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不機嫌な理由

 バイトに行くと店長から呼ばれた。
「足立君? 着替えたらすぐに休憩室に来てよ」
「はい、わかりました」

 なんだろうと思いながら手早く着替えを済ませて休憩室に行くと、研修の話だった。
「研修ですか?」
「うん。長く同じ店でバイトしている人を、一時的に系列店に出向させることで、
リフレッシュを図ろうということらしい」
「僕だけですか?」
「ウチで長いのは足立君と村主さんだから、二人に行ってもらおうかと思うんだけど」
「そうですか…いつからですか?」
「行ってくれるかい? 助かるよ…えっとね、来週の一週間ということなんだけど…」
「わかりました。一週間だけなら」
「頼むよ。じゃ、今日も一日よろしくね」

 研修…たまにはいいかも知れないな。代わりばえのしない毎日、そう、今日も河野は
なんだかんだいって柳葉さんと遊んでいたし…妃さんは店長を、鎌倉さんは進藤君を
それぞれいたぶっていたし…宮越さんは東田君を追いかけ回していたし…村主さんは、と
考えていたら、当の本人から呼ばれた。

「足立君、お待たせ」
「うわっ」
「失礼ね…声をかけただけなのに」
「いや、ちょうど考え事をしていたから…」
「あら、どんなことかしら」
顔は笑っていないけど、明らかにウキウキしている。
「いや、研修のこと」
「そういえばわたしと足立君が行くのよね…よろしくね」
「こちらこそ、じゃ、今日も送るよ」

 無事送り届けた後、自分の家へ帰る道中あらためて考えてみる。村主さんと一緒かぁ…
いつもとひと味違う村主さんが見られるのも楽しいかも。それに、村主さんのことを
より深く知るためには…って、俺、こんなに村主さんを意識しているけど、村主さんの
こと…イカンイカン…頭をブルブル振る。
「うわっ!!」
いつの間にか信号が赤になって、前を走る車が止まっていた。雪でスリップするかと
思ったけど、何とかギリギリで止まってくれた。
「あー助かった…もう、このことは考えるのをよそう…」

 気がつけば研修の初日だった。村主さんも早番だったので、一緒に車で行くことに
した。助手席で村主さんがナビをしてくれる。
「次の次の信号を左に曲がったら、見えて来るみたいよ」
「了解。村主さんの案内のおかげで、予定より早く着いたよ」
「お世辞をいってもなにもでないわよ」
としゃべっているうちに到着した。

「こんにちはー、研修でお世話になる足立と村主ですがー」
通用口から入って声をかけると、刀を差したフロアスタッフの服を着た女性が来た。刀?
一瞬固まると、笑顔で挨拶をしてきた。
「足立さんと村主さんですね。こんにちは。フロアチーフの轟八千代です。どうぞ
お入りください。店長を呼んできますね」
刀の方に目線がいって固まっている俺の背中を、村主さんが押す。
「足立君、行きましょ」
「む、村主さん…あれって、刀だよねぇ」
「そうみたいね」
「気にならないの?」
「世間は広いんだから、そんな人もいるでしょ」

 微妙に納得がいかないまま、休憩室に入る。
「わたしが店長の白藤だ。榊から話は聞いているけど、頼むぞ」
妙に威圧感のある女性が店長だった。気圧されながら返事する。
「こ、こちらこそ一週間よろしくお願いします。足立正広といいます」
「短い期間ですがよろしくお願いします、村主さゆりです」
村主さんは相変わらず淡々と返事をする。度胸が据わっているなぁと感心する。
「それじゃ、じきに朝礼だからそこでみんなを紹介するな。八千代、腹減った」
「きょーこさん、パフェを作りましょうか?」
「ああ、頼む」
店長と轟さんは出ていった。
「朝からパフェ?」
あっけにとられたまま二人を見送った。

 しばらくして朝礼が始まる。店長、轟さんはさっき見たけど、あらためて挨拶された。
そしてキッチンの相馬君、フロアの小鳥遊君を紹介された。キッチンの佐藤君と、フロアの
種島さんは、俺たちと入れ替わりで研修らしい。残念、佐藤がいたらバンドの話をしながら
仕事ができたのに…あと、フロアにもう一人伊波さんという女性がいるらしいけど、
今日はシフトが入っていないらしい。最後に店長の号令で朝礼は終わった。
「それじゃ、今日も一日しっかり働け!以上」


