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秀丸メールマクロヘルプ23

コマンド一覧

インポート/エクスポート関係





Import関数(TKInfo.dll)


 Import関数は、「ファイル・インポート」コマンドと同じようにメール用のファイルをインポートします。


パラメータ1(文字列型)


 インポートするファイル名を指定します。
 eml形式ファイルをインポートする時は、ここにはファイル名を指定するか、またはemlファイルの入っているフォルダ名を指定するか、または「c:\test\*.txt」のようなワイルドカードが指定できます。
 eml形式以外のファイルをインポートする時は、ここにはファイル名を1つだけ指定することができます。


パラメータ2(文字列型)


 インポートするファイルの種類を指定します。以下の4種類が指定できます。

"mbox"From区切りテキストファイル(UNIX MBOX形式)
"period"ピリオド区切りテキストファイル
"eml"1メール1ファイル形式
"hidemarumail"秀丸メール形式ファイル

注意:旧バージョンとの互換性確保のため、"hidemarumail"の代わりに"turukame"を指定しても動作します。


パラメータ3(文字列型、省略可)


 「受信したように処理する」か、それとも現在選択しているフォルダに入れるかのオプションを指定します。"recv"を指定すると「受信したように処理する」となり、それ以外を指定した場合(または省略した場合)は現在フォルダに入れるようになります。


パラメータ4(文字列型、省略可)


 インポートするメールについてのログ(受信ログ)を作成するかどうか指定します。"makelog"を指定するとログを作成するようになり、それ以外を指定するか、またはここのパラメータを省略すると、ログを作成しません。


パラメータ5(文字列型、省略可)


 インポートされるメールの送受信日付/時刻をどうするか指定します。"tcurrent"を指定するとインポートを実行した瞬間の日付/時刻になり、"tdateheader"を指定すると、Date:ヘッダの示す日付/時刻と同じになります。それ以外を指定するか、またはここのパラメータを省略すると、いわゆる「自動」という扱いになります。
 「自動」の扱いの場合、パラメータ3で"recv"を指定してる場合はインポートを実行した瞬間の日付/時刻となりまり、"recv"でない場合はDate:ヘッダと同じになります。


パラメータ6(文字列型、省略可)


 インポートされるメールに開封通知要求があった場合に、それを無視するか、それともちゃんと応答出来るように処理するか指定します。
 "mdnreply"を指定すると、ちゃんと応答できるようにします。それ以外を指定するか、またはパラメータを省略すると、開封通知要求を無視するようになります。


返り値(数値型)


 インポートしたメール数を返します。エラーが起きた場合は0を返します。



#n = dllfunc("Import", "c:\\temp.eml", "eml");
#n = dllfunc("Import", "c:\\temp.eml", "eml", "recv", "makelog");
#n = dllfunc("Import", "c:\\temp.eml", "eml", "", "makelog");
#n = dllfunc("Import", "c:\\temp.eml", "eml", "recv", "", "tdateheader", "mdnreply");
#n = dllfunc("Import", "c:\\temp.eml", "eml", "", "makelog", "tcurrent", "mdnreply");


補足


 SetQuietMode関数でQuietModeがONになっている場合は、Import関数実行中の進捗状況ダイアログボックスは表示されなくなります。(中断も出来なくなります)





Export関数(TKInfo.dll)


 Export関数は、「ファイル・エクスポート」コマンドと同じようにメール用のファイルをエクスポートします。


パラメータ1(文字列型)


 エクスポートしたい先のファイル名またはフォルダ名を指定します。パラメータ2でeml形式を指定した場合はフォルダ名、それ以外の場合はファイル名を表す必要があります。


パラメータ2(文字列型)


 エクスポートするファイルの形式を指定します。以下の文字列が指定できます。

"mbox"From区切りテキストファイル(UNIX MBOX形式)
"hidemarumail"秀丸メール形式テキストファイル
"eml-number"1メール1ファイル形式で、ファイル名には連番を割り振ります。
"eml-subject"1メール1ファイル形式で、ファイル名にはメールのSubject:ヘッダを参考に秀丸メールが自動生成します。
"eml-date"1メール1ファイル形式で、ファイル名にはメールのDate:ヘッダを参考に秀丸メールが自動生成します。
"period"ピリオド区切りテキストファイル

 eml-XXXX系を指定した場合には、パラメータ1はフォルダ名という扱いになります。その他
"mbox", "hidemarumail", "period")を指定した場合はファイル名という扱いになります。

注意:旧バージョンとの互換性確保のため、"hidemarumail"の代わりに"turukame"を指定しても動作します。


パラメータ3(文字列型)


 メールのエンコード関係の指定をします。以下の文字列が指定できます。

"noencode"メールをエンコードせずにそのまま(Shift-JIS文字コードで)エクスポートする。
"encode"メールをエンコードしなおしてエクスポートする。ただし、添付ファイルはエクスポートしない。
"encode-attach"メールをエンコードしなおしてエクスポートする。添付ファイルもエクスポートする。(ただし、HTMLメールのHTMLメール部分はエクスポートできない)
"log"エクスポートしようとするメールの受信ログまたは送信ログを検索し、そのログをエクスポートする。(受信したメール内容そのまま正しくエクスポートする)

パラメータ4(文字列型)


 送信系メールをエクスポートする時に、自動折り返し部分に改行コードを入れるかどうか指定します。"orikaeshi"を指定すると改行コードが挿入され、それ以外を指定するか、または省略すると改行コードを入れずにエクスポートします。


パラメータ5(文字列型)


 エクスポートしようとした先のファイルが既に存在していた場合の処理方法を指定します。
 "truncate"を指定すると、元のファイルを上書きします。
 "append"を指定すると、元のファイルに追加書き込みします。
 何も指定しないか、または""を指定すると、上書きするか追加書き込みするかどうかの問い合わせダイアログボックスを表示します。


返り値(数値型)


 エクスポートの初期段階でエラーが発生した場合は0を返しますが、エクスポートの途中でエラーが起きた場合とエラーが何もなかった場合は、ともに1を返します。

 エクスポート中のエラーとは、たとえばメールのエンコードに失敗したとか、あるいはログをエクスポートする時に、対応するログが見つからなかった等です。

 正確なエラー状況を把握するのは困難です。



#n = dllfunc("Export", "c:\\tempfolder", "eml-subject", "log");


補足


 SetQuietMode関数でQuietModeがONになっている場合は、Export関数実行中の進捗状況ダイアログボックスは表示されなくなります。(中断も出来なくなります)




2006年05月22日(月) 14:41:48 Modified by aqualung




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