地鎮山環状列石

標高50メートルの地鎮山の山頂にある。縄文後期のストーンサークル。12個の立石が10メートル×8メートルの楕円形に並べられている。北海道指定史跡。

〒048-2561 小樽市忍路2丁目

忍路環状列石の西、約1kmのところにある地鎮山(標高50m)の山頂に位置しています。その形は楕円形で、12個の大石が長径10m・短径8mの規模に配置されています。昭和24年に行われた発掘調査では中央よりやや南寄りに円形の集石(小さな円石を集めたもの)がみられ、その地下部分から方形の土壙(2m四方深さ1mほどの穴)が発見されています。土壙底には川原石とみられる円石が敷かれていました。この遺跡も縄文時代後期の区画墓の一種と考えられていますが、土壙墓が一個しか発見されなかったことから集団の墓ではなく首長墓としての性格を持つものとされています。現在、墓壙の壁はコンクリートで土留めされています。

忍路環状列石の西、約1kmのところにある地鎮山(標高50m)の山頂に位置しています。その形は楕円形で、12個の大石が10m×8mの規模に配置されています。昭和24年に行われた発掘調査では中央よりやや南寄りに円形に小さな円石を集めた部分がみられ、その地下から2m×2mほど・深さ1m方形の墓穴が発見されています。底には川原石とみられる円石が敷かれていました。この遺跡も縄文時代後期の区画墓の一種と考えられています。

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2007年05月06日(日) 09:36:50 Modified by matsumaeno5gatsu




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