245 名前: 想い合い [sage] 2007/09/23(日) 04:33:44 ID:1ukUJmnq
246 名前: 想い合い [sage] 2007/09/23(日) 04:36:53 ID:1ukUJmnq
247 名前: 想い合い [sage] 2007/09/23(日) 04:38:12 ID:1ukUJmnq
248 名前: 想い合い [sage] 2007/09/23(日) 04:41:14 ID:1ukUJmnq
249 名前: 想い合い [sage] 2007/09/23(日) 04:43:11 ID:1ukUJmnq
250 名前: 想い合い [sage] 2007/09/23(日) 04:45:02 ID:1ukUJmnq
251 名前: 想い合い [sage] 2007/09/23(日) 04:46:32 ID:1ukUJmnq
253 名前: 想い合い [sage] 2007/09/23(日) 04:50:08 ID:1ukUJmnq

 それは、いつもの様に適当な寝所を野宿をしている時に起こった出来事。
 ただいつもと違ったのは、疲労のためか、いつもは周囲の警戒のため僅かに残しておく意識の部分も完全に寝入ってしまったことだ。

 意識が戻った時は慌てた。自分自身知らないうちに深い眠りに落ちていたのは勿論、その間に警戒網の中、それも座っている俺のすぐ近くまで侵入することを許してしまったからだ。
 一緒にいたはずアギトの安否も気になったが、とりあえず今は目の前の敵に意識を集中させる。
 覚醒してからは目を閉じたまま周囲の状況を探っていたが、敵は目の前の一人だけ。その敵はすぐに俺を殺そうとはせず、先程から座りこんで俺の衣服をまさぐっている。
 金品が目的の夜盗のたぐいか?
 兎も角、敵の姿を確認しようと俺はうっすらと目を開けた。



 初めに見えたの肌色だった。
 目の前にいる敵は、大体十四・五歳の少女で、何故か裸で作業を続けている。
 そのアメジストの瞳や腰まである紅の髪など、アギトとよく似ていたが大きさが違い過ぎる。アギトは手の平に乗れる程の大きさなのに対して、今目の前にいるのは少女とはいえ、ちゃんとした人の大きさだ。

 そんな思考をしている間に動きがあった。少女が俺のズボンから肉茎を取り出したのだ。
 少女は肉茎を手で包み込みゆっくりと擦りだし、続けて亀頭に口付ける。
 あまりに予想外の出来事に、俺は思考が停止した。
 少女の手は次第に強弱をつけるようになり、亀頭への刺激は口付けから舌による愛撫に変わっていく。そして、肉茎もその刺激に応えるように段々とその体積を増していった。
 すぐ目の前に起こっているはず事なのに、俺はまるで他人事の様に眺めているしか出来なかった。
 しかし、少女はそんな俺に気付かず、肉茎の反応に頬を染めて喜び、さらに大胆な行為に及んでいく。
「ンゥブ…チュプ……ヲ…チュヂュウ…」
 少女は亀頭を口に含めると口全体を使って吸い上げ始める。手はいつの間にか肉茎を扱くだけでなく、睾丸を揉んで快感を与えていた。
 しばらく行為を続けた後、肉茎の反応から最後の時が近いとみたのか、肉茎をより深く加え込み頭を上下させることで喉まで使って絶頂へと導く。
 ずっと続けていた奉仕によって少女の顔も赤く染まっていたのだが、少女はそんな事は意に介さず行為を続ける。
 およそ考えられる口を使った奉仕の全てをされては堪える事は不可能だとばかりに、肉茎は少女の口内に溜まりに溜まったほとばしりをこれでもかと注ぎ込む。
 ただ、そんな反応を示す自分の体さえ、俺にとっては他人事だったのだが……
「…ンフ!…ン…ン…ン…」
 少女は突然注ぎ込まれた液体に一瞬驚いたものの、肉茎の脈動と合わせてコクコクと飲下していく。


