126 名前:野狗[sage] 投稿日:2008/12/26(金) 00:48:53 ID:CwlZUrkG
127 名前:野狗[sage] 投稿日:2008/12/26(金) 00:49:28 ID:CwlZUrkG
128 名前:野狗[sage] 投稿日:2008/12/26(金) 00:50:11 ID:CwlZUrkG
129 名前:野狗[sage] 投稿日:2008/12/26(金) 00:50:55 ID:CwlZUrkG
130 名前:野狗[sage] 投稿日:2008/12/26(金) 00:51:45 ID:CwlZUrkG
131 名前:野狗[sage] 投稿日:2008/12/26(金) 00:52:18 ID:CwlZUrkG


 両腕をあげた形でY字型に繋がれた小さな身体が汗と体液にまみれている。

「い……いやや……もぉ、許してや……」

 少女の呟くような、消え入りそうな言葉を気に留める者などここにはいない。
 ただ、気の向くままに少女の汗を舐め取り、まだ発達しきってない胸を愛撫するだけ。

「は、はあっああ! また、また……そんなにぃ……」

 わずかにブーツと靴下だけを残して全裸の少女は、愛撫に身を震わせながら哀願を続ける。

「もぉ……あかん……お願い……お願いや……」

 一人が床に座り込むと、足首を棒に固定されているため閉じることのできない少女の股ぐらに顔を埋める。
 ぺちゃり、ぺちゃり、と、わざとらしい音を立てながら少女の秘部を舐め、舌先で小さな突起をくすぐった。
と同時に、別の男が少女の脇に舌を這わす。
 まだ産毛しかない脇を、丹念に穿り返すように動く舌。
 両の脇をそれぞれ別の男が舐めている。そして、股に一人。さらに別の一人が、少女の胸を背後からまさぐり始めた。

「やぁ、……ああ、あかん……そんなん………んっ……」

 股間の舌がそよぐたびに、少女は言葉を切り、息をのむ。
そして、両脇の感覚に甘い吐息を漏らし、胸元から生じる熱い波を全身に感じていた。
 
「あ、あ、あ」

 股間の舌の動きが早まるにあわせ、スタッカートのように喘ぐ少女。

「ひ、ひ…………」
「何度目かな? イヤらしい女の子だねぇ」

 これで何度目か。
 この状態で拘束されてからどれほどの時間が過ぎたのか。
 唇をふさがれ、胸を舐められ、脇を愛撫され、身体中をまさぐられ、最も激しく丹念に愛撫されたのは股間だった。
 絶頂を感じるたびにその数を確認され、否定するとさらに絶頂を与えられ、受け入れても絶頂は与えられる。
 ただ男たちは、少女が望まずして与えられた絶頂の数を楽しんでいるようだった。

「い……」

 これまで数度の絶頂に達したときに無理矢理に言わされていた言葉が、少女の脳裏に確実に刻まれていた。

「イくっ!!」

 はやてが短く叫ぶと年不相応の愛液が多量に流れ、四肢の力が抜けていく。


 リンディ・ハラオウンが八神はやてを呼んだのは、小学校最後の夏休みの始まった日だった。

「潜入捜査、ですか?」
「そう。こっちの世界で言う中学校になるかしら」
「ああ、それやったら、あたしの年がピッタリですね」
「ええ。年齢を誤魔化す魔法もあるにはあるけれど、見た目だけでは潜入は難しいわ。
会話や雰囲気でそれと察するような人もいるし」
「はあ、そういうものですか」

 リンディの言葉に、よくわからないながらもうなずくはやて。

「そやけど、フェイトちゃんやなのはちゃんは?」
「二人には先に別の任務が入ってしまって、ちょうどはやてちゃんが空いていたものだから」
「うーん。せやけど、ウチの子らが誰もおらんし……」

 ヴォルケンリッター一同もそれぞれの任務で家をしばらく空けている。はやての単独任務というのは初めてになる。
 さらに、リインはまだ実際の任務に赴くには力足らずだろう。

「任務と言っても調査だけ。それに、深く探る必要はないの。表面の観察だけでいいのよ。
言ってしまえば、二、三日普通の学校生活を送ってくれればいいだけなの」
「ホンマに、それで任務になるんですか?」
「当面の間はね。深入りするかどうかは、その間に決めてもらってもいいのよ?」
「それやったら……今は夏休み中やし…」
「無理強いはしないけれど、決めたら連絡してね」
「あ、はい」

 はやての決断は早かった。
 その夜には、リンディのもとへ連絡を入れていたのだ。

「それじゃあ、くれぐれも気をつけてね。危険だと思ったらすぐに逃げていいのよ。
管理局の出張所もあるし、私の個人的な知り合いもすぐ近くにいるわ」
「大丈夫です。充分気をつけますから」
「お願いね」
「はい」
         
