BBSPINKちゃんねる内で発表されたチャングムの誓いのSS(二次小説)を収集した保管庫です

   チャングム×チェ尚宮  〜復讐〜       冬心様


チェ尚宮は病気にかかった大根を生のまま食べ、その翌日。
チェ尚宮は発病。
クミョンが部屋にやって来た時には、高熱を発し、立ち上がることもできない状態になっていた。



食中毒の症状に苦しむチェ尚宮の部屋に、治療のためにやって来た医女はチャングムだった。
「お・・・お前が何故・・・」
「女官長様の治療には私が当たります」


「仇を助けてやるか、見捨てるか」
かつて「まだ心をきめかねる」と答えたチョン・ウンベクからの問いに、彼女自らの行動を以て答える時が来ていた。


チェ尚宮に施鍼しようとするチャングムを丁度部屋に入ってきたクミョンが制止する。
「何をしている!出てお行き。お前ではなく他の医女をおよこし!」
だがチャングムは、微かに笑みすら浮かべてクミョンに問いかけるのだった。
「何を怖れて私の治療を拒否なさるのですか?」
そのチャングムの言葉が、病を得て弱っていたチェ尚宮の強烈な意志を再び蘇らせる。
「お待ち。治療しなさい。チャングムの言う通り、怖れなければならないことなど何もない」
促されるまま、再び鍼を手にするチャングム。
「最高尚宮様は席を外していただけませんでしょうか」
「何?」
「治療にはしばらく時間がかかります。ですから・・・」
「席を外しなさい」
チェ尚宮が言うと、クミョンはそれ以上何も言わず部屋を出て行った。


チャングムはチェ尚宮の手首を取り、施鍼を終えた。
終えても出て行こうとしないチャングムをチェ尚宮は不審に思った。
「終わりでは無いのか?」

「いいえ。」
チャングムチェ尚宮にはすばやく近づくと、チョゴリの下に手を入れ、
チェ尚宮の右のふくらみを掴んだ。
「なっ・・・!」


・・・力がはいらない。
高熱も出ていたし、何より これから起こることの恐怖を思うと、力が入らなかった。

「医局長の遺書は御座います」
そう言ってこんどは、下着の下から直に掴んできた。
形を確かめるように色々な角度から揉み、不適な笑みをうかべた。
胸を乱暴に揉まれ、少し痛かった。


「・・・ク、クミョンだけは。・・・助けておくれ・・・!」
情けなくも、弱みを握られた今のチェ尚宮にはその言葉しか思い浮かばない。
その言葉は同時にチェ尚宮が罪を認めたということに等しかった。

チャングムはいつも強気なチェ尚宮の初めて見る媚びるような大きな瞳を
間近で見てしばらく優越感に浸っていた。
あのなチェ女官長が私に食い下がっている。
けれど、それ以外に何か別の感情が沸き上がってきた。


「女官長様。私も、ハン尚宮様も、決して女官長様をお許しにはなりません。」
「だったら・・・。」
「ですが、遺書を皇后様に、いえ、誰にも見せずに処分しても構いません」
「・・・!?」
「・・・けれどその代わりにもっと確かめさせて頂きます。」
「・・・チャングム・・・?」
チェ尚宮は安堵したのも束の間、今度は別の変な恐怖感に苛まれなくては ならなくなった。

髪を解く。
チョゴリの紐を乱暴に解き、チョゴリを力ずくで一気に左右に開くと、
チェ尚宮の白い両胸がチャングムの目に晒された。

・・・何をしようというの・・・。

下も脱がせる。
チャングムは目を見開いてチェ尚宮の全身を眺め回した。
まるではじめて女性の裸体を見る男がするように上から下まで・・。

丸く膨らんだ胸、細く括れた腰、すらりと伸びた
肢体。透き通るような全身。
同じ女、また敵でありながら、なんてはかなげな愛らしい体をしているのだろう・・・そう思った。

チャングムは自分とハン尚宮以外に
他の女性の容姿を羨んだことは無かったが、
チェ尚宮を見て、純粋にきれいだと思った。

それに、長く伸びた漆黒の髪、涙を含んだ大きな瞳、
同じ色をした長い睫毛、
柔らかい頬、薔薇色の形よくふくらんだ唇、こんなに近くで
見たことが無かっただけに、改めてそれらも
同じ女から見ても本当に美しいと思った。


気づいたら吸い込まれるようにチェ尚宮の首筋に自らの唇が赤い跡を
つけていた。


「チャングム・・・!?」
チャングムは自分がいまどんな感情を抱いているかもわからず、
とりつかれるように、チェ尚宮の首筋から鎖骨あたりまで唇を這わせ、
夢中でいくつかの赤い跡をつけていた。


