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打ち合わせが終わった。
みんなは、施設のあちこちに散らばっているようだ。
さて、どこへ行ってみようか……
(分岐1)
>広場
(移動)
[茜]
うぅ〜ん……ぐるぐる、ぐるぐる……
あれ?美穂ちゃん、回っていませんか?
それとも回っているのは、私……?
[藍子]
茜ちゃん、誰も回ってないよ。
回ってるのは、地面……いえ、地球……。
[美穂]
茜ちゃん、藍子ちゃん。喋らなくていいから、
ゆっくりしてて。ね……?
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茜と藍子が、なにやら美穂に背を撫でられている……
>どうしたの?
[美穂]
あ、プロデューサーさん!
その、実は……むこうにあったコーヒーカップで、
ふたりが目を回しちゃって……。
[茜]
おおーっ!?
プロデューサーもぐるぐるしています!
[藍子]
茜ちゃん、プロデューサーさんはぐるぐるしていませんよ。
回ってるのは私たちで、でも、私たちはもう回ってなくて、
あれ……?
[茜]
あのですね!
さっき、コーヒーカップの限界に挑戦していたんです!
とっても楽しかったんですよ!プロデューサーもどうですか!?
[美穂]
うんうん、茜ちゃん、
まずは落ち着こう。ほら、深呼吸して……?
[茜]
すー……はー……。
空気が美味しいですね!
>飲み物でも買ってくるよ
[美穂]
す、すみません。お願いします……。
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二人が落ち着くまで待って、3人と少し遊んだ……
(分岐1終了)
(分岐2)
>売店
(移動)
[卯月]
うーん、なかなかうまく撮れませんね……。
なにかコツみたいなのがあるんでしょうか……?
[奈緒]
加蓮が詳しいんだけどな。
でも、うかつに訊くとめちゃめちゃめんどくさそうだし……。
[響子]
私たちで撮りあってもいいけど、
なんだかそれだとちょっと悔しいですよね。
>楽しんでる?
[奈緒]
お、プロデューサーさん!
ちょうどいいや!なぁ、自撮りのコツって知らないか?
[卯月]
いま、売店で飲み物とおやつを買ったところで……
せっかくなので、写真を撮ろうって話になったんですけど……。
[響子]
どうもいい感じに撮れなくて。
せっかくなので、3人で練習してたんです。
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自撮りのコツか……。
〈小分岐1〉
>任せて
[奈緒]
さすがだな!
よーし、自撮りレッスン、よろしく!
〈小分岐2〉
>よく知らない
[響子]
じゃあ、プロデューサーさんも練習しましょう!
ほらほら、なにかドリンクとか買って♪
〈小分岐終了〉
(暗転)
[卯月]
あっ、見てください!
これ、ちょっといい感じに撮れてませんか!
ほらほらっ!
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3人と、自撮りの練習をして過ごした……
(分岐2終了)
(分岐3)
>お化け屋敷
(移動)
[加蓮]
いや全然ビビってないし?
私、病院暮らし長かったんだよ?
こういうの、全然平気に決まってるじゃん。なに?
[凛]
……のわりには、ひとりでは行こうとしないんだ。
ま、いいんじゃない。
仕方ないから、ついていってあげるよ。仲間だしね。
[未央]
おやおやぁ?
そう言うしぶりんも、かれんと一緒じゃなきゃ入れない感じ?
クールな顔してるけど、実は怖いんでしょ?
[凛]
未央こそ、こういうの真っ先に飛び込みそうなのに。
行かないで私たちを煽ってるってことは、
そういうことなんでしょ?
>喧嘩……ではなさそうだね
[未央]
いやぁ、ふたりが全然素直にならなくてさぁ……。
素直に怖いっていえば、一緒に行ってあげるのに。
[加蓮]
素直じゃないのは未央と凛だって。
ね、プロデューサーさんもそう思わない?
>4人で一緒に
[凛]
……プロデューサーにそう言われちゃったら、仕方ないね。
みんなで行こう。
(暗転)
[加蓮・凛・未央]
わあああああああああっっ!!
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3人の悲鳴が、お化け屋敷に響いた……
(分岐3終了)
(移動)