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概要

茨城県筑波郡豊里町の茨城県立上郷高校で、1957年6月に長髪禁止反対ストがあり、3年生10人が退学などの処分を受けたが、1958年4月4日、水戸地方法務局は「長髪禁止は人権侵害のおそれがある」と、生徒への取り調べや処分の行き過ぎ、禁止そのものの問題を、茨城県教育庁に勧告した事件。
なお、「上郷」は「かみごう」と読む。
資料が乏しく、生徒の名誉回復その他、丸刈り校則撤廃のことについて、詳細が明らかになっていない。しかし、事件の存在は貴重である。

成果

丸刈り校則および丸刈り校則反対運動に対する学校の処分に対して、地方法務局が人権擁護の観点から、勧告を出したという点は、注目に値する。
ただ、地方法務局の丸刈り校則に対する勧告の例は、上郷高校丸刈り校則事件の一件だけであり、その後ない。

上郷高校

茨城県立上郷高等学校は、1927年に、上郷村にて農業研修学校として設立、1949年より、上記の高校名となる。上郷村が町となり、1955年4月1日に豊里町となる。
丸刈り校則の廃止時期は明らかになっていない。
豊里町は、1987年11月30日の大合併により、つくば市の地区となり消滅する。
なお、2009年4月をもって、茨城県立石下高等学校と合併し、茨城県立石下紫峰高等学校となり、2011年3月をもって、上郷高等学校の校舎使用が終わる。

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