 と、少女が不意に顔を上げ、少女に見入っていた俺と目が合った。
 その時、それまで惚けていた俺の頭がやっと働き出した。
 しかし、俺が何か言う前に少女は顔が今まで以上に赤く染まり、弾かれた様にに俺から離れた。
「ダ、ダンナ!? …いった・ゲホッゲホッ」
 慌てたせいでそれまで飲んでいた液体をむせてしまい、少女は息を整えるのに精一杯になる。
「大丈夫か?」
 俺は少女の傍に寄り背中をさすってやる。


「ェホ…ケホ… ハァありがとう。ダンナ」
 先程も聞いたが、この声、そして俺の呼び方、まず間違いないが確認を取る事にした。「お前はアギトなのか?」
 俺の質問で今の状況を思い出したのか、少女は恥ずかしそうに俺から身を隠しながら、コクンと頷いた。


「色々と訊きたいことはあるが、まずはその姿だ。どうやってそんな姿になった?」
 裸のままではまずいだろうと、俺のコートを掛けてやったアギトに問掛ける。
「魔法なのかな?大きくなろうと思ったら自然とこの姿になるんだけど…… は、裸なのはアタシの意志じゃどうしようないだけで……」
 責めるつもりはなかったが、少し怯えさせてしまった。
 しかし、アギトは古代ベルカの魔法を使うとはいえ、なんともデタラメな魔法が存在したものだ。
「では、もう一つ何故あのようなことをした?」
 それこそ、惚けていたとはいえその行為に身を任せた俺に言えた義理ではないのだろうが、訊かないわけにはいかなかった。
「あの…ダンナが辛そうだったから……」
 アギトが恥ずかそうにしながらも視線を行為を終えてもまだ静まり切らない俺の下腹部に向ける。
 つまり、そういうことなのだろう。
 たしかに、ずっと目的のためだけに行動していて、その手のことは気を払ってなかったが、変な気を使わせてしまったようだ。
 仕方なく、二度とそういう事をしないよう諭そうとすると、それを遮りアギトが喋りだした。
「アタシはダンナの役に立ちたいんだ。でも、いつも上手く出来なくて、逆に迷惑ばかりかけて……だから……せめて、こういう事くらいしてあげたくて……」
 アギトの悪いところだ。自分を過小評価して、必要以上に頑張ろうとする。
 本当は、お前がいるおかげでどれだけ助かっているか……
 アギトはこちらの気持ちも知らず、喋り続ける。
「ダンナ、ちゃんと上手くやるから、続きをさせてくれないか?」
 俺の肩を掴み、悲壮感を込むた瞳で訴えてくる。
 短くない付き合いでこうなったアギトが簡単には止まらないと知っている。しかし、だからといって、またあんな行為をさせるわけにはいかない。そう思った俺は、話を反らすことにした。
「ところで、ああいうことは何処で知ったんだ?」
 言った瞬間、内容のまずさに後悔し、曇ったアギトを表情を見て二度後悔した。
「あれ…は…さ……研究所の中で……そういう事する奴らがいて、いつの間にか覚えさせられて……」

 研究所。つまりアギトが捕まり実験対象にされていた場所。
 実験対象にするだけでは飽きたらず、そのような下劣な行為に及んだことに純粋に怒りを感じた。
「済まん。嫌なことを思い出させてしまった。しかし、それならば、なおさらお前はあのような行為はするべきではない」
「違う!」
 強い意志を込めて俺の言葉をアギトは否定する。
「さっきのはアタシがしたかったからしたんだ!あいつらにされたことと全然違う!」
「しかし……」
 それでも、否定の言葉ばかり口にする俺に、痺れを切らしたのかアギトは俺に抱きつき唇を重ねてきた。
 唇を触れさせるだけのものだったが、アギトの想いが伝わってくるようだった。
 なんでもいい、少しでも役に立ちたい、焦りと愛情がない混ぜになった想いが。