 バレた原因は皮肉にもはやての責任感だった。リンディにはああ言われたものの、潜入するからには何か具体的なものが欲しい。
 そう考えたはやては深入りしすぎてしまったのだ。
 立入禁止区間で発見されたはやては即座にバリアジャケットを身にまとい、魔法を使って逃走しようとした。
 しかし、追跡者によって魔法は解除されてしまう。
 原理はわからないながらも、男の持った銃のようなものから浴びさせられた光でバリアジャケットは解除されてしまったのだ。
光の当たらなかった足下の部分は辛うじて助かったが、ただそれだけである。ブーツと靴下が残ったところでどうしようもないのだ。
 さらに、強制解除させられた部分には通常の衣服すら戻らなかった。ブーツと靴下を残して全裸にされてしまったのだ。
 思わず悲鳴を上げてしゃがみ込んでしまうはやてに、男たちは容赦しなかった。


 男たちの汗と熱気が立ちこめる部屋の中央に、力の抜けた四肢がぶら下がっている。
その四肢の持ち主――はやては、満足に喋ることもできずに荒い息をついていた。
 それでも、男たちの愛撫は止まない。それどころか、男たちは明らかに最初の陵辱者たちとは違っている。
 入れ替わり立ち替わりに違う男たちが姿を見せては、はやての身体を好きなように貪り、辱めているのだ。
 
「はぁ……はぁ……、もぉ……許して……」

 何度目の哀願だろうか。聞き入れられないとはとうにわかっている。それでも、哀願しかない。それしか、今のはやてには残されていない。
 無様だと感じた。惨めだと感じた。ただの玩具にされている、とはやては感じていた。
 しかし、それが被虐の喜びだと言うことにはまだ気付いていなかった。ただ、奇妙な疼きだけを感じている。
 それが、アブノーマルなものだと知るには、はやての性的経験はあまりにも乏しすぎた。
はやてには、それが誰にでも訪れるものなのか、それとも自分だけが感じるものなのかが判断できなかった。
 ただ、自分の身体が自分の心を裏切りつつあることは理解していた。

「いや、もぉ……いやや……」

 涙を流すたびに、愛液が同じように流れ出す。それを啜られると、下半身が熱くなる。
 そして、唇に舌を這わされ、自分の股を舐めた舌で口内を蹂躙される。

「これが、はやてちゃんのお○んこの味だよ」
「んんっ!! ん……ゃ…やぁ!」

 知りたくない味が口内に広がっていく。これが……自分の味?
 舌を絡め取られ、強く吸われ、歯茎の裏を舐められ、唾液が流し込まれる。
 生臭さに嫌悪と吐き気を催し、そして……微かに混ざる劣情……
 身体中を男たちの手と舌が這い回っている。時折、手と舌の位置が鋭い感覚をはやてに覚えさせる。
 今の感覚は……? と考えるまもなく新しい刺激が別の場所に生まれ、自分でも知らなかった快楽のツボが次々と男たちに暴き立てられ、
開発され、はやて自身に突きつけられていく。男たちは、コトバではなく刺激ではやてを追いつめていた。

 ……ここが感じるんだろう?
 ……ここが気持ちいいんだろう?
 ……ここに触ると、胸が熱くなる?
 ……ここを舐めると、喘いでしまう?
 ……ここに指を入れると、もっと入れて欲しくなる?
 ……ここを甘噛みすると、どうなるの?
 ……ここを舌で押し込むと、どうなるの?

「き、ぃ……き、気持ち……」

 イヤだ。イヤだ、イヤだイヤだ!!!!
 なのに……なのに……
 はやては唇を噛み止めようとした。それなのに、どうして男の舌を吸ってしまうんだろう?
 胸を触られる。なぜ、ふりほどかずにさらに胸を張って男の手に触れやすくするんだろう?
 指が触れる。なぜ、腰を前に突き出すのだろう?
 甘噛みされるたび、声が出る。
 舌で押し込まれると、もっと欲しくなる。
 どうして? どうして?

「き、……気持ち……良くなるぅ……良うなるんですぅ……」

 誰かが、お尻を広げている。
 良のお尻を両手で開いて、恥ずかしい穴を見ている。

「ゃぁあ……そこ……見んといて……」

 振り向こうとすると、別の男がその頭を抑えた。
 鼻先に、男のペニスが突きつけられる。

「ひ……い!」

 固定されている四肢を忘れて思わず後ろに下がろうとすると、身体だけが微かに後ろに動き、広げられて尻がさらに広がってしまう。
 反射的に前へ進むと、今度はペニスが顔に当たる。
 後ろの男の指が、はやてのアナルに触れた。

「嫌やあっ!!」

 前の男が、はやての叫んだ口に指を入れる。そのまま、唇を指で挟んで弄ぶ。

「どっちか選んでね。お尻か口か」
「両方嫌なら、子供が生まれるようなこと、しちゃおうか?」
「はやてちゃんなら、もう生めるよね?」
「はやてちゃん、赤ん坊は好きかな? だったら、作ってもいいよね」
「はやてちゃん一人だけ気持ちよくなるのは、不公平だよね」
「今までさんざん気持ちよがってたんだから、次は俺たちの番だよ」

