カオスJOJO2話

【真のクロス職人の巻】


     ワムウ

★ 年齢―1万年と2千年さい(8千年過ぎてもクロス作品を愛してる)

★ 出身地―埼玉県(推定・近所に少女A、シンノスケの存在などから)

★ 身長―197cm   ★体重―115kg

★ 性格―二次創作文芸に生きがいを持ち、読み手を喜ばせることの充実感を至上のものとする。
      肉体・精神ともに真のクロス系SS作家

★ 必殺流法―「風」
         ●神砂嵐  ●透明になれる(空気の膜で光を屈折させ匿名掲示板などで本領を発揮する)
           ●他の作品と一体化できる  ●設定を自由に変形し組み合わせられることができる

  ★家族―謎  一般人とは別に進化してきた知的生命体
           いつどこで種を発生し 仲間はどこへいったのか?不明

★ 弱点―太陽の光=波紋の生命エネルギー(魔法少女の笑顔=ぬこ等モフモフした生き物)

★ 好きな色―コバルトブルー

★ 好きな物―吸血鬼と化した人間が送る「GJレス」 

★ 睡眠時間―2000年(つまりッ!逆に言えば今後2000年は確実に深夜帯アニメが観れるッッ!!)


  ギャリギャリギャリ ワーワーワー

吸血鬼(会計係 メルブラ派)「みろ!ワムウ様の顔を!汗だくで土気色だ…まなざしも……どこをみているのか……うつろだぞ……両腕もダラリとしたまま筋肉に力がないッ!」
ワムウ「ま…まさか。こんなことが……なぜ…そんなバカな」ブツブツブツ

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吸血鬼(設営係 Fate派)「おい!どうする。スレは2週目に入るぞッ!早く次の武器を設定しないと!」
吸血鬼(掃除係 怪物王女派)「し…しかしワムウ様があんな状態で新しい武器をセットしてもいいのか。戦えるのかワムウ様は!?」

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カーズ「無理もあるまい…よりによって自慢の『神砂嵐(これが題名なんです!)』の最中に成人向けの波紋をくらったのだ。
    今…ワムウの数千年積み重ねてきた「自信」と「誇り」がくずれ散った…。
    歴戦を勝ち進んで来たクロスSS職人としての無言の迫力も消し飛んだ!
    さぞショックであろうなァ〜〜〜〜〜〜。
    だがかまわぬッ!早く新しい武器を出せいッ!」
  
吸血鬼(炊き出し係 とらハ派)「は!カーズ様から命令の合図だッ!カーズ様がそうしろとおっしゃるなら」
カーズ「フフフ……」
リサリサ「…………」

吸血鬼(印刷係 ヘルシング派)「第2週目の武器はッ!蒼い狼!動物形態のザフィーラぬいぐるみ!ぬいぐるみは大小の二種類のうちいずれかを選ぶッ!!」

カーズ「ワムウとてまともにくらえば美少女ネタが爆裂して吹っとび、コナンといった筋骨隆々な漢達が活躍するハードファンタジー物語ができてしまう威力のぬいぐるみ!
     ましてあのぬいぐるみがあれば、ザフィーラネタを作るに対し有効であろう」

JOJO「こ……今度は!お……大っきい方と小っちゃい方があるのかよ」

カーズ「リサリサ…おまえは今こう考えているな。「ワムウは今…書き込める精神状態ではない……だのになぜこのカーズはこんなに自信たっぷりにぬいぐるみを設置したのだろう」。
     理由をいおう。それはワムウが真の職人だからだよ……。ワムウはあのコーナーにいくまでに、
今のショックから立ち直れる精神の強さを持っているのをおれは知っているのだから……」

ゴーーーーーーッ!

 一流のスポーツ選手には「スイッチ・ウィンバック」と呼ばれる精神回復法がある!
 選手が絶対的なピンチに追い込まれた時、それまでの試合経過におけるショックや失敗、恐怖を、スイッチをひねるように心のスミに追いやって、闘士だけを引き出す方法である。
 そのときスポーツ選手は心のスイッチを切りかえるため、それぞれの儀式を行う!
 「新必殺技を繰り出す」  「過去回想シーンに入る」 などである。
 ショックが強いほど特別な儀式が必要となるが…………!

 ワムウのスイッチはッ!

   グググーー
   手元に開いていた手帳をッ!

JOJO「な…なんだァ〜〜〜?あいつはッ!何をしているんだッ!?」

吸血鬼(準備会申し込み係 ニトロ派)「ワ……ワムウ様が自らのNOTEを!自らのNETA・NOTEを!!」

   バ―――――z______ン!

