[79]名無しさん@ピンキー<sage> 2006/08/14(月) 23:21:37 ID:NETywR86
[80]名無しさん@ピンキー<sage> 2006/08/14(月) 23:22:35 ID:NETywR86

プツーン
「なんや、テレビ映らんようなったで」
「あら、掃除機が動かないわ」
「はやてぇ、エアコンも動かないぞ?」
「停電みたいだな・・・」

ミーンミンミンミン・・・・
「そうやシャマル、アレ持ってきてーな!」
「アレというと、アレですか?」
「こんな時のためにあるんやないか!今を逃したらもう無いで!?」
「なんだアレって・・・?」

ジーワジワジワジワ・・・
「じ、自転車?」
「いや、ダイエットマシーンだろう。だが、こんな暑いのにわざわざ・・・・・・・」
「フッ、甘いなぁ二人とも。これはダイエットマシーンちゃう、自家発電装置や!!」
「「な、なんだってー!?」」
「では、ヴィータちゃんはこっち、シグナムはこっちね。ザフィーラはランニングマシーンよ」
「なんでこんな事・・・」
「アカン、このままやとアイス解けてまう」
「・・・はやて、あたし頑張る!」

ちりーん
「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ガ───―
「ハッハッハッハッ・・・・・・」
ガ――――
「冷蔵庫動いたでー」
「ほら、頑張って三人共!もう少しよ!」パタパタ
「はぁはぁ・・・」
「大丈夫?ヴィータちゃん」
「大丈夫・・・。終わったらはやてのおいしいご飯と、温かいお風呂が待ってんだ。こんなところで負けてたまるかぁ!」
ガ――――
「ハァ・・・ハァ・・・、こんな事をしなくても、我慢すれば済む事だろう・・・」
「逃げるの?シグナム」
「な・・・・・・」
「これはあなたの為でもあるの。あなたにとって、これは単なる自家発電かもしれない。でも今逃げてしまったらこの家は、いいえ世界は
再び闇に包まれてしまうわ。私たちはベルカの騎士、誇りある戦士なの!私はあなたがどんなものにも背を向ける事の無い勇敢な騎士という事を知ってる!
シグナム、あなたは私たちの、いえ、ベルカの誇りなのよ!!だから頑張って、はやてちゃんのために!」
「フッ、そうだったな。私は誇りあるベルカの騎士、こんな所で負けるわけにはいかないのだぁ!!」
ガ――――
(シャマル、いつからあんなに黒く・・・・・)
「さ、ザフィーラも頑張って!」(ポチッ
「な、なにをした、ってうおおおおおおおおおお!?」
ガ―――――!
「もうすぐお風呂沸くでー」
「はぁーい。ほらほら、ファイトッ」

たーけやー 竿竹ー
「いやぁ、やっと電気きたなぁ。アイスも溶けずに済んだし、これもみんなのおかげやで」
「みんなお疲れ様ぁ」
「は・・・・・・はや・・・・・・t」(カクリ
「やった・・・・私はやったぞ・・・・・・ベルカの騎士に・・・・・・・栄光あr・・・・」(バタッ
「・・・・・・・・」
「どないしたんみんな?」
「頑張りすぎたみたいですねぇ。あ、はやてちゃん。一緒にお風呂入りましょ」
「でもみんなが・・・」
「大丈夫、疲れて寝てるだけですから」(スタスタ
このあと三人でシャマルの調理法を会議したとかなんとか。
ちなみに冬に第2回が行われたかどうかは定かではない。

著者:11スレ79

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