VASIAL簡易設定・月人、部将他・断片―ジークヒルデ

　個人的な設定…公式設定発表前に既にイメージが固定してしまっていた部分もあり、全体として公式の設定とはかなり異なっておりますので、閲覧の際は御注意下さいませ。

・“月人”について

・月人簡易設定

・部将設定

・その他

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“月人”について

　「絶対的為政者」を創り出す為の遺伝子操作を初めとした様々な実験の結果、知能・特殊な才能など極めて能力の高い個体が生み出されたのが第三世代（最終世代）の神王であり、そしてその技術を更に発展させ「完全に新しい種」として創り出されたものが「月族」と呼ばれる新種の生命体となった。
　（「神王の世代」については「VASIAL簡易設定・神国編の「世代について」を参照の事。）
　“月族”の特徴としては、極めて高い知能と安定した感情、理性に特化した精神状態や“神王”という種族に対する絶対的忠誠心などが挙げられる。
　“月族”の者も元々生存本能や感情を持たない訳ではないものの、“月人”や彼らに従う“月族”には“争い”や“秩序の乱れ”の元となる本能や感情は不要因子として物心が付いた頃から修行を重ねる過程で封印される為、“感情の認識”が極めて少なく、また自身の仕える神王・月人を絶対とする忠誠意識は遺伝子に組み込まれた因子に呼応する暗示・誓約の結果でもある。

　遺伝子操作の結果、不老不死となった“神王”を支える為の存在が“月人”であり、「月族」の中でも最も能力の高いものが“月人”に選ばれる事が多い。
　「月人」に選ばれた者は「神王」と忠誠契約を結び、その結果、無条件で「主」である「神王」に没我の忠誠心や愛情を抱く様になる。

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月人簡易設定表（未完）

１	海首	11	堯舜	21	ハイネル	31	金沙
２	雲雷	12	モンバルギ	22	琉球	32	黒母
３	ジィーア	13	伽羅	23	京核	33	希泉
４	リヴァス	14	華限	24	源霊	34	龍戒
５	ベルナ	15	陸奥	25	皇陰	35	シャリ
６	アラナダ	16	紺華	26	八卦	36	崖港
７	ネミス	17	アヴァリス	27	易爻	37	呉宇
８	オーサス	18	迦沼	28	司啓	38	灯咲
９	紅彩	19	皇陽	29	ギルス	39	トランベル
10	砂蛇	20	真陽	30	礼儒	？	？？？、？？？

番号	名	神国	タイプ	性別	設定メモ
１	月姫（げつき）	海首	Ⅰタイプ	女性	「月人」の中でも殊更に生真面目な性格で、少々融通が利かないきらいもないでもない。仕える神王レイシュウがおっとりとしている事もあり（ただし極めて長閑な性格とは言え、レイシュウ自身は決して暗愚ではない）、全力を挙げて補佐をしているものの時として肩に力が入り過ぎている事も…。
５	エルトナ	ベルナ	？タイプ	女性（女の子？）	ベルナ神国の双子月人の一人。ソリシルの月人外見的にはまだまだ子供。ふわふわの金髪、赤～ピンク系の瞳、長めのポニーテールと裾の長いひらひら服、リボンやらボンボンやらの大量飾りが基本。やたらと気が強くて元気が良い。猪突猛進タイプで、勢い余って突っ走って何か仕出かしてからやっと考える性格。双子の年下として扱われると怒るし、年上だから良い子にと言われればもっとふくれて拗ねる。以前それで家出騒ぎを起した挙句、ヴェリトに「うん、それじゃ一日おきにお姉さんにしようか」と言われて、それからは何とか納得しているらしい。ヴェリトに懐いている。
５	エルト	ベルナ	？タイプ	男性（少年？）	ベルナの双子月人の一人でヴェリトの月人赤混じりの金髪、オレンジ色の瞳、肩先で切り揃えた髪はちょっとウェーブっぽいさらさらヘア。（髪型的にはアリエスに似ているかも？）こざっぱりとしたとした動き易い服装を好む。小柄でおっとりとしているが、どことなく大きくて大人しい犬を思わせる雰囲気頭脳明晰で冷静沈着だが品行方正で押しが弱く、いつもエルトナに振り回されている。いつもおとなしくて消極的だが、ピンチに陥ると妙に暴走する気がある。 “月人”としてヴェリトを慕う一方で、ソリシルにも深い敬意を払っている。記憶力・思考力抜群にも拘らず超方向音痴で、「どう考えても迷いようのない場所で迷子になる」のが特技
６	フロスティ	アラナダ	EXタイプ	？	追記
16	朱月（あかつき）	紺華	EXタイプ	女性	「紺華の夜叉」とも呼ばれ、類を見ない機械的正確さで主を支える存在。「月人」の基準から見ても冷酷な判断と殺傷力の高さから、「血で染められた月」と恐れられている。異例の能力の高さ故か、「月人の暗示」云々以前に極端に喜怒哀楽の感情が欠落している。ある意味では典型的な“統治補佐・戦闘人形”とも言えるかもしれない。
17	ユリアス	アヴァリス	EXタイプ	男性	神暦開始前後、中央にて“月人”となるべく生み出された多くの月族の一人。自主性と“神暦・神王”に対する批判精神の強さから「“月人”として不適任」として除外されていた所をアヴァリスに見出され、彼に仕える事になった。お茶汲みとナイフ・飛び道具の扱いは群を抜いており、小柄だが戦闘能力はそこそこ高い
21	ディアーナ	ハイネル	Ⅰタイプ	女性	能力は高いが内気でおとなしい性格。少々気が弱いところがあるが忠誠心が強く、「主命は絶対遵守」の「模範的」な“月人”。主ルシメルを“唯一絶対の存在”として慕っている。
23	朧月（おぼろづき）	京核	Ⅰタイプ	女性	常に冷静沈着で大人しく従順、事務処理能力も抜群で、一見“月人の鑑”に思われるが…。執務補佐としての能力だけでなく、料理の腕も超一流、家事全般も得意ならば歌舞音曲にも通じ、武術もそこそこと様々な能力に秀で、“月人”ながら京核外の諸国でもかなり人気を集めている。実は酒を飲む（飲ませる？）と、性格が豹変するらしい。（シャリ神王談） ※一部の噂によると、かつてシャリの神王主催（？）で月人数名を招いての飲み会が催された夜、会場から女性の高笑いと強烈な破壊音が聞こえて来たとか来ないとか…
26	月夜見（つくよみ「月夜泉・月世巳」の異字も）	八卦	EXタイプ？	男性	“人”の視界を持たない主「想武」の、人界における視界を司っていた。 “月人”ではあるが、“月族”出身ではないらしい。神暦末期の戦いの折、八卦の新たな月人候補生“未月”が“八卦の守護神ヤツビ”の召喚に成功したのと時を同じくして八卦から姿を消し、それ以来、その存在が二度と再び生ある人の目に触れる事はなかった。
26	巳月（みつき）（月人昇格前は未月）	八卦	？	女性	彼女については公式サイトStudioGIWのボイスドラマVol.3「VAZIAL SAGA外伝～盲目の結界神　想武」を参照。私的設定では、「“月夜見”の存在と共に“人界を視る瞳”を失った想武に仕え、彼と運命を共にした月族の少女」となっている
