ゆめのスケッチブック〜成宮由愛セリフwiki〜 - 学習船

概要



スターライトステージの成宮由愛(N)特訓前のセリフに出てくるワード。
せっかくなので、ちょっとだけ詳しく解説しようと思います。

Q.そもそも学習船って何?

A.滋賀県が所有する、学習船「うみのこ」のことです。

滋賀県では、小学5年生になると、「フローティングスクール」と呼ばれる宿泊体験学習が行われます。
その宿泊先兼学習場所は、琵琶湖上に浮かぶ船。この船こそが、学習船「うみのこ」です。

Q.学習船では、何をするの?

A.琵琶湖に関する環境学習や、他校児童との交流を行います。

フローティングスクールでは、複数の小学校の5年生が集まり、一泊二日で琵琶湖に関する環境学習を行います。
例えば
・琵琶湖の水調べ(琵琶湖の各地域で取った水の、透明度やにおいを比べる。北の方と南の方とでは、結構な差が出て面白い。)
・琵琶湖上の島の展望(沖島、竹生島、沖の白石、多景島の四つの島を船上から展望する。有人島である沖島付近を通る時には、島の小学生が手を振ってくれることも。)
・深層水調べ(琵琶湖の深層水を採取して、表層の水と比べる。実は琵琶湖の深層水はかなり綺麗で、飲むことも可能だったりする。)
・プランクトンウォッチング(琵琶湖に生息するプランクトンを、顕微鏡を使って観察する。)

▲プランクトンウォッチングをする由愛ちゃん之図
etc...

他には
・学校紹介(自分たちの学校について紹介しあう)
・タウンウォークラリー(寄港地でウォークラリーをして、郷土について学ぶ)
・カッター活動(うみのこに搭載された大型の手漕ぎボートで、琵琶湖上を遊覧する。フローティングスクールで最も思い出に残る活動の一つ)
・名刺交換(初めて出会った友達との自己紹介をする。名刺交換があるからフローティングスクールは実質アイマス現場
・給食(郷土の食材を使った食事が出ます。最近は、近江牛ステーキやしじみの味噌汁が出るんだとか)
etc...

Q.すごいんですか?

A.由愛「すごいんですよ。」

何せ、1984年に本格航海を始めて以来、のべ53万人以上の小学生を乗せてきているわけですから。
滋賀県で小学五年生を迎えた子どもが、ほぼ必ず乗船しているといえば、規模の凄さが伝わるでしょうか。
場合によっては、親子二代で乗船しているパターンもあり得ます(ママ宮も乗っていた可能性がある)。

…そんな学習船「うみのこ」ですが、平成29年度をもって、初代「うみのこ」はその役目を終え、平成30年度からは、新しい「うみのこ」が就航予定です。
皆さんも、新しい「うみのこ」の活躍を、どうぞ応援してやってください。

参考リンク