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間違いだらけの共犯者

「あんたが私にメールするなんて珍しいわね。一体何の用なの?」
「滝川さんは相変わらずせっかちだな」
「私はあんたみたいなろくな男じゃないのとこんな所にいたくないだけだ」
珍しく東田からメールが来ていた。
東田の性格を表す様に「部活が終わったら体育館倉庫に来てくれ」といたく簡潔な内容だった。
あっちの世界に逝っているような奴とは関わりたくない。
それにこいつとこんな所──人気が無い体育館倉庫で二人でいる所を永田や岩崎、他の誰かにだって知られたくない。
やましい事は無いが親友であり、東田に惚れている永田に勘違いされたくない。
「何の用なの?愛の告白とか勘弁してよね」
何を考えているのかよく分からない東田を苦手だという事実を隠すつもりで軽口を言った。
さて、この精神が病んでいるような男は何て答えるのだろうか?
「……!!」
いつもは人を見下すか死んだ魚のようにしかしてない目を驚かせた。
「……えっ、……ずぼし?」
私はえらく素っ頓狂な声を出しただろう。



誰もいない放課後に体育館倉庫に鍵をかけ腕を組んでお互い睨み合う。
確かに私はこいつを顔が良いとは評価した事があるが、恋愛が絡んだ好意は関係無い。
ましてや意識が違う世界に行っている相手をする気は無い。
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「埒が明かないわ」
「俺はどうすればいい?」
「東田が私を好きだなんて冗談にしか思えないわ」
「…………」
「だいたい好きだからって私にどうしろって言うのよ」
指を指して言った。
「わかった」

ドサッ

「ちょっと、東田、何するのよ! いきなり同意も得ずに女押し倒さないでよ」
「…………」
押し倒されそうに少しばかりの抵抗の結果、部活で使ったばっかりのバレーボールがいくつか転がる。
私の言葉は無視され制服の上から胸を触られる。
「東田どういうつもりだよ、舌噛むぞ」
「噛まさせないよ」
「……くっ」

永田に何て言えばいいんだよ……。

私は東田を睨みながら制服の上から胸をもまれている。




「滝川さんはいつも俺を見ているのはどうして?」
「なっ……!」
確かに私は東田を見ている。
でも、それは永田の恋が叶うように見守っているだけで、私は東田にそんな感情は無い。
ありえるわけが無い。
「東田には彼女みたいな奴がいるって聞いたわよ。私にこういう事しないで、そいつにしろよ」
「彼女?俺には彼女なんていないよ」
永田から聞いた同じバイト先で彼女みたいな女がいると。
それなのに彼女なんてないないと言った。
ここでの否定は彼女「みたいな」女もいないと解釈した。
そして少しだけ安堵してしまった自分の心が囁いた、
「……ほんの一欠けらも好きじゃないと、好きじゃ無かったって言えるのか?」と。

「最初からこんな事をするつもりだったの?」
「滝川さんが許してくれるなら」
「バッカじゃないの! 私はそんな軽い女じゃないわよ」
「でも、抵抗しない」
「違う!私はあんたなんか好きじゃ無い……」
語尾に力は無かった。
東田に求められ弱々しくなってくのが目に見えてわかる。
それでも男女で力の差がある事を押し倒されたままでいる事の理由にする。
ろくに抵抗してすらしないのに。

同じ目をしてる。
私も東田も酷く冷たい目をしてる。
似た者同士だ。
私は永田と東田をいつも冷たい目で見てた。
私も同じ位に冷たい目なのに。



そして静かに半年ばかり着てすっかりなじんでしまったセーラー服に手をかけられ、脱がされる。
白いブラジャーを外され、胸を直接触られ、乳首が立っている。
口では止めろと言っているが本心ではそんなに嫌がってない。
いや、嫌がるどころかなんの抵抗もしなかった私は東田を受け入れ始めている。
永田に何て言えばいいのよ?
私が永田の代わりに伝えれば共犯者になるのか?
まるで悪夢だ。

胸を揉まれ、東田に身体にキスをされる。
「や、やめて……部活したあとだから汗くさ──」
「そんな事無い。滝川さんは甘い味がする」
そんな事を言うくせに、いくら私に触れても決して喜んだ顔をしない。
良く言えば真剣、悪く言えば悲痛な表情。
私にこういう事をするんなら少しは嬉しそうな顔しろよ。
女を抱く時ぐらいはいつもの仏頂面やめろよ。

ぺろりと首筋を舐められ、目をつぶり、舌を絡ませあう。
ぺちゃくちゃと唾液が音をたてる。
ファーストキスはレモンの味とか言うがそんなものは恋に恋する夢見がちな乙女の言葉だと知った。
実際はほろ苦くしかないだけだ。
それでも中毒性があり、好いた相手なら何度もしたくなるものだろう。

呼吸をする為だけに口を離し、息を整えたら再度舌を絡める。
何度も繰り返すと滝川さんと小声で言われ、太ももを指先で這うように触られてからゆっくりとスカートの中の下着の上から陰部を刺激された。
喘ぎ声が漏れ、東田は興奮したのか同じように数回刺激し、濡れた指先を私に見せつけた。
指先が濡れているのは私の下着が陰部から滲んだ液体を吸って濡れているから。
私の陰部が濡れているのは東田との行為に快楽を感じているから。




