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死ぬまでに観たい映画1001本 2003年

 死ぬまでに観たい映画1001本

 ネコ・パブリッシング
 2004年12月1日第1刷発行
 5500円
 ISBN4-7770-5066-1

シャイニング

 ハーバード大学の哲学博士課程、ニューヨーク大学のティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツで映画研究科に在学中というスティーヴン・ジェイ・シュナイダーが編纂した映画カタログ本で、60人近くの寄稿者がそれぞれ作品を担当して書き分けている。『シャイニング』を担当したのはロミアナ・デルチェヴァというモントリオール在住のニューメディア・テクノロジー研究家。
 本作品は、ダークで観客の心をかき乱す、閉所恐怖症的な映画だ。キューブリックは巨匠ぶりを発揮し、きわだった恐怖のムードをつくりだしている。カメラのアングルとリズムを注意深く選び、観客を恐怖へ誘う。傑作はすべてそうだが、本作品も原作の映画化という位置づけを越え、キューブリックの名作というだけでなく、モダン・ホラー映画の古典にもなっている。空撮のスペクタクル、色彩の息をのむような象徴的な利用、繰り返し出てくる鏡と迷宮のイメージ、といったすべての要素は、記憶に残るスコアとロイ・ウォーカーの美術によって強化されている。
 特に独創的な指摘はないが、『シャイニング』が映画史の最初から現在までの中で選ばれた1001本に含まれているという事実だけで充分だろう。
2006年06月12日(月) 00:36:19 Modified by badsboss

添付ファイル一覧(全1件)
6b91a17eebf859db.jpg (34.89KB)
Uploaded by badsboss 2006年06月12日(月) 00:35:05



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