忍路環状列石

北海道最大級の環状列石(ストーンサークル)。国指定史跡。

小樽市から余市町にかけては、約80基のストーンサークルが集中する国内でも貴重な地域。中でも忍路環状列石は、33×22mの楕円形に石が配置されている国内最大級の規模のもの。1961年(昭和36年)に国の指定史跡に。小樽市の中心から西に約15kmほどの所にある三笠山の麓、標高約20mの緩い斜面にある。この遺跡は、縄文時代後期(約3500年前)のもので、この時代に出現する「区画墓」と呼ばれる集団の墓地と考えられている。この環状列石の北側に隣接する同じ時代の忍路土場遺跡からは発掘調査で巨大木柱が発見されており、環状列石と関連する祭祀的な遺物と考えられている。

〒048-2561 小樽市忍路2丁目

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2009年04月29日(水) 20:18:15 Modified by matsumaeno5gatsu




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