 やがて、唇を離したアギトは俺を見つめて言った。
「ダンナがダメだって言ったってアタシはヤルから」
 俺はズボンにかけようと伸ばされた手を押し止めた。
 悲しそうな顔をして抵抗するアギト。
 此処まで来たら覚悟を決めるしかない。
「無理にやっても辛いだけだ。コートを脱いで、その上に横になれ」


 頬を染めあげて俺を見つめるアギトに覆い被さり、俺はその額にそっと口付ける。
「ダンナ……」
 そのまま鼻、頬、顎、首筋へと口付けを続ける。
「ちょっと違うって、ダンナ」
 鎖骨、胸元、乳首、少しずつ口付ける強さを強めていく。
「こんなこと必要ないから……」
 脇腹、臍と口付けたところでさすがに止められた。
「アタシのことはいいから……もっとダンナの好きなようにしていいから……」
 頭の両側から手を添えて自分の気持ちをアギトは訴える。
 その手に自分の手を重ね俺も気持ちを伝える。
「アギト、俺は既に俺の好きなようにしている。お前があのような事をしたのがお前の意志だと言うように、こうする事も俺の意志だ」
 暫しの沈黙、そして……
「う…うん、分かった」
 気持ちが伝わったのか手を離してくれるアギト。
 しかし、離された手は愛撫を再開しようと顔を女陰に移動させるとすぐに頭に添えられた。
「やっぱりダメ」
「まだ納得いかないか?」
「ううん、そうじゃなくて、その場所は汚いから、そこにキスしたらダンナまで……」

 『汚い』が物理的な意味ではないことは台詞から分かるが、なら、どういう……
 そこで思い出す、アギト自身が告白した研究所の話を。
 本人は吹切れたつもりなのだろうが、やはり、そんなに簡単にはいくまい。
 兎も角、その記憶を思い出させたのが、俺の馬鹿な質問のせいなら、その責任は俺が取るべきだろう。
「自分を卑下する言葉は口にするもんじゃない」
 俺はそう言うとアギトと女陰に口付ける。「!! なっ何やってるんだよ!汚いって言っただろ」
 アギトは俺から逃れるように体を揺すりだす。しかし、ここで逃がすわけにはいかない。
「アギト。お前のここは汚くなんかない」
「ウソだ!」
「なら、証明するまでだ」
 俺はもう一度、口付けをする。
 実際アギトのそこは汚れてなどおらず、アギトが言ったことが嘘に思える程だった。しかし、それはデバイスとしての機能が働いて癒えた姿に過ぎず、『アギト』には傷がまだ残っているのだろう。
 だから、俺は口付ける。少しでも傷が癒えるように…… 少しでも自分が汚くないと思えるように……


「ァア……ハァ…ン…ダンナ…分かったから……信じるから…もう…ヤメ…」
 女陰に何十回目かの口付け終えた時、強引な手段とはいえ、やっとアギトに俺の言葉を認めさせた。
「…ハァ…ハァ…いくらなんでも、ここまですることないだろ」
 荒く息を吐きながら文句を言うアギトの顔には、先程のような自分を卑下する様子は見られない。
 気休め程度だろうが少しは傷を癒せたのかもしれない。


 アギトが腕を広げ俺を見つめる。
 そうだな、さすがにこれ以上我慢するのは俺も難しい。
 俺は服を脱ぎ捨て再びアギトに覆い被さった。

「最初に言っておくが、お前が辛そうだと判断したら、すぐに止めるからな」
 アギトもいくら反論しても俺が譲らないだろうと考えたのか、すんなりと承諾する。

 アギトがいくら人と同じ大きさになったとはいえ体格の差はかなりある。だから、挿入は自然と慎重になる。
 傷付けないよう、痛くしないよう、ゆっくりゆっくりと腰を進める。
「…ン…ダンナのが…入ってくる」

 腰を進めるごとに快感を感じる場所は増え、このまま一気に貫きたい衝動にかられる。しかし、俺を信頼しきった瞳で見つめるアギトを見ると、それらの衝動を抑えるなど大したことではなかった。