チェ尚宮も自分の身に何が起こったか分からなかった。
呆然としている。

やっと離れたあと、
チャングムは自分の息がとても荒い、しかも敵である者にこのようなことを
してしまう自分がショックであったが。

本来の目的は治療だけだったのに・・・。、
この短時間の間にどうだろう。
・・・この私が不覚にも・・・。


けれど触りたい・・。もっと・・。この美しい身体を・・。
そしてこの美しい顔が私によってどうなるのか、もっと見たい・・・。

チャングムはチェ尚宮を壁に押しやると片手で胸を円を描くように
優しく掌で愛撫しながら、自らの唇をチェ尚宮の唇に押しつけた。
胸の弾力と唇の弾力がすぐにチャングムを翻弄した。

チェ尚宮は驚き、口が半開きになっていたためチャングムの
舌はすぐにその口腔内に滑り込んでしまった。
「んっ・・」
チェ尚宮はさらに驚き、声をあげてしまった。


チャングムもハン尚宮以外女性の身体に触れる経験に 自分自身、
驚いたが、その意外な心地よさに驚嘆した。
滑らかな肌。甘い吐息。舌の柔らかさ。
・・・ハン尚宮様とはまた違った・・・。

チェ尚宮はチャングムにこういう事をされる自分がショックだった。
私の何が、チャングムにこんなことをさせたんだろう。
口が離れた。

「チャングム、何をするのだっ!」
チェ尚宮はチャングムの
口紅で真っ赤になった自分の口元を拭った。

「いいですか?このことは口外なさらないように。もし口外したら、
私は遺書のことを言います。 そうなったら・・・困るでしょう。
大人しくしたら・・・悪いようにはしません。」
自分でも、つくづく男が吐くようなセリフだと思った。
けれど、もう止められない。
「・・・。」
チェ尚宮は混乱したまま仕方なく口を噤んだ。

チェ尚宮の胸に顔を落とすと、その尖りを口に含んだ。
舌先で幾度もそこを舐め上げる。
「いや・・・」
くすぐったいような感覚に身体が震える。

チェ尚宮の普段とトーンの違う声がチャングムを刺激し、
もう夢中になり、舌は舐め上げる速度を増し、時に強くそこを吸い上げた。
チュパッ、チュパッとチャングムの唇から淫音が発せられる。
チェ尚宮はこの音に耳を塞ぎたくなった。
「ぁっ、いや・・だっ・・」

・・チェ女官長様・・かわいいです・・もっと乱れて・・
本来の目的とは大きく外れたことをしていると分かっていても
チャングムはもう自分を止められなかった。

チェ尚宮の白い双丘の先端はチャングムの舌により、すっかり形状を
変えられてしまった。
「んっ・・くぅ・・」
意志とは関係なく、漏れてしまう声にチェ尚宮も自分で驚く。


ハン尚宮様を殺したも同じ憎かったはずの女の口から
恥ずかしげに上ずった吐息が漏れるたびに
この女がだんだん愛おしくなり深く深く口づける。

チュプ・・ンっ・・チュプ・・
以前、ミョンイに無理やり唇を奪われたことはあったが、
深い口づけを経験していないチェ尚宮にはこれは刺激的だった。

女同士とはいえ、チャングムの口づけは・・・
・・・一瞬夢中になり、心で自分を叱咤した。


口を離すと、透明な唾液が糸をひいた。

チャングムはチェ尚宮がこれを嫌がってはないことを確信した。
チェ尚宮の白い腿には、何やら液体が伝い下りはじめ光っていたのだから。

それはチャングムをますます高ぶらせ、当然のように次の行為へ導く。
伝い下りた液をなすりつけるようにしながら、内腿をなでまわすと
指先で、ヌメヌメとした割れ目をなぞった。

「きゃあっ・・・!」
突然、あらぬ場所に触れられ、一気に我をとりもどした。
「それ以上は、もう、しないで・・・。やめなさい!」

頬を赤らめたチェ尚宮をなだめるように言った。
「ここまできてやめたら、もったいないです。
やめないでと言わせるようにしてあげます・・・。」
不適な笑みがチャングムの顔をさらに不気味にさせる。


「ほら、もうこんなにして・・・。
これは女官長様が気持ちいいって出した蜜の味です。」

チャングムは絡みついた愛液を2本の指でぬちぃぃっと伸ばすと
無理やりチェ尚宮の口に入れた。
甘酸っぱい自分の液体を自分の口で無理やり味わわされた。

女の細い指がこんどは中に埋め込まれてゆく。
「つっ・・・うぅ・・・。」
チェ尚宮は激烈な痛みに唇を噛む。
涙が頬を伝う。

・・・私達の命を守る代償がこれ・・・?どうかしている。助けて・・・クミョン・・・
心の中で弱い叫びをあげていた。

「すぐ楽にして差し上げます。だから・・・泣かないで下さい。」
細い指は愛液を潤滑油にしながら、ずぶずぶと埋め込まれていった。

チャングム自身、女がどうされると喜ぶかはわかりすぎるほどに分かっていた。
ゆっくりとチェ尚宮の腿の間に頭を割り込ませ、
よく見えるようにすると、唇を秘芽に近づけた。

そしてそこを舌でぴちゃぴちゃと嘗め回すと同時に
指はテクニカルにチェ尚宮の内部をかき回し始めた。

「いやっ・・・あっ・・・!」
チェ尚宮の体はぴくっとのけぞった。
こんな場所を舐めるチャングムにも、なされるがままになる自分にも失望した。

舐められている屈辱と
卑猥な音をたてる舌の感覚に背筋がたえずぞくりとしたが、
同時に意志と反する何かがチェ尚宮の体に押し寄せてきていた。
それを知るのが怖く、逃れようと腰をくねらせる。


それがチャングムの目にはチェ尚宮が快感に打ち震えているようにしか見えない。

「やめ・・て・・・やめ・・・てぇ・・・。その・・・指も・・あっ・・」

ずるっ・・ぴちゃっ・・ちゅ・・
チャングムの指に又新たな蜜がまとわりついてきた。
おまけにひくひくと締め付ける。
チェ尚宮の秘芽はその存在をしっかりと示し始めた。
その場所から似つかわしくないほどの愛液が
溢れ、チャングムの掌までぬらし、それがかえって淫らであった。


「んはっ・・・やぁっ・・・いやっ・・・」
チャングムは頬を上気させ、苦痛とも快感ともわからぬまま悶えるチェ尚宮の
顔を本気で美しいと思った。

「いいです、もっと。もっとです。女官長様。」
さらに指と舌の動きを早める。

「んぁっ・・あぁっ・・」

時々、チャングムの顔が楽しそうにこちらを見上げる。
下からは絶えず甘い香りが昇ってくる。
・・・世の中にこんなことがあったなんて・・・。しかも女性同士で・・・。

自分の口から漏れる声をもはや自分では抑えられない。


指が、舌が、自分の恥ずかしい場所を這い回る。
腰全体に温かい血液がたまるのを感じ、膝はガクガクと震えだした。

「女官長様。素敵です。もっと素直になって下さい。ほらっ。」
もう片方の指で、胸の先をつまみ上げ、
芯をむき出しにしたあどけない秘芽を強く弱く吸い上げた。
「あっ・・・!あっ・・・!・・・んっ、もうっ・・・」




チャングムはチェ尚宮の限界を指で感じとると
指と舌の動きをぴたりと止めてしまった。

チェ尚宮は急に我にかえり、ちゃんぐむを見上げた。
息が上がっている。さっきまでの自分の様が急に恥ずかしくなった。

「・・・っ・・・チャングム・・・?」
「もう、やめておきます?」
自信たっぷりに笑い、チェ尚宮を見下ろした。

チェ尚宮尚宮の顔が冷静になるのを見計らい、また同じ事を繰り返しては
やめた。

「はぁっ・・・はぁっ・・・」
・・・よく分からないが、その先にもっと何かがある・・・そんな気がしてきた。

チャングムの指と舌がとても魅力的に見えていた。

「どうします?」
「・・・ねがい・・・づけて・・・」
「何ですか?聞こえません。」
「つっ・・・続けて!」
「ふふふ・・・わかりました。」


・・・はっと気がついた時には、チャングムの体にもたれかかり、
全体重を預けていた。腰全体がひどく重く、熱い。
下腹部が時おり、とくんと脈打つ。

「チェ女官長様。かわいかったです。あ・・ら、泣くほど良かったのですか?」
チャングムが指や手のひらににべっとりついた
チェ尚宮の愛液を愛おしそうに なめている。

ハン尚宮の顔が・・そして、
いま一番思い出したくないミョンイの顔が
浮かぶと、急に罰が悪くなりやりきれなくなった。
私は・・・敵の医女に・・・。
首や胸につけられた跡を誰かに見られたりしたら・・・。

「チャングム・・・もう・・帰ってちょうだい。」
「待って下さい。ちゃんと私にもお礼をしてもらわなくては・・・」
チャングムはにやりと笑った。

そしてまた唇が近づいた。

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  * 〜復讐二〜


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