読売新聞 9月20日(木)19時7分
ヤミ金融で得た所得を隠し、約5200万円を脱税したとして、東京都大田区のヤミ金融業、小林智恵子経営者(65)が東京国税局から所得税法違反容疑で東京地検に告発されていたことがわかった。小林経営者は既に修正申告したとみられる。
関係者によると、小林経営者は東京・蒲田でマージャン店を経営する傍ら、2001年頃からヤミ金業を始めた。そこで得た利息収入や貸し付けの返済金を従業員名義の借名口座に入れるなどの手口で、10年までの3年間に約1億5000万円の個人所得を隠した疑いが持たれている。
小林経営者は、貸付金を日単位で返済させる高金利の「日掛け金融」を主とし、蒲田周辺の飲食店の従業員を対象に、看板や広告を出さずに口コミで顧客を集めていたという。
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