 俺の肉茎がアギトの膣を全て埋めたことで一段落した俺はアギトの顔を覗きこんだ。
「ネェ、ダンナ、今…ダンナのがアタシの膣に入ってるん…だよな?」
「ああ」
「そっか。あのさ……ダンナ…アタシの膣……気持ちいい?」
 瞳を潤ませ質問しながら、膣で肉茎をきゅっきゅっと締めつける。そんな俺のことばかり気にする姿が愛しくて思わず抱きしめる。
「ダッダンナ!」
「そんなに俺に気を使うな」
 髪を撫でながら、耳元で呟く。
「気を使ってるわけじゃないよ。それにダンナだって他人のこと言えないだろ」
「俺は気を使うのは苦手だ」
 互いの似た考え方に、二人には自然と笑みが浮かんでいた。


 小さな膣を貫く。傷つける程速くなく、気を使わせる程遅くない速さで。
「…ダンナァ……アァ…ャン……アン…」
 あえぎながらもアギトは腕を首に絡めて、胸板全体に御返しとばかりに口付けをする。
 結局、自分より俺を優先するのかと、嘆息しながらアギトにさらなる快感を送る事にした。
 胸を優しく摩り、時折、意識的に摩らないでいた乳首を弾く。
 こちらの抜き差しに合わせて、膣を丁度良い強さに締めつけていたのが、乳首を弾く度にただただ強くぎゅうと締め付ける。
 その締め付けが俺を興奮させ、更にアギトの産声が聞こえるような腰使いをさせる。
 貫くと口付けが返され、それに応え乳首を弾けば膣の締め付けで応える。そして、それが貫きを激しくさせる。
 貫く、口付ける、弾く、締め付ける、その快感の永久機関は俺達を一気に高ぶらせ、やがて絶頂を迎えさせる。
 俺は僅かに残っていた理性で肉茎を引き抜こうとする。
「…ヤァ……ダ…メ…」
 しかし、まるで離れて欲しくないと言うように、アギトが必死にしがみついた事で俺の残っていた理性は焼ききれ、膣に精液を出すことを躊躇わなくなった俺は、最後の一滴まで膣内に出しきってしまった。

 絶頂後の気だるさに身を委ねながら、先程の行為を反省する。
 いくらなんでもやり過ぎだ。自分もいい歳だろうに……
 自分のとんでもない暴走に呆れながら隣で息を整えているアギトに目を向ける。
 声を掛けるのを躊躇う。
 アギトを抱く覚悟をした時、最低でもアギトを欲望の赴くまま抱く事は無いようにするつもりだった。しかし最後の最後、俺はそんな事は忘れ、ただ己の欲望を満たす事だけを考える獣になっていた。
 その事をアギトに謝ったとしても、それは単なる自己満足に過ぎないのかもしれない。
 しかし、何らかの形での謝罪は必要だろう。ただ、今すぐ出来る形となると言葉という形しかないだけだ。

「済まない」
「ゴメン」
 俺が謝ると同時にアギトも謝ってくる。
「何の事だ?」
 こっちは謝られる事は無いので、当然俺はそう返した。
「…あの………アタシ…ダンナが抱いてくれるって言った時、どんな事でもダンナのしたい様にさせようって思ってたんだ。
でも、最後の最後、ダンナが引き抜こうとした時、離れたくなくて、もっと繋がってたくて、ダンナの気持ちよりアタシの気持ちを優先させたんだ。だから、その事を謝りたくて……ダンナの気持ち、無視してゴメン」
 そんな先程の俺の思考を読んだのかと言いたくなる謝罪をするアギトは、俺を不安そうに見つめている。
 全く、こうも似たような考え方をするとはな。
 俺はアギトを抱きしめる。
 一瞬、体を振るわせるが今は構わない。
 そして、俺はアギトに話すことにする。自己満足に過ぎない謝罪の内容を――


end

著者:30スレ244

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます