO-7」もあるのですが、複雑な事情があり、VO-52と比較して交信は難しいため、この初心者向けのWikiでは参考程度にのみ触れることにします。
このWikiでは、ダウンリンクが強くて初心者でも安心のVO-52を中心に記述を進めていきます。
関連ページは↓です。
・低軌道SSB/CW衛星で交信しよう!
この他にも、衛星ではありませんが、「国際宇宙ステーション(International Space Staion; ISS)」が地球を周回しています。国際宇宙ステーションの受信・交信については、まずは国際宇宙ステーション(ISS)の交信を聞こう!をご覧下さい。
その他にもアマチュア衛星は「デジタル衛星」「高軌道SSB/CW衛星」もありますが、これは初心者にとって「敷居」が高く、「敷居」どころか、いきなり3000m級の山に登れというようなものですので、後回しにしましょう。なお「高軌道SSB/CW衛星」は近年ではAO-40がありましたが、2004年1月26日未明の電源トラブルで機能停止状態です。AO-40では、日本でも100エンティティ超の交信(確認されているもので101エンティティ)が達成されています。(【参考】Worked Entities via AO-40 from Japan)
現在「AMSAT-Eagle」「P3E」プロジェクトが進行しており、近い将来、また高軌道衛星が楽しめると思います。
現在利用できる、SO-50、AO-27、FO-29についてはこちらで↓
・他の衛星にも挑戦してみよう!
このページへのコメント
移動運用で手持ちの八木アンテナを使って、衛星にQRVしたいと思います。
初心者にとても分かりやすい説明でとっても読みやすいです
> 北上パスの6分間のみ
7分間の様です
http://blog1.bakw.sub.jp/