28	月夜	司啓	Ⅰタイプ	女性	元皇陰所属。リシュを補佐する事が使命
28	エルフィーユ	司啓	Ⅲタイプ	女性	皇国から派遣されて執務を補佐している月族、月夜に対して、神王のリシュが自分の意志で選んだ未だ幼さの残る少女。月夜が実務を取り仕切っている為、彼女の主な役割はリシュの身近で世話をする事となっている。潜在能力は決して低くはなく本人も一生懸命でいるにも拘らず、幼さが原因か失敗ばかりしては周囲に余計な仕事を増やしている事は否定出来ない。未熟さが目立つものの明るく素直な性格は、リシュの精神を安定させるのに大きく役立っている。明るく素直な性格は勿論だが、リシュよりも身長が低い事も彼女が選ばれた一因らしい
34	ムーンムーム（月無有無）	龍戒	Ⅱタイプ	女性	かつて「神王選定委員会」の意向によりソウリュウの為に“造られた”月族遺伝子による絆に耐え兼ねたソウリュウによって一時的に任を解かれるが、その後自分自身の“月人”としての潜在意識と対決、“遺伝子による忠誠心”を捨て去り自らの意思でソウリュウに友愛を誓ったいつの日か純白のウェディングドレスを来て花嫁になるのが夢口癖は「ソウリュウ様、（世界一周旦那探し旅行に出たいから）早くお嫁さん見つけて下さいね！」実は大の温泉好き。呉宇国月人チアルナとは、共に闘技を修行した時以来の親友
37	チアルナ（初代）	呉宇	Ⅰタイプ？	女性	万能で何事につけオール優等生で常に能力と暇を持て余している神王シュンケイには“統治”における補佐は不要の為、彼女の“月人”としての役目は実生活におけるお目付け役兼遊び相手兼家政婦兼…etcで発揮されている。月族の基準として充分には知能の高さはあるがそれ以上に戦闘力・生活力（？）が高く、直情径行で口より先に手が出る性格は、どちらかと言うと隣国トランベル国神王ギム・ザイファが好む所かも知れない。言動は時として乱暴だが気立ては良く、さっぱりとしたその性格は“月人”と言うよりもむしろ気風の良い“江戸っ子”風とも言える。神暦の３００年近くを通して彼女の「お目付け役仕事」はシュンケイが余りに羽目を外した時にはほぼ必ず鉄拳制裁へと発展していたが、戦乱の気運が高まりシュンケイの“統治・戦術”における助手として新たに月人“カルナ（自称「超エリート月人」）”が登場してからは、しばしばその矛先はカルナにも向けられるようになっている。（ちなみにシュンケイはかなりの高確率で彼女の鉄拳を交わしているが、カルナは毎回毎回ほぼ百発百中で殴られている）龍戒国月人ムーンムーム（月無有無）とは長年に渡る親友
37	カルナ	呉宇	？	？	カルナについては公式サイトStudioGIWのボイスドラマVol.3「VAZIAL SAGA外伝～盲目の結界神　想武」を参照
39	イフリータ	トランベル	Ⅰタイプ？	女性	主同様に強烈な武力の信奉者であり、自身も武術に秀で武術に長けた主を崇拝し、逆に武力を持たない（または低い）国や武術の不得手な神王を軽侮している。高笑いと共に巨大な長刀（なぎなた）や槍を軽々と振り回して所狭しと戦場を暴れまわる姿は、確かに鬼女の名に相応しいかも知れない。実は月族どころか、神国中でも珍しいほどの美貌に恵まれた官能的美女だが、本人にはその自覚と色気が皆無な辺り、かなり凶悪な存在ではある。（その容姿は後の時代、ネミス沖の“三遺跡の孤島”を舞台にした歴史書にも登場する、美貌と才智で有名な女軍師「パディナ・クリース」にも匹敵する）主ギムにこそ丁寧な態度を取るが、他の相手には高飛車で傲慢な応対が多い。「ほほほほほ、武術もろくに出来ないシュンケイ如きがギム様に勝てる訳がありませんわ！」戦乱の気運が高まって来る中、捕虜となった者からギムの身に不利益となる策謀を聞き出すべく、鞭技に関心を持ち始めるしかし戦場において長刀で猛威を振るう彼女に威圧されたが最後、捕虜になった暁まで不服従・反抗を続ける気力や体力の残された部将・神王が存在するとは考え難い

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2008年12月29日(月) 00:15:59 Modified by sterraaria

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