429 名前:負けヴィータは犯される1 [sage] 投稿日:2012/01/02(月) 00:09:37 ID:eKj9FFzA [2/4]
430 名前:負けヴィータは犯される2 [sage] 投稿日:2012/01/02(月) 00:10:11 ID:eKj9FFzA [3/4]

蒼穹にふたつの影が舞う。
少女と少年の形をした影達は、近づいては離れ、離れては近づき、互いに刃を交えているのであった。

「でやあぁあッ!!」

肩越しに振りかぶった戦槌を狙い澄まして振り下ろす。
ごうっと唸りを上げて相手の側頭部に迫った槌頭はカンと硬質な音を立てて虚空を叩いた。
戦槌は止まるが、体重移動は止まらず少女の姿勢は大きく崩れる。

(しまった!)

必殺を期して振り下ろした一撃が、それ故に途端に致命的な隙へと変わる。
付け入らせまいと戦槌を引き戻す。所要時間はわずか一瞬。

「シールドバッシュッ!」

だが、その一瞬を逃さず少年の手から魔力が迸る。
若草色に輝く魔法陣が虚空に紡ぎ出され、堅固な防御力場が叩き付けられる。

「うああぁあ!!」

魔力防壁をまとった突進を幾度も受けて損傷した騎士服では防ぎきれない。ついに防護フィールドを打ち破って肉体に衝撃が達した。
この一撃が模擬戦の終了を告げた。紅の鉄騎ヴィータは、真っ逆さまに墜落をはじめた。



「ごめんヴィータ。大丈夫?」

問うのは若き結界魔導師、ユーノ・スクライア。明るい砂色の髪にエメラルド色の瞳をした女の子みたいな少年である。彼の腕のなかには真紅の騎士服の少女がいる。ヴィータを撃墜したのは彼だ。

「……ふん」

ユーノの腕の中でヴィータはぷい、とそっぽを向いた。
赤い髪を二本のお下げにまとめたサファイヤのような瞳をした少女だ。その容姿は9歳のユーノよりも幼く見える。
負けたのが余程悔しいらしい。少女の外見に反して騎士としての閲歴は数百年だそうだが、見た目相応に子どもっぽい所もある。

「……別に悔しくなんかねーからな」
「だから悪かったって」

ユーノはヴィータを抱えたまま、アースラの自分に割り当てられた船室に向かう。

ユーノのここ何ヶ月かは嵐の様に過ぎていた。
『闇の書事件』とそれに続く『闇の欠片事件』、そして未だ後始末の残る『砕け得ぬ闇事件』と立て続けに大事件が起きたのだ。
『闇の欠片事件』では戦闘に参加しなかったユーノであったが、今回は半ば偶発的に交戦して、なかなかの戦果を上げている。

今回の事件では皆それぞれに力不足を痛感して、アースラでは盛んに模擬戦が行われるようになった。
そして何時の頃からか模擬戦には奇妙なルールが定められた。

『敗れたものは犯される』

ヴィータは一糸まとわぬ姿でベッドの上に横たわる。
あどけない丸みを持つ鎖骨から、未だ膨らみを知らぬ胸、ぽっこりとしたお腹、無毛の秘所までがユーノの視線に晒される。

「じゃあ、今日は自分で濡らしてみようか」
「うん……」

ヴィータは仰向けの姿勢から両足をついて腰を持ち上げた。
ユーノの鼻先に自らの秘所を突き出すと、左手を使ってぴっちりと閉ざされたワレメを押し開く。
熟した柘榴のようにぱっくりと、性粘膜が露わになる。
そしてヴィータは右手の指でそろそろと餅のような肉土手の縁をなぞりはじめる。
その円を描く動きは徐々に秘所の中心を目指して狭まり、やがて未熟ながらもぽってりと厚くなった肉襞にかかった。
指先がくにくにと肉襞をなぶりはじめると、露わにされた小さな膣穴が潤み、とろりと淫蜜がたれはじめた。
淫靡な快感が高まり、つめていた息を吐き出す。

