【Elaine of Carbonek】

ペレス?王の娘、ガラハッドの母。
あまりの美しさに、モルガン・ル・フェイ?に嫉妬され何年もの間すっぱだかでお湯で煮られてしまうという呪いにかけられていた。この呪いは、世界で一番優れた騎士が助けてくれるまで解けないというものだったが、たまたま通りかかったランスロットに呪いを解いてもらう。
エレインはランスロットに恋をし、またその父親のペレス?王も娘とランスロットが床を共にすることを望んだのであった。そして、侍女である魔女ブリーセンの力を借りて、エレインはランスロットに自分がグィネヴィアだと思わせることに成功する。
エレインも大喜び、相手がグィネヴィアだと思っているランスロットも大喜び。
当然、魔法が解けたランスロットは激怒してエレインを殺そうとするが、エレインが若くて美人で賢そうだったので(!)許すことに。
このときできた子供がガラハッド。

エレインはこの後ももう一度ランスロットを魔法にかけて床を共にする。また、（エレインとグィネヴィアのせいで）狂気に陥ったランスロットを聖杯の功徳で治したのもエレインである。
罪を感じたランスロットはしばらくの間身を隠し、エレインと暮らしたのであった。
ド根性。


[活躍どころ]
アーサー王の死（ちくま文庫）
アーサー王ロマンス（ちくま文庫） など

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