雪明りの路・第二 | ユキアカリノミチ・ダイニ | 指示 | 速度 | 調性 | 拍子 | |
1 | 野の風 | ノノカゼ | Vivace | 4分音符=160 ca. | ホ短調 | 4/4 |
2 | 故郷に目ざめる | コキョウニメザメル | Andantino | 4分音符=80 ca. | ホ短調 | 3/4 |
3 | 山に来た雪 | ヤマニキタユキ | Allegretto | 4分音符=100 ca. | ト長調 | 2/4 |
4 | 果樹園の夜 | カジュエンノヨル | Allegro | 4分音符=132 ca. | ホ短調 | 4/4 |
5 | 雪あかりの人 | ユキアカリノヒト | Andante | 4分音符=76 ca. | ト長調 | 4/4 |
北海道男声合唱祭実行委員会が2001年に、男声合唱祭の合同演奏曲を毎年1曲ずつ作曲するようにと作曲者に依頼。この時点では組曲を作曲する意思はなかった。後述の『山に来た雪』を除く4つの中で最初にできたのが『雪あかりの人』である。この曲の初演後に作曲者の知人から「雪明りの路・第二」の作曲を提案され、それを作曲者が実行委員会に伝えたことで、組曲化が実現。2002年に『野の風』、2003年に『故郷に目ざめる』『果樹園の夜』を作曲。なお、北海道男声合唱祭のために書き下ろされた個々の曲はすべて長内勲の指揮で初演された。
『野の風』は「余市で」の副題がある。
『故郷に目ざめる』の詩の冒頭には、北見恂吉の「まなかひの朝熊が岳に雪ふらばわが雪国を我恋ひ行かむ」という短歌が引用されている。
『山に来た雪』は、もともと組曲「山の印象」の3曲目。このような「引っ越し」は、組曲「雪明りの路・第二」の構築性を良くするためにとのことだが、多田武彦の作品においては唯一の事例である(日本の作曲家全体でも前例が思いつかない)。
『野の風』は「余市で」の副題がある。
『故郷に目ざめる』の詩の冒頭には、北見恂吉の「まなかひの朝熊が岳に雪ふらばわが雪国を我恋ひ行かむ」という短歌が引用されている。
『山に来た雪』は、もともと組曲「山の印象」の3曲目。このような「引っ越し」は、組曲「雪明りの路・第二」の構築性を良くするためにとのことだが、多田武彦の作品においては唯一の事例である(日本の作曲家全体でも前例が思いつかない)。
タグ
コメントをかく