VF-17Dナイトメア
【実用機として初めて熱核バースト・エンジンを搭載した、VF-17「ナイトメア」(Nightmare)
(「MACROSS MECHA DESIGN より許諾引用」)
ゼネラル・ギャラクシー社が開発した多方面体式ステルス可変戦闘機で”ステルスバルキリー”言う名称で知れている。ステルス性能を追求したせいで兵装、大気圏外予備プロペラントタンクを含む全てを内装した事や極端な多方面体ステルスにした事により機体大型化と空力特性の劣悪を招くも外部装備無しの状態でスーパーパーツと兵装ステーションフル装備のVF-11を凌ぐ動力、最大速度、攻撃能力を発揮できる事から極限の作戦に投入されるVFとして採用される。大気圏内での飛行は可能にしているが作戦行動上ガウォークモードによるホバリング移動を多様する事も想定し、高速戦闘用と格闘戦用と言う二種類のガウォークモード持つ事になる。
軍事機密性が高い機種だったので生産はゼネラル・ギャラクシー社のみ行い各機種合わせて総生産数718機(VF−1各機種で8245機)と言う少数生産にとどまった。VF-22Sが実用化されると順次ナイトメアは第一線から下ろされるも後にこの機体設計図をベースに開発された戦闘爆撃機VF-171 ナイトメアプラスとして登場している。
武装はガンポットだが脚部に収容されており、バトロイドでの使用時にはせり出す形になる。またVF−11以降のガンポットは弾倉交換が可能になっておりビーム砲として利用できる専用弾倉も搭載された。
金龍やミリアはS型、ガムリンやフィジカはD型に乗っていたが後にガムリンはS型に乗り換えている。なおT型はサウンドフォーズ”ファイヤーボンバー”のメンバーであるレイ・ラブロックとビビータ・フィーズが搭乗している。
- VF-17A
大出力エンジンであるFF−2100の開発が間に合わずにやむを得ずにFF-2009Eを搭載した増加試作型で生産数が少ない。
- VF-17T
機種転換訓練用副座機でコクピット後方に余裕がなく機首部分を前方に延長してその部分に前席を設けた。バトロイド変形にも可能だが戦闘には向いてない。
- VF-17C
A型のアビオニクスを改良したモデル。
- VF-17D
FF-2100Xを搭載したモデルで本格的に量産された。
- VF-17S
指揮官専用機でD型のチェーンド・モデルで材質・精度も格段に優れたモノを使用する為に生産数も少ない。四砲身レーザー機銃や通信機能を強化。
【関連項目】
・VF-4 ライトニング | ・VF-14 バンパイア | ・VF-171 ナイトメアプラス | |
・Fz-109Fエルガーゾルン | ・VF-5000Gスターミラージュ | ・YF-21 | |
・VF-22S シュトゥルムボーゲルII | ・熱核バースト・エンジン | ・VAPC/VSPC-07オドナータ | |
・マクロス・シリーズに登場する企業一覧 | ・HWR-03デストロイド・サンダー・クラッカー |
2010年09月05日(日) 05:56:38 Modified by playland2