 同じキッチンの相馬君に声をかける
「よろしく、相馬君…なんか店長って豪快な人だね」
「こちらこそよろしく、足立君…まぁ、いつもあんなノリだから気にすることはないよ」
「そうか? なんか不安なんだけど」
「アレはアレでちゃんとしているから大丈夫。そのうち慣れるって」
「そうだといいんだけど…」
「あとさぁ、轟さん…」
「轟さんがどうかした?」
「刀、だよねぇ、腰に差してるのって」
「そうだよ。真剣だよ」
「え、真剣なの? 何でさしてるの?」
「さぁ、気になるなら本人に聞けば?」
最後ははぐらかされた。

 相馬君とおしゃべりをしながら料理の下ごしらえを始める。系列店だからレシピなんかは
同じだからその点では困らない。ただ、細かい調味料や調理器具の置き場の勝手が違う
ので困る。やがて開店。さすがに朝一番というお客さんは少ないけど、徐々に客が増えて
くる。今の忙しくないうちに慣れておかなきゃ…とスープの味見をしていると、店長から声を
かけられた。

「足立…腹が減ったから飯を作ってくれ」
(まだ一〇時なんだけどなぁ…さっきパフェ食ったばっかりだろ?)
と考えながら返事をした。
「あ、いいですよ、日替わりランチでいいですか?」
「それでいい。じゃあな」

 店長はキッチンを出ていった。せっかく料理になれるチャンスだからと思って気軽に
引き受けた。
(今日の日替わりは…チキンソテーだったな。よし、やりますか)
と思ってチキンを手に取ると、相馬君がなぜかニヤニヤしている。気になるなぁ。
「相馬君、どうかした?」
「イヤ、別に…ご指名だからがんばってね」
何か腑に落ちないけど、慣れた手つきで盛りつけを済ませて、休憩室へ持っていく。

「店長…持ってきました…」
「ご苦労。そこにおいてくれ…じゃ、早速お手並み拝見といくか」
店長はナイフとフォークを手にするとチキンに取りかかった。
「うん、ちょうどいい焼き加減とソースの絡み合い…上出来だ」
「ありがとうございます。もともと出来合いのものだから簡単ですよ…」
と話しているとガチャと音がして休憩室のドアが開いた。


「きょーこさん、八千代は…」
轟さんが休憩室に入ってきたけど固まっている。そして顔が青ざめてきている。
「足立さん…」
「な、なに?」
「わたしの…大事なものを…とらないで…」
そういいながら刀を抜いている。
「ちょっ、刀って」
「新入りだからと油断していたけれど…さっそく餌付けするとは、やってくれるわね」
話が見えないので混乱する。轟さんは抜いた刀を振りかぶっている。
「わたしのきょーこさんに…わたしのきょーこさんに!」
と叫びながら刀を振り下ろす! すんでの所で真剣白刃取りに成功…っつても、
しゃれにならないんだけど、なんなの?

 そこへ村主さんがやってきた。
「轟さん? ちょっと質問が…なに遊んでるの? 二人とも」
「村主さん…遊んでいるように見える?」
「うん。足立君、さっそく轟さんと仲良しになったのね、うらやましいわ」
村主さんの顔は無表情だけど、声のトーンがいつもよりやや低い。
「遊んでないって、見てよ、切られかけているんだから!!」
「あら、喧嘩するほど仲がいいっていうものね。なによ、わたしの手作りチョコでは
失神したくせに、刀を見ても全然平気だなんて」
「それとこれとは話が別だって」

 刀を支えなきゃいけないし、村主さんと話しもしなけりゃいけないしで、いい加減
疲れてきた。そこへ店長の声が聞こえてきた。
「おまえら痴話喧嘩はよせ…足立、ごちそーさん。うまかったぞ。八千代、食後の
デザートが食べたいなぁ」

 その声がしたとたん、轟さんの力が弱まった。あれ? と思っていると、今度は
ニコニコした顔になって刀をしまった。
「きょーこさん! パフェでいいですか?」
「ああ、あとコーヒーも頼むな」
「はい! すぐに用意します。足立さん…今日のところは見逃してあげます…でも、
次はありませんよ」
「う、うん…わかりました」
「はい、いいお返事です」
そういうと轟さんは休憩室を出ていった。


「村主さん?」
「なぁに?」
「轟さんに質問があったんじゃないの?」
「そうそう…よかったわね、足立君」
そういうと村主さんは休憩室を出ていった。

 後で相馬君に聞くと、店長に餌付けをする人は皆斬られる運命にあるらしい。
一番の被害者はマネジャーだとか。
「ひどいや、相馬君…わかってて黙っていただなんて」
「でも、直接体験した方が心に深く残るかも知れないだろ?」
「そうかも知れないけど、俺死ぬところだったよ…」
一日目はさんざんな目にあって終わった。

「じゃ、村主さん、いつものところまで送るよ」
「お願いね、足立君」
上がりの時間になったので、着替えて帰ることにした。ジャケットを着たら、
ポケットというポケットに雪をつっこまれていたけど…もうあえて聞かないことにした。
そしてついでだからいつも通り村主さんを送ることにした。村主さんが尋ねてくる。

「足立君…今日はどうだった?」
「うん、やること自体は同じなんだけど、売れ筋のメニューとか、味付けがちょっと
違うんでとまどったけどね。村主さんは?」
「そうね…わたしもお客さんを相手にするのは変わらないんだけど、客層がいつもの
お店と違うし、レジの形が少し違うからとまどったわね」

「それにしても、店長凄いね…」
「なにが?」
「だってあの後パフェを十杯も食ったし…どんな胃袋をしているんだろ」
「あら、店長のことはよく見ていたのね」
「だって、店長に料理を出したら斬られそうになったから…」
「そういえばそうね」
「十杯も食うとは、パフェが好きなんだなぁ…」
「わたしの好きなものは知らないくせに…」
「え? なんか言った?」
「べつに、なんにも…」
最後に村主さんが何かぼそっと言ったような気がしたけど、よくわからなかった。
その後の車内は妙な沈黙に包まれた。


 次の日は村主さんは学校があるので、夕方からシフトにはいると言うことだった。
だから一人で車を飛ばしてワグナリアへ行き、また相馬君とだべりながら仕事を
こなしていった。
「足立君…」
「な、なんですか? 轟さん?」
「きょーこさんにご飯を作ってあげて…」
「え、店長に餌付けをしたらダメなんじゃ…」
「食べ物がなきゃ、きょーこさん死んじゃう!!」

 どーすりゃいいんだよ、と思いながら料理を作って、休憩室に持っていく。
「ご苦労、そこに置いといてくれ」
「はい」

 料理を並べ終わったので休憩室から出ようとすると、いいタイミングでがちゃりと音が
して扉が開き、見知らぬ女の子の顔が見えた。
(あ、この子が昨日言っていた伊波さんかな?)
と考えているといきなり、
「キャー!! おとこー!!」
と、伊波さんが叫んで殴ってきた。その破壊力あふれるパンチに、俺は床に叩きのめされた。

「ちょっと! いきなり…」
床にのびたまま悲鳴を上げると、伊波さんは続けて謝ってきた。
「ごごごごごご、ごめんなさいっ!! わたし、男性恐怖症で…」
「そういうわけで、この店の男は小鳥遊以外みんな伊波に殴られる運命なんだ」
店長が妙なフォローをする。
「そ、そうなんですか…」

 そう答えると、今度は村主さんが顔を出した。
「おはようございます…足立君、どうしたの?」
「どうしたのって、見ての通り殴られてのびているんだけど…」
「顔を赤くした女の子…殴られた足立君…足立君、今からでも遅くないわ、自首しましょ?」
「なんでそうなるの?」
「だって、足立君がこの女の子にいたずらをしたんじゃないの?」
「してない、してないよ!!」

 村主さんの表情が読めない。喜んでいるのか怒っているのか。こういうときに、
人間にも犬みたいに感情を表す尻尾があれば便利だなぁ、とか考えていると、
伊波さんが説明してくれた。
「ち、ちがうんです…わたし男性恐怖症で、男の人を見ると反射的に殴ってしまうんです」
「あら、そうなの…」
「ホント、ごめんなさい」

 ショボンとうなだれている伊波さんを見ると、怒る気になれない。
「もういいよ…次からは俺も気をつけるから…」
「本当ですか! わたしも、なるべく気をつけます…」
伊波さんは相変わらずうなだれている。そこへ村主さんが声をかける。
「大丈夫よ、足立君は だ れ に で も 優しいんだから…」

 妙にきつい口調で村主さんがフォローする。俺、何か怒らすようなことしたっけ?
とりあえず、この場を納めないと…
「う、うん。本当に、もういいから、ねっ」
何とか収まって、あらためてお互いに挨拶した。あとで相馬君に聞くと、店の男性陣は
誰彼ナシに被害にあっているらしい。そのなかで小鳥遊君が伊波さん専用係だとか。
今日も帰りの車の中で一日の出来事が話題になる。ちなみに、今日は内ポケットにまで
雪が詰められていた…

「足立君…今日はどうだった?」
「うん、いつもより暇な気がしたかなぁ…立地条件のせいかな? 村主さんは?」
「そうね…でも以外とランチのあとのデザートを頼む人が多かったから、フロアは
結構大変なのよ?」
「そうなんだ…忙しかったら言ってよ? 俺も手伝うし」
「ホント、誰にでも優しいんだから…」
また村主さんが何かぼそっと言ったような気がしたけど、よくわからなかった。

「フロアでの伊波さんはどうなの?」
話題を変えようと思って聞いてみる。
「女性客相手の接客は完璧なんだけどね…」
「男相手が難しいのか…でも、小鳥遊君相手は割と平気なんだろ?」
「あら、よく知っているのね」
「相馬君が教えてくれたから…」
「そうなんだ…なんでもね、小鳥遊君は伊波さんのために女装までしたんだって?」
「伊波さんのために女装?」
思わず大きなはてなマークが浮かんでしまった。
「そして伊波さんのために、伊波さんのお父さんに女装したまま説教したんだって」
「そうなんだ」
「足立君は…」
「なに?」
「わたしのために何か…ううん。気にしないで」
言いかけたのをやめるのは卑怯だと思ったけど。俺は尋ねなかった。そのあとも家に
つくまで、村主さんは黙ったままだった。


 あっという間に一週間が過ぎ去った。
「足立、村主、一週間ご苦労さん。向こうに戻ったら、榊によろしく伝えてくれ」
最後の挨拶に行ったら、店長からそう言付けられた。
「こちらこそお世話になりました。また、今後もよろしくお願いします。店長には
きちんと伝えておきます。」
「んじゃ、気をつけて帰れよ」
「はい、失礼します」

 休憩室を出ると、伊波さんと轟さんから声をかけられた。
「足立さん…お疲れさまでした」
「足立君、短い間だったけどご苦労様でした」
「轟さん、伊波さん…こちらこそ」
お互い殴られないよう距離をとって挨拶をする。
「あの、お疲れさまの意味も込めて…」
マジックハンドをつかって、伊波さんが小さな手提げ袋を渡してくれた。
「これは?」
「今日はバレンタインですから、義理チョコです。向こうに戻ってもがんばってくださいね」
「こちらこそ…いいの? 高かったんじゃないの?」
「いいえ、スーパーのセールの品ですから、気にしないでください」

胸が熱くなる…ほんの一週間のつきあいだってのに…
「ありがとうございます。それじゃ、ありがたくいただきますね。失礼します。お元気で!!」
挨拶をして振り向くと、村主さんが待っていた。
「足立君…お待たせしました」
「村主さんもお疲れさまでした。また遊びに来てくださいね!」
伊波さんの元気な声に送られて、俺たちは店をあとにした。

「長いようで、短かったね」
車の中で村主さんに話しかける。店を出たときから、なぜか空気が冷たい。だから
何とかそのムードを変えたいんだ。
「そうね、いろいろなことがあったわね」
「斬られかけたり…いきなり殴られたり…」
「でも、最後はきちんとおみやげをもらって…」
よりいっそう空気が寒くなったような気がする。そうこうしているうちに、村主さんの家に
近づいた。いつまでもこの空気はイヤなので思い切って話しかけてみる。


「ねぇ、村主さん」
「なあに?」
「今度の休み、おいしいケーキの店に行かない?」
「そうねぇ」
そのままイエスともノーとも言わないまま、また沈黙に入ってしまった。そのうちに
村主さんの家に着いた。

「今度のお休みの日ね、約束よ」
そういうと村主さんは小指をつきだした。
「えっ?」
「指切りしましょ?」

「ゆーびきーりげーんまーん うーそつーいたら はーりせーんぼーんのーます
指切った!!」
二人してのんきな声をだした。なんかおかしい。知らず知らずのうちに俺はニヤニヤ
していた。村主さんの表情も、心なしか和らいだようだ。
「あと、足立君。バレンタイン…いつもの感謝の気持ちを込めて…今年も手作りよ…」
今年は何とか気を失わなかった。
「ちゃんと受け取ってくれたのね、ありがとう…」
そういったかと思うと、頬に暖かいものが触れたような気がした。

「それじゃあ、おやすみなさい」
村主さんはそういうと、車から脱兎のごとくかけだした。
(キス…されたのかなぁ…まさか、夢?)
しばらく俺は固まっていた。

 次の日…いつもの店に戻って、研修の報告を済ませると慣れた職場で仕事を始めた。
そして食材をとりに休憩室の前を通りかかると、宮越さんと村主さんの会話が聞こえてきた。
「なぁ、村主…研修の成果はなんかあるか?」
「そうね…足立君が少し優しくなったかな?」
「なんだよ、それー!」
そのあとの仕事は、包丁で指を切りまくってさんざんだった。あれは、幻では
なかったのか。今度の休み、どんな服を着ようかな…食事だけでいいのかな…
そう考えると仕事にならなかった。
「足立君…」
「な、なに?」
ああ、俺の研修の成果は、新たな悩みが増えたことかなと思いながら、村主さんの方へ
振り向いた。
2007年02月14日(水) 23:09:45 Modified by kakakagefun




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