060220 新井
山岳地域における地すべりの分布
中部山岳地域(特に飛騨山脈)では,かつて(約6万年前および,2万年前)氷河に覆われていたと考えられている.飛騨山脈では,その地形の形成を考える上で,氷河による影響についての研究は数多く行われてきた.しかし,この地域において,地すべりが地形形成に与える影響に関する研究は少なかった.
近年,防災科学技術研究所の「地すべり地形分布図」をはじめ,山岳地域での地すべり地形の研究が,増えつつある.これらの研究によって,かつて氷河地形であると考えられていた地形が,地すべり地形であると判断される例もある.
また,海外では,氷色によって形成された斜面が,退氷後の応力開放によって地すべり,崩壊を起こす例も報告されている.
今回の発表では,主に北アルプスにおける,地すべり研究の現状と,私がこれから進めようとしている,地すべり分布に関する研究の経過を報告する.
2006年02月15日(水) 18:31:45 Modified by m_arai_1012
添付ファイル一覧(全2件)
42bed387c95fbae7.jpg (63.49KB)
Uploaded by tsasaki2006 2006年02月20日(月) 16:00:44
Uploaded by tsasaki2006 2006年02月20日(月) 16:00:44
008bdb778923cbb4.jpg (344.54KB)
Uploaded by tsasaki2006 2006年02月20日(月) 16:00:14
Uploaded by tsasaki2006 2006年02月20日(月) 16:00:14