吸血鬼(準備会申し込み係 ニトロ派)「閉ざしちまったァ〜〜〜〜〜」
JOJO(ゾゾォーーー)

ワムウ「ヌウウウ!!な…なまじ過去に思いついたネタにたよっていたから……ヤツに虚をつかれた!
これからは己の黒歴史に頼らず、読み手が求める『風(需要)』だけを感じてクロスを創ろう」

リサリサ「ううッ!」
カーズ「NOTEを閉ざして心のスイッチを切り替えたか…。ワムウにはもはや精神上の弱点はない…………。
そしてワムウはあの触覚(子犬ザフィーラ)で『風(需要)』を感じる……。
    やつは己のネタ以上に、スレ住人が発する『風(需要)』を見るのだ!!」
JOJO「だ…だからどうだってんだよ…NOTEの二冊くらいどうだっていうんだ。それくらいで気圧されてたまるかーーーーーッ!!
     おれたちはシーザーを失っている(種・種死SSへと逝ってしまった!)!それにくらべりゃあ、てめーのNETA・NOTEぐらいくだらねーぜッ!」

吸血鬼(印刷係 ヘルシング派)「さあ〜どっちのぬいぐるみを」
吸血鬼(HP運営 美夕派)「とるねえ〜〜〜〜〜〜〜?」
JOJO「きくことかァーッ!当然じゃあねーか!!」

  ガシィッ

JOJO「でっかい方にきまってるだろーッ!抱き心地がちがうしなによりもカッコイイぜぇーーッ」
吸血気(印刷係 ヘルシング派)「ククク」
吸血鬼(HP運営 美夕派)「ククッ」
吸血鬼(印刷係 ヘルシング派)「たしかに…抱き心地はいいよな」
吸血鬼(HP運営 美夕派)「うん、抱き心地はな…」

  グオオッ  ド  ガシィッ
  小っちゃい子犬ザフィーラを優しく優しく手に取るワムウッッ!!

JOJO「うっうう!こ、これは!このぬいぐるみは!書けねえ!手に取ったとたん、新たに生まれたネタが、いままで書いてきたネタをジャマするッ!
     お…おれの構成力でこの発生したネタを、今書いてる作品に応用できるのかッ!
     ダイゼンガー七式(オリジナル 防御力に特化させている)に乗せたザフィーラを動物モードに戻せねえええ!!」

  吸血鬼がギャハハハと笑う

吸血気(印刷係 ヘルシング派)「よくばりィィィ〜〜〜〜〜〜〜。よくばり者めが〜〜〜。
                    普通のクロス職人でも創作中に思いついたネタを抑えるのに、血涙を流しながらこらえるほど強いのによお〜〜〜っ。
                    しかも、お前のSSは10作品以上がクロスする、いわゆるカオスクロス!
                    ましてや、天然素材使用で触り心地バツグン特注品ぬいぐるみの大きいほうを選んじまって、
                    よくばり者は損をするとはこのことなりィィィ」

   ググギギギギ
   ワムウが子犬ザフィーラを頭に載せながら凄まじい力でタイピングする! 
   
ワムウ「最初のネタレスで『風(需要)』をつかむ!!」

   ドンッ ボゴオッ
   絶妙のタイミングでワムウが投下した1レスネタ(主人公は、当ッ然ッザフィーラッッ!!)に次々と反響が沸き起こる!!

ワムウ「今ので住人が求めているジャンルはつかんだ。次でかならず(住人のハート)を仕留める!!」
JOJO(や……やばい!ど……どうやってこのネタを使うか!?)


  自らの黒歴史を絶ったワムウはッ!
  住人が求めてやまない『風(需要)』の動きをよみ!
  ROM専の囁きを聞き!
  レーダーのように最近の流行作品のうねりをとらえるのだ!!

  JOJOは!
  どうしても思いついたネタを使えないまま、
  ポセイダル・バッフクラン・バルマー・宇宙怪獣・プロトデビルン・地球の六つ巴の戦いに、ゲスト三将軍を参戦させることでお茶を濁していた。


JOJO「ググ!」 

  ギリギリギリギリ   ビチィッ

JOJO「うあああああぁ」
 
  ぬいぐるみから発生したザフィーラネタが肉にくいこみ、血が吹き出てきても使うことができなかった!

  ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣

ワムウ「ぬうう」
吸血鬼の皆さん「ブッ飛ばせーーーッ!!こな微塵にしろーーっ!!」

   ゴオ…  ゴアァッ

吸血鬼の皆さん「ワムウ様はなぜ投稿しないんだーーっ!!さっきからずっと(JOJOのジャンルの)180度のままプロットを書き続けているだけだぞーっ!
        はやく投稿してくださいーッ!」

JOJO「や……やはりな……おれの作品の「熱風」で奴の思いついたネタの立ち位置がわかりにくくなっているんだ。
     この対称点上、燃えの反対側にいるかぎり奴はサイトに書き込めねえ!ネタが被っちゃあ新鮮味がねえからな!
     このまま時間をかせいで、なんとかこのネタを組み込むことを考えなくては!」

カーズ「甘いな。あのワムウの前では……」

   グオオオオオ

ワムウ「ぬ〜〜〜〜〜っ」

吸血鬼の皆さん「お…おい。な…なにをしているんだワムウ様はッ!?」
吸血鬼の皆さん「ゲッ!ゲーーーッ!ワ…ワムウ様がどういうつもりか『マブラヴ・オルタネイティブ』をネタに書き始めたぁッ!」

カーズ「JOJOのジャンルの位置は常にワムウの180度対称点上でしかも"燃え"のそば!
    つまり!逆にワムウにどんなネタで書かれているか教えるようなもの!
    それに気がつかないとは愚か者がァ…………」
リサリサ「あえてJOJOと同じ系統の作品とクロスさせることで、JOJOを応援する住人(の心)を狙撃するつもり!」

JOJO「オルタネイティブが持つ『欝展開』を利用してはじいたァーーーッ!なにーーーッ!奴の作品がうしろから!」

  ギュロロロロォ  ドッゴオォ  メリャメリャメリャ
  魔法少女リリカルなのはクロスには絶対にありえない"ハード"そして"ダーク"なシリアス展開!!
  そして主人公がザフィーラッッ!!
  そして、ああ、ついに!「良いオルタクロスがあると聞いてPINKから来ましたw」という書き込みが!

リサリサ「JOJO……!!」
吸血鬼の皆さん「やったーーーーッ!」

ワムウ「プロットを練りつつ、きさまの作品を読んでいたのだ。住人(のハート)をうまいタイミングで仕留められる絶好のタイミングをな!
    『風(需要)』の流れは感想レス以上にタイミングを教えてくれる」

カーズ「まずは前半の掲載で住人の全てを得ることはできなかったが…他板のSSサイトでも紹介されている所をみるとかなり掴めたな。
    とどめをワムウ!ただしそのJOJO、あくまで抜け目のない男…最後の最後に、なんぞ仕掛けてくるかもしれぬ。用心して書きこめいッ!」

   ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ワムウ「仕掛けてくるかッ!」
JOJO(ザフィーラネタが、ワムウいまさっき載せた作品を"参考"にしては…はまったぞ…。ワ…ワムウも誰も気付いてないようだ…。
     悟られてはまずい…この感想の流れではヤツを倒せねえ…もっと……もっと感想の書き込みが来てからだ…)

吸血鬼(資材係 水木しげる派)「やっちまえーーーッ!!ワムウ様―――ッ!!」
JOJO「い……いまだ!」
ワムウ「ぬう〜来るかッ!」
JOJO「くるな〜〜〜。まだ載せないでくれーっ!おねがいだー、たったすけてくれーーっ!!」
ワムウ「きさま…」
JOJO「ワ、ワムウ……へへ……そこでおめーのつ…次のセリフはこうだ……『リリカルなのはクロスSSを侮辱するなJOJO』」
ワムウ「おれの前でリリカルなのはクロスSSを侮辱するなJOJO!!   はっ」
JOJO「前半とはいえ長編SSを一気に載せて、しかも感想レスが膨大だからなあ……おめー。見てみなもうスレ容量が尽きるぜ」
ワムウ「ビクウッ」
  
  バゴオ
  きっかり>>1000に書き込まれた誘導に入ると、そこには>>2からJOJOのSSが始まっていた!
  そして、JOJOが暖めていたザフィーラネタとは、なんと、『大神』ッ!
  古代日本神話を原題としたアクションゲーム『大神』をスパロボなのはクロスSSにさらにクロスだあああァッ!

カーズ「なっ」
吸血鬼の皆さん「し…新スレ突入と同時に、に……2ゲット&JOJOのSSが始まったーーーッ!?」
JOJO「へへへ……またまた……やらせていただいたよん。ワムウ……おめーがさっき撃ち込んできた作品の勢いをそのまま使わせてもらったぜ。
     "新スレを覗いてみたら人気SSの新展開!"これに感想を書かずにいられないヤツはいないぜ!
     プラス、おめーのクロスよりおれのは、『とらいあんぐるハート』シリーズも含めた全キャラにまんべんなく見せ場を作っている分だけ強力だ!」
リサリサ「JOJOのよーな、ころんでもただでは起きないタイプの人間は"よくばり"もゆるされるわね」


  静まりかえっていた……。
  もう誰も声をあげなかった。うめき声すらあげなかった。
  あざ笑うハロウィンカボチャの口穴のようにガッポリGJレスが書き込まれていた!!
  JOJOのクロスSSは微妙ながら「オルタネタ」をおびていたのだ。オルタ好きも読み始めていた。
  今ので「エロゲーネタはPINKで」という書き込みがおき、それが原因で議論が起きる。
  そして読み手同士の誹謗中傷……荒らし合戦がはじまった……。
もう『神砂嵐(何ども言うが題名)』は封じられたのだ。


リサリサ「勝った!!もうワムウは(神聖なスレを荒らしてしまった罪の意識で凹んで)立てない!!」
ワムウ「な、なんということだ。このワムウ……なんてざまだこのワムウ!
    一万年と二千年も生きた妄想が、こんなに無惨になりさらばえて可哀そうによ……。
    このワムウ…敵を楽に勝たせる趣味はない…。
    受けた『荒らし』も我が肉体!
    今までの『誹謗中傷』も我が能力!
    全てを利用して……勝利をつかむッ!」

次回 【風にかえる戦士の巻】

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2007年08月12日(日) 10:25:45 Modified by beast0916




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