「ひぁ!」

突然の衝撃に白い太腿がこわばる。
ユーノの指がぷっくりと勃起した肉芽を押しつぶしたのだ。

「手伝うよヴィータ」
「いいって!手伝いなんて要らね――ああッ!!」

ユーノ肉芽を包皮からむき出すと、もっとも敏感な突起を指でつまんだ。
更にもう片方の手でヴィータの小さな膣に指を滑り込ませた。
指が円を描き、前後し、曲げ伸ばしされ、幼い膣を責め立てる。同時に剥き身の肉芽がリズミカルにひねられる。

「うああッ! ああッ!!」

ヴィータの身体はユーノの指がもたらす激しい快感に引きつけを起こしたようにがくがくとのけぞる。

「い、イくッ! あたしイくッ! イくぅぅう!!」

ついにヴィータは快感の頂に達し、果てた。

だがしかし、これはまだ陵辱の余興に過ぎなかった。
絶頂の余韻に荒い息をつくヴィータの上にユーノの裸身が被さる。
ヴィータの痴態に厚くいきり立つ肉竿を彼女の愛液でどろどろになった恥丘に押し当てる

「休んでちゃ、ダメだよ。ほら」

ヴィータの身体に残る快感の火種をかき立てるようにユーノは自らの逸物でヴィータのワレメを擦り上げる。
自らを落ちつかせるようにじっくりと秘裂を擦り上げるとユーノはヴィータの膣口に亀頭を押しこんだ。
ヴィータの幼い膣はたがねのようにユーノの肉竿を締め上げてくる。

ゆっくりとストロークさせると、ヴィータが喘ぐ。

「ひぃ、あ、あ、あ、あああ!!」

ヴィータの喘ぎが高まるのに呼応するように腰使いは激しさを増してゆき、ついに肉を打つまでに激しくなった。

「あ、またイくッ! イっちまう……あ」

不意にユーノの腰が止まる。

「どうして…? あッ!?」

ユーノは微笑むと、また不意を突くように腰の律動を再開させた。
しかし今度は緩急を付け、ヴィータが高みに達するギリギリでピストンを止め、絶頂をじらすようにした。

「ああッ! イかせろよッ! イきたいよッ!!」

波のように繰り返す小絶頂に、ヴィータは泣きわめいて自ら腰を振り、絶頂を求める。
ユーノは巧みにこれを捌いてヴィータをじらし続けた。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」

もはやヴィータの声は嗄れ、半ば白目をむいて喜悦に身悶える。
全身があらゆる体液でまみれ尽くしたヴィータの肌はピンク色に上気して輝いている。
また、ユーノの腰が止まる。

「あ゛あ゛ッ!!」

その隙を突くように、ヴィータは自ら肉芽をひねり上げて二度目の絶頂に達した。

「ああ、もう。何をするのさ」

ユーノは唇をとがらせて、ぐったりしたヴィータを抱え直した。
しっかりと両腕を封じると、子宮を突き上げるようにヴィータを責めはじめた。

「も、もう゛許じでぇッ!!」
「ダメだよッ!!」

イったばかりのヴィータは苦痛なほどの刺激に悲鳴を上げる。
それでも容赦せずユーノの責めは続く。

「――――ッ!!」

ハンマーのような衝撃がヴィータの子宮を叩く。もはや声もなく、ヴィータは絶頂していた。
限界に近づくと、ユーノはとどめとばかりに一際深く腰を突き入れた。
ヴィータの胎内の最奥を叩き、ユーノの快感が爆発する。

「僕も、いくよッ! ああッ!!」

甲高い声とともにユーノの身体から熱い精がほとばしり、ついに力尽きたユーノはヴィータの上に突っ伏した。
そして二人は噎せ返るような淫臭のなかで、泥のように絡み合って微睡みに落ちていった。

すべては、次の模擬戦の後。

fin


著者:しずひと ◆XCJ6U.apcs

このページへのコメント

負けなのはは犯される も読んでみたいですな

0
Posted by スワプ 2013年12月09日(月) 08:57:23 返信

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