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行為前


「東田ーー、起きないのかー?」
酔っ払いの介抱ってどうやれば良いんだ?
足立に村主や妃は帰りやがったし、河野はおかんと茶しばいてるし、つーか元々河野は当てにならないし。
おかんも東田を連れてきたら、なんか知らんけど喜んでて不愉快だ。
嫁がどうとか、なんとか言ってた。
……嫁?
確か11月頃に言ってたあの事か?
おかん、あれ本気だったのか?
そう言えば、正月に東田ん家に料理持って行かされたな。
もしかしてあれは私の東田家への嫁入り計画なのか?
……まさかな。
だって、それは当人の意思の問題で、東田の意思も尊重されるはず…
でも、あの東田の家族って結構適当にそこらへん決めそうなんだけど。
もしかして私の嫁入りって本気なのか?
……深く考えるのはやめよう。


「東田ーーーー。おーい」
「zzzz」
変な事を考えてしまうし、とりあえず、もう一度呼んでみた。
でも反応がねーーー。
仕方ない、寝かせとくか。


やる事ないから、風呂に行ったけどまだ起きないし。
もしかして一晩中、東田が私のベットを使うのか?
男にベット使わすなんて初めてだぞ。
そういえば、客間は河野が使うし、おかんの部屋にも予備の布団とかないな。
つー事は私は東田と寝なくちゃいけないのか?
問題ないのか?だってお互い年頃の男女だぜ。
でも、河野もおかんもそんな事気にすんなみたいな事しか言わなそうだ。
「うー、暇だー。やる事がねー」
ぺちぺちと東田の顔を叩いてみる。けど反応がねーし。
うん、そういやあ、結構東田って顔いいよな。
「………」
いつも無愛想だけど、なんだかんだいって…私の事かまってくれるし…。
こいつも見下す目を止めれば私も……いやいや、だってあの東田だぜ!…間違ってもそんな事あるわけが…
「………」
「う〜ん、宮越さん…」
「えええっ何だ?」
「zzzz」
ああ、寝言か。てっきり私が東田が見てたのに気づい…えっ、何で私が東田を見てるんだよ!?
もしかして私は……

──コンコン──
「宮越さん。俺、もう他の部屋で寝るから、東田君好きにして良いからね。じゃあ、あとヨロシクゥゥ!!」
「ちょっ!!待てよ!!」
返事は無かった。

河野の突然の来訪で驚いたのか、東田の側に居た私は体勢を崩して、東田の体にくっついてるし…
なんか知らんが顔が熱いし、熱でもあんのか?

ちょっと考えてみろよ、なんで東田のせいでここまでうろたえなくちゃいけないんだよ?
……もしかして私は東田の事が……
その時、河野の言葉が思い出された『東田君好きにして良いからね』
好きにして良いってなんだよ?
何をすれば良いんだよ?
そもそもなんでみんなして東田を私に押し付けるんだよ?
そういえば何で寝言で私を呼ぶんだよ?

色んな事を考えながら東田をただ見つめていた。


─ドクンドクン─
気づいたら東田にキスをしていた。

そしてある事に気づいた。ああ、私は多分東田の事が好きなんだと。
いや、ずっと前から気づいてて、今は認めただけなのかもしれない。

そんな考えに至ってからの行動は早かった。

東田の服を脱がせ、自分も裸になった。

またキスをする。
寝てるやつにこういう事するのはちょっと卑怯かな?
でも、今はしたいから、しょうがないよな。
うん、しょうがない。

自問自答を繰り返しながら行為を進める。

自分も酒が入ってるせいなのか東田が欲しくなった。
東田を抱きしめる。
そして東田が更に愛おしく思える。

ああ、意外とたくましいんだな。ごつごつしてて男って固いんだ。
おとんが別居してて男の体はよく知らないけどこんな感じなんだ。

つい、胸板に頬ずりしちまう。

うん?何か固いもんが当たるんだけど…
コレって…噂では聞いてたけど、こんなに大きくなるんだ。
もしかして私が裸で東田に触れてるからなのかな?

少し触ってみよう。

うん、なんだよ、コレ?変な感触だな…
男っていつもコレを…ほら…あれしてんのか?
もしかして東田が私を想像してあれしてたりするのかな?

はっ!?
なんかさっきより大きくなってるんですけど。
コレどうなってんの?
どんな仕組みなの?
えっ、もしかして私のせい?
もしかしなくても私のせい?

…………。
あそこがむずむずする。
そして、自分で自分を掻き乱す。

東田って私の事をどう思ってるんだろ?
なんか東田の事を考えるだけで、濡れてあふれてしまう。

もう我慢できない。
くちゅ。
なんか上手く入ってるのか不安だけど、初めてで血が出てるからこれであってんだよな。
痛い。でも少し気持ち良い。
騎乗位の体勢でゆっくりと腰を動かす。

東田も寝ながらだけど気持ち良いのかな?
夢の中で私としていたりするのかな?

うう、なんだか頭が割れそうだ。
ハァハァ、なんか視界がぼやけてくる。

「あぁ、くっ」
知らないうちに声がでてしまっている。
これが噂に聞いた喘ぎ声なんだ。
私は経験ないけど東田はどうなんだろ?でも東田今までに女の子と付き合った事なんて無いって言ってたから、初めてだよな。
初めてでないと悲しい…。

「う〜ん?あれ?」
えーと、東田も私も裸なんですけど…
ああそうか、私が東田の寝てる間に色々して、いつのまにか意識が飛んだんだ。
明日からどんな顔して会えば良いかわかんないじゃないか。
どうしよう、勝手にこんな事して東田怒るかな…?

……まあ良いや。そんな事は明日考えよう。
今は東田の側にいよう。

そして私は東田の寝顔を見つめながら再び眠った。
2006年11月10日(金) 01:59:09 Modified by ID:Bgf4UKA6nQ




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