ゆっくりと下着を脱がされ、じっと陰部を見られた。
東田は自分の右手の指を舐め、充分に唾液をつけて指を挿入した。
そんな事をしなくても充分濡れているのは分かっているはずなのに……。
一本、二本、三本と指が増え、掻き混ぜられた視界はゆっくりと時間が流れる世界になり歪んでいった。

「ぁぁっぁんんんあー──」
意識が飛びかけ、絶頂を迎える。
「ハァハァァ…………ケダモノ」
「淫乱」
「っつ……」
「お互いスケベだろ」
「私はち──」
違うと言えなかった。
東田になりゆきで抱かれこんなに乱れ否定できなかった。
「まあ、どっちでもいいけど。挿れるから」
そう言って、東田は自然に膨張した自身を私に押し入れた。
「ゃああっ!」
悲痛な声を上げ、苦痛に顔を歪ませ、汗が滲む。
まだ先端が少ししか入っていないと自分でも分かり、この調子だと最後まで入るのは無理だと思う。
東田は私の苦痛の気づいているのか、気づいて無いのか、私の腰を掴み更に深く突き入れる。
痛いと叫ぶと簡単に進行を止められた。
「血……」
「ごめん」
繋がっている部分から処女膜が破れた血と愛液が混ざり合って垂れている。

「もういいから、さっさと続きをして」
「ああ」

子宮の奥まで突かれながら、舌を絡ませ抱きしめあう。
快感からか、東田を離したくないのか足を絡める。

「っ……ぁ……んぅ……ん、あ……ぁっ……」
何度も苦痛と快感で意識が飛びそうになる。
親友の永田を思い心が痛むが身体は正直で東田を欲した。
「あぁ……っぁ……っあぁぁ……は……ん……んあぁぁぁぁ!!」
「俺……もう……──」

「はぁ……滝川さん……泣かないで」
「バカ……永田はあんたの事が好きだったのよ。それなのに私……」
「……永田さんが……俺の事を?」
「そうよ!! まる分かりだったじゃない! 何であんたは気づかないのよ」
「……」
「私は知っていたのに、永田の気持ち知っていたのに……あんたがこんな事しなかったら自分の気持ちに気づかなかったのに!!」


ドサッ

今度は私が東田を押し倒し、深く口づけた。
「いいか、東田が私の事を好きだって言った答えはこれだ」
口元から唾液が垂れているのも気にせずに東田の首に赤い痕をつける。
右手を東田の自身に伸ばし、指で弄ぶ。
再び膨張するのにさほど時間はかからなかった。
私が指で弄ぶ事に東田は最初多少とまどいがあったみたいだがすぐに喜んだ顔をした。
東田の上に乗って陰部に東田の自身をあてがい、再び私達は繋がった。
「くっぅぅ……」
一度ぐらいの経験で簡単に奥まで入るのは難しいようで、今回も苦痛をおおいに感じた。
それでもさっきよりも中に入っている異物感は緩和されている。
繋がったのは身体だけでなく、両手を繋ぎ、私は腰を上下前後に動かす。
「滝川さんってけっこう胸あるんだ」
「っ!!」
最初に脱がされている時から私の胸なんか見ているはずなのに
腰を上下に動かす事で揺れる胸を見て東田は言う。
おまけに私の中に入っている状態で更に硬度を増している。
東田は上半身を起こし、私の乳首をぺちゃくちゃと舐める。
余りにも激しく舐めるので唾液が胸から垂れていく。
私の腰の動きが早くなるに連れて顔を乳首から谷間に移動し顔を埋めている。
チクチクと心が痛むように肌に直接痛む痕をつけられる。
何度も腰を動かし、二回目を発射された。

「はぁはぁ……」
繋がったまま、息を整える。
結合箇所からは白い液体が出ている。
「滝川さん」
「……はぁ……何?」
「今度は俺の番」
「ちょっ」
東田は三回目を求め再び私を押し倒した。







乱れた服を直している間、お互いに口をきかなかった。
東田は私よりも先に制服の乱れを直せたようで私を待っていた。
東田がどう思っているのか知らないが、私には行為をした事の恥ずかしさは無い。
あるのは永田への罪悪感だけだった。

「東田、私は意識が別の世界に行ってるあんたの彼女なんかになる気は無いからね」
「……わかった」
「でも、これは私の気持ちだから」
そう言って唇にキスをして抱きしめあった。
もう永田と東田と岩崎と私のいつもの四人組の関係に戻る事が無いと涙を流した。

ごめんね、永田。
あんたの代わりに私が言っちゃったよ……。
東田と滝川雛子はこんな関係になっちゃったよ。
永田……バイバイ。

永田の親友じゃなくなった私と東田は手を繋いで体育館倉庫の鍵を開けた。
2006年11月09日(木) 00:41:38 Modified by ID:3dkiw412Wg




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