 質問の度に、指が唇を、乳房を、秘部を、脇を、これまでの愛撫でわかった、あるいは開発された部分を的確につまんだりくすぐったり。
 そのたびにはやては短い嬌声をあげ、体を震わせ、頭を揺らしてはペニスの感触を顔で味わっていた。

「……口……口にしてください……」

 選択の余地など、あるわけがなかった。

「勘違いしないでね。俺たちがするんじゃないよ?」

 男の言葉を、はやてはすぐに理解した。そして、絶望した。

「……口で、させてください」
「何を?」
「……くわえさせてください」
「だから、何を?」

 言いながら、男たちははやての身体を揺らしてはペニスを当てる。そして、広げた尻に指を当ててはその感触を楽しんでいた。

「お……お○ん○んを、くわえせさてください」
「そんなに欲しいの?」
「…………は………はい」

 男のペニスが、はやての唇に触れた。


 くぐもった呻きは、一時間ほど続いていた。
 一人が終われば次の一人、それが終わればまた次の一人。
 一人のものをくわえている間に、他の男たちははやての身体中を好きなように愛撫する。
 呻きには甘い吐息が混ざり、最初の方に混ざっていた苦しさはすでに微塵もなくなっていた。
 Y字型に吊り上げられていた手はいつの間にか下ろされ、両手にはそれぞれ別の男のペニスを握らされている。
 
「ん……ん……ぐっ……ん……」

 三人に奉仕を続けながら、身体中をまさぐられ、股間にはまた別の男が顔を埋めている。
 舐められるたびにのけぞりそうな刺激に抗いながら、はやては奉仕を続けていた。奉仕が止まれば、次は尻に、あるいは膣に。
それだけは、どうしても駄目だと自分に言い聞かせる。
 
 ……こんなの、舐めたいんやない
 ……挿入されたないから、仕方なく……
 ……仕方ないんや……
 ……仕方、ないんや……

 唇をすぼめ、舌を這わせ、ベニスを握った腕を小刻みに動かし、指先で先端に触れ、先走り汁のまとわりついた指先を時折胸元に持っていかれ、
上半身は生臭い液に彩られるようになっている。
 達しそうになった男は、ある者は口内のそのまま出し、ある者ははやての顔面に、別の者ははやての胸元に、あるいは髪に。
 白濁の液にまみれた姿で、はやては奉仕を続けていた。
 それでも蹂躙は一向に止まず、男たちの数を数えることすら、はやてはもうやめていた。
 ただ、目前に置かれたペニスを口に含むこと。両手で奉仕すること。精液を受け止めること。それだけをこなす。


 いつの間にか、無限に続く思えた輪は終わっていた。
 男たちの姿はなく、ただ一人だけがはやての前に立っている。
 その手には、奇妙な細長いものが握られていた。

「これはね、はやてちゃんのお尻を躾るものだよ」

 抵抗する意志は、とうになくなっていた。

「急ぐ必要はない。夏休みは、始まったばかりだから……」

 男はニッコリと笑い、はやては自分が意識を失うのを感じていた。

「はあっ!! あああっ!!! そこ、そこです! もっと、もっとぉ!!」

 男たちの中心で、はやてが狂ったように腰を振っていた。
 捕らえられた日から十数日、はやての身体で男たちの知らない場所はもうなかった。
 口内にも、アナルも、膣も、男たちの精液を受けなかった場所はもうない。
 身体中の穴という穴が男たちの精を受け、はやての快楽を引き出していた。
 今も横たわった男に跨りながら、別の男に背後からアナルを貫かれている。
 不安定な体勢を保持しているのは、二つのベニスを握りしめている両手。そして、数本同時に突きつけられたペニスを交互に舐めている口だ。
  
「あぁ……好き、好きですぅ……もっとぉ、もっとして……お尻もぉ……全部……全部してぇ…」

 男が果てると、また次の男、そしてさらに次の男。男たちははやての小さな身体を押しつぶすようにのしかかり、あるいは持ち上げては達していく。
 それでも、はやては快楽を感じつつけていた。貪欲なほど、底なしに、無限に。
 絶頂に達するたびに背筋をのけぞらせ、叫び、がくがくと震え、弛緩しても、男たちは動きを止めない。
 はやてが動けなくなっても、男たちは快楽を与え続け、はやては受け取り続けていた。

「もお……あかん……あたし……壊れてしまう……壊れるぅ……」

 それでもはやての腰は動いていた、ほんの少しでも快楽を逃がさないとでもいうように。
 壊れてもいい。壊れたい。快楽のまま、絶頂のまま。
 ある意味、すでにはやては壊れていたのかも知れない。
 
「イくっ! イきますっ!!! またっ、またぁっっ!!!」
 
 はやての意識が飛んだ。そして、男たちもゆっくりと行為を中断する。
 壊れた少女が意識を取り戻すまで。それが、男たちの休憩時間なのだ。







 はやての身柄が管理局によって救出されるのは、夏休みももう終わりの頃だった……
 そこで何があったのかは、はやて自身も語ろうとはしない。 


著者:野狗 ◆gaqfQ/QUaU

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