店はギャラリーを兼ねているので、展示が終わるといつも虫ピン跡やビス穴が沢山開くのだけれど、今回は石膏ボードの紙まで剥がれて下地が見えてしまった。この上にペンキを塗るだけでは跡が消えないし、みっともないのでパテしなければ・・。

このベロッと剥がれた原因は、パネルを展示する際に、パネルの枠を引っ掛ける為に角材を水平にビス止めする事があるのですが、その仮止めに両面テープを使用したらしい。その両面テープとは特に粘着性の強いものではなくよくある両面テープなのだそうだ。きっと、ビス止めしたことで圧着したためなのだろうと思う。展示方法にあれこれ制限を付けるのは好きではないのだけれど、粘着性のあるものは石膏ボードには使わない方が良さそうですね。

建築時に使った石膏ボード用パテはとっくになくなってしまい、今回は結構な量を使いそうなのでホームセンターで同じものを探してみたのですが、売っていませんでした。
そういえば、あの時は現場にいた工務店さんに頼んで取り寄せてもらったんだっけ。



そこでホームセンターでこのパテを購入。親切な事にヤスリとヘラが付いていました。



付属のプラスチック製のヘラは使わず、いつも使っている金ゴテでパテを伸ばしました。パテを塗る時に金ゴテを使うと、少しグレーになって汚れてしまいます。私はあまり気にしないのでその上にペンキを塗ってしまうのですが、気になる方はプラスチックのヘラを使った方が良いと思います。パテを伸ばしたこの感触は以前に使ったパテと同じような感触で問題無さそうです。




パテ終了。普通はぴたっとフラットな壁にするのでヤスリをかけますが、、、



表面がちょっとだけ凸凹しているのが好きなのでやすらずにつや消し水性ペンキを塗っちゃいました。
と、いうことで、ホームセンターのパテで大丈夫そうでした。修復完了です。