Windows XPインストール時の注意
Windows XPをインストールする時の注意
Windows XP(32bit版, x86版)のインストーラは、Linuxのパーティションがあると、こける。Setup is inspecting your computer's hardware configuration. の後ブラックアウトして、うんともすんとも言わない。fucking shit。
試行錯誤で分かったこと。
- HDDの先頭パーティション(LBAの1から始まるパーティション)が、がLinux ext2/3のパーティションIDが0x83なものだと、この現象が発生する。
- とはいえ、ext3のファイルシステムがある先頭パーティションのIDを、単に0x83から0x7(NTFS)や0xffあたりに書き換えただけだとダメ。パーティションのブートセクタがを見てるのかもしれない。
- 後ろの方にLinuxパーティションがあるのはOK。
- XP x86/32bit版のみ。XP x64/64bit版やVistaなら先頭パーティションがLinuxでもOK。
FedoraとかUbuntuあたりをいれると、先頭パーティションはGRUBの2nd stageモジュールを入れるパーティション(/boot)になるので、この条件に合致し、現象が発動する。
なので、1つのHDDに多種のOSをとっかえひっかえするときには、先頭パーティションはNTFSにして、Linuxの/(root)やGRUB用の/bootは後ろの方のパーティションにすると良い。GRUBパーティションは論理パーティションでも問題なくブートできる。
あと、Windows XPを入れるパーティションはアクティブフラグを立てておくこと。インストールの際、念のために他のNTFSパーティションはIDを0x17(hidden NTFS)あたりに一時的に変更して、マスクしておくと安全。
2008年04月14日(月) 14:14:53 Modified by bitflux