立命館大学にてゲーム制作を行うサークルの総合wikiです。

はじめに

へいどうも、隠居勢の学生Sでござんす
今回どうにもツクールについてのことを残しとかないと
今後のサークル活動でツクールが廃れていくだろうという恐怖心からこの記事を書かせてもらいました。
今回はツクールとはなんぞや、他のエンジンと何が違うのかという大雑把な大体のお話
最後までお付き合いいただけると幸い

ツクール #とは

ぶっちゃけツクールってなんぞやという話ですが、
公式曰く
ゲームが好きな人なら、「自分もゲームを作ってみたいな」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか?しかし、そこに立ちはだかるのが“プログラムの壁”。これにぶつかり、ほとんどの人は「難しいからヤメタ!」とあきらめていたことだと思います。 
しかし、これはゲーム業界全体にとっても、もったいないことです。もしかしたら、そのあきらめてしまったアイデアの中には、世界を揺るがす大ヒットにつながる作品があるかもしれないのですから。 
「プログラムを覚えないでゲームを作りたい」「誰もが簡単にゲームを作ることはできないか」そうしたいろんな人の思いをかなえるために生まれたのが、『ツクールシリーズ』なのです。
(https://tkool.jp/outline/index 公式HP“ツクールって何?”より抜粋)
という話

要は「プログラムわからんでもゲームが作れる」ということである。
(とはいっても突き詰めるとプログラムの話に否が応でも入るわけだが)

他と何が違うのか

このwikiにも他にUnityとDXライブラリが存在しているが、
最大に異なるのは「既にRPGの形として用意されている」という点である

ここでの形とは「メニュー画面」だったり「キャラクターの描写・移動」だったり「イベントの処理」だったり、RPGゲームとして必要な要素のことだ。
UnityやDXライブラリの場合、まず初めにその様なゲームとして必要な要素を1から実装しなくてはいけない。
もちろんプログラムとして

シューティングやアクションの場合、まだ要素は少ないので気持ち楽だがRPGの場合だとそうはいかない。
なんせゲームとして必要な要素が多すぎる。


更に言えばタイルごとの当たり判定や当たった時のマップ移動処理、BGMやSEの処理等諸々ついてくる

ツクールの場合、既に用意されているので実装の手間がなく、すぐにRPGとして成り立たせることが可能なのだ。
UnityやDXライブラリでRPGを作ってる人がいたらその人はマジでヤバい人(誉め言葉)である。

ツクールの弱点

「プログラムわからんでもゲームが作れる」・「RPGとして必要なものがそろっている」
というのがツクールの強みである。
では弱みは?
ずばり、「RPG以外のものが凄く作りにくい」という点である

ツクールはとにかくRPG特化でそれ専用に機能も充実している。
そしてそれ以外の、「シューティングやアクション等」といったジャンルがものすごく作りにくいのだ。

「作りにくい」と言ったのは「やろうと思えば作れる」からである。
ただし、それを行おうとすればツクールの機能を十全に知ったうえで
プログラミングの知識をフル活用して作らなくてはならない。
そして、プログラミングの知識をフル活用するのであれば最初からUnity・DXライブラリを利用した方がいい話なのだ。


イベント処理の編集画面。こいつを駆使してやれば他のジャンルのゲームも作れるが
そんなことやってる暇があるなら他のエンジンでソースコードを打った方が早い

もしもツクール作品でアクションやシューティングが実装されてるものがあればそれはものすごい変態さん(誉め言葉)が作ったものだとして参考にしないように

ここまでのまとめ

-ツクールシリーズはRPG特化、かつプログラミングがわからなくても作れる
-RPG作るならツクール、それ以外ならUnityやDXライブラリ

今回の説明は以上となる。
次回はツクールの種類と類似エンジンについて話せれば

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