PS3Video

PS3でビデオファイルを見る場合、問題となるのが格納場所です。特にfriioやHDUSなどの出現により、最近の録画環境は理想系に近づいています。ゆえに数GBの巨大ファイルが無尽蔵に湧き出してくる・・・。これらのファイルをどう取り扱うのかに工夫が必要となってきています。PS3内蔵HDDへの格納は容量が少なすぎて論外でしょう。内蔵HDDはPSNなどからのダウンロードファイルの一時置き場程度と考えています。では外付けHDDかというと録画環境(PC)からコピーしたりと手間が掛かります。コストパフォーマンスも決して良いとは言えない。この問題を解決するのがDLNAサーバです。

DLNA(Digital Living Network Alliance)は、主に家電業界とPC業界が機器の相互接続を容易にするための取り決めであり、現在は特にビデオやフォト、ミュージックなどのコンテンツをやり取りするために注目されています（いて欲しい）。このDLNAで決められた方式に従ってファイルを管理し、ネットで送ってくれるサーバがDLNAサーバとなります。現在ではPCのソフトだったり、ネットワークHDD(NAS)の機能だったり、DVD/BDレコに搭載されていたりします。PS3もこのDLNA機器やソフトとネットを介しファイルを受け取る機能が備わっています。

一台のPCで録画とDLNAサーバ機能が集約していれば、DVD/BDレコ同様に録画したものをそのまま視聴することが可能となります。また写真や音楽を貯めておくこともできます。ここでは、PCを用いてフリーで構築できるDLNAサーバを挙げ、インストールから設定まで、また各ソフトの特徴などを見